東京都内
2017.07.15更新
【東京都内】治療費が安いAGAクリニックおすすめランキング
目次
東京で薄毛治療をするのにおすすめのAGAクリニックは?
男性の特有の薄毛『AGA』を専門に治療している病院がいわゆる「AGAクリニック」です。
現在AGAクリニックは全国各地に存在しますが、中でも東京都は日本全体で見てもAGAクリニックがトップクラスに多い地域となっています。
しかもその多くのクリニックが駅の近くに院を構えていて、自宅や通勤・通学先の最寄り駅から通いやすいのも特徴のひとつです。
しかし、数が多いせいで「どのクリニックを選べばいいのかわからない」という問題も発生しがちです。
そこで今回は東京都でおすすめのAGAクリニックと、クリニック選びを失敗しないためのポイントをご紹介していきたいと思います。
東京都でおすすめのAGAクリニックランキング
1位 湘南美容クリニック
住所 | 電話番号 | |
新宿本院 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F | 0120-5489-40 |
新宿南口院 | 東京都新宿区新宿4丁目2-23 新四curumuビル6階 | 0120-955-577 |
AGA新宿院 | 東京都渋谷区代々木2-2-13新宿TRビル4階 | 0120-548-911 |
銀座院 | 東京都中央区銀座1丁目3番9号 マルイト銀座ビル2階 | 0120-049-055 |
表参道院 | 東京都港区南青山5-6-26 青山246ビル8F | 0120-489-660 |
池袋東口院 | 東京都豊島区南池袋1丁目19-6 オリックス池袋ビル 2F | 0120-742-910 |
池袋西口院 | 東京都豊島区池袋2-6-1 KDX池袋ビル3F | 0120-5489-63 |
品川院 | 東京都港区港南2-4-3 三和港南ビル3F | 0120-765-999 |
秋葉原院 | 東京都台東区秋葉原1-1 秋葉原ビジネスセンター6階 | 0120-955-822 |
上野院 | 東京都台東区上野2-7-13 JTB損保ジャパン日本興亜上野共同ビル3F | 0120-214-999 |
湘南メディカル記念病院(両国) | 東京都墨田区両国二丁目21番1号 | 0120-979-654 |
蒲田院 | 東京都大田区蒲田5丁目17-2 ヒューリック蒲田ビル8F | 0120-955-911 |
立川院 | 東京都立川市曙町2-13-1 TK 立川 ビル9F | 0120-489-790 |
町田院 | 東京都町田市原町田6-3-20 TK町田ビル5F | 0120-489-820 |
湘南美容クリニックをおすすめする4つの理由
湘南美容クリニックは美容外科・美容皮膚科・美容歯科の大手美容外科グループで、全国に70院以上を展開しています。
美容外科や美容皮膚科のグループと聞くと片手間で薄毛治療しているかのような印象を受けますが、男性の薄毛治療に特化した『湘南美容外科AGA新宿院』も開院したほか、湘南美容クリニックオリジナルのプロペシアジェネリックを開発するなど、男性の薄毛治療こそが本業と言えるほど大きく力を入れています。
そんな湘南美容クリニックがおすすめな理由は以下の4点です。それぞれ具体的に見ていきましょう。
- プロペシアが日本トップクラスの安さ
- 薄毛の治療方法が多彩
- ホームページの症例写真が2000枚以上!
- 多岐にわたる割引サービス
1.プロペシアが圧倒的な安さ!
湘南美容クリニックは院でジェネリック医薬品を作っていて、湘南美容クリニックオリジナルのプロペシアを処方しています。
そのオリジナルプロペシアが都内トップクラスの安さなんです。
というか、都内どころか私の調べた範囲でプロペシアが3,000円未満のクリニックは見たことがありません。
プロペシアの安さなら日本トップクラスと言っても過言ではないでしょう。
2.多彩な治療法を用意している
プロペシアがあまりにも安いので投薬治療ばかりが目に付きますが、湘南美容クリニックでは頭皮注射や植毛などの治療プランも用意されています。
もともと大手の美容外科グループなおかげか、最新式の治療マシンなんかもすぐに導入される傾向にありますね。
治療の選択肢が多いほど満足できる治療ができる可能性も高まりますから、自分にぴったりの治療法が探しやすいわけです。
3.公開されている症例写真が多い
湘南美容クリニックのホームページでは2,000枚以上の症例写真が公開されています。
症例写真を公開しているクリニックは珍しくありませんが、その枚数が2,000枚を超えているというのはかなり珍しいです。
これだけの数の症例写真があると自分と同じような年齢で同じような薄毛の患者さんが探しやすいというメリットがあります。
たとえば20代の人が50代の患者さんの症例写真を見てもイマイチ参考にしづらいですよね。
なので、多くの症例写真から自分と似た年齢・症例の人が探しやすいのは大きなポイントなのです。
4.割引サービスが豊富
湘南美容クリニックは治療時に使える割引サービスが豊富なのが特徴です。
たとえば「投薬治療が2年目以降なら割引」や「平日に自毛植毛手術を受ければ割引」、遠くから来る場合は交通費が支給されたりといったサービスがあります。
とにかく割引プランが多岐にわたるので、実際に治療を受ける際は上で紹介している価格よりも安くなることが多くなるでしょう。
2位 AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックをおすすめする4つの理由
『AGAスキンクリニック』は日本全国の主要都市に50院を展開している大手AGAクリニックです。
テレビCMも打ち出しており、知名度で言えば日本でも1,2を争うでしょう。
そんなAGAスキンクリニックをおすすめする理由は以下の4点です。
- 治療方法が豊富
- 発毛実感率99.4%
- 症例写真を提供するモニター治療なら最大30%割引
- 学生なら学割で10%割引
1.薄毛治療の方法が豊富
一般的なAGA治療はプロペシアとミノキシジルによる飲み薬での治療ですが、AGAスキンクリニックではそれ以外にも頭皮に直接薬を注射する『Dr.メソ』や、毛髪を移植する『植毛手術』といったさまざまなAGA治療を用意しています。
そのため薬での治療にイマイチ納得ができない人や、投薬治療にも選択肢を増やしたい人でも満足できる可能性が大きいのです。
2.治療から半年で発毛実感率は99.4%
AGAスキンクリニックで治療を受けて「発毛した」と実感できた人は99%を超えています。
より正確に言うと、通院して4~6ヶ月の患者さんの中で発毛を実感できた人が99.4%ということですね。
AGAスキンクリニックでは定期的に患者さんへのアンケートを行っていて、4~6ヶ月目のアンケートを抜粋するとそのような結果が出たということです。
一般的にはAGA治療の効果が出てくるまでには半年~1年と言われていますから、比較的早い段階から患者さんの満足が得られていることになります。
3.治療のモニターになれば治療価格が最大30%OFF
AGAスキンクリニックのホームページでは症例写真として患者さんの写真が使われることがありますよね。
あれは勝手に患者の治療経過を載せているわけではなくて、きちんと事前に許可を貰っている人の写真を掲載しているんです。
このように「ホームページや病院での治療説明の際に使われる症例写真として使用を許可した人」のことを治療モニターと呼びます。
治療モニターになると治療費がモニター価格として割引されるようになっていて、最大で30%の割引を受けることができます。
(※割引率は治療内容などによって変動します)
4.学生には嬉しい学割制度も!
これは学生限定のメリットですが、AGAスキンクリニックには学生の治療価格が10%割引になる学割制度もあります。
学生はどうしても自分で使えるお金が少なくなりがちですから、少しでも治療の負担が抑えられるのは嬉しいですね。
3位 イースト駅前クリニック新宿院
住所 | 電話番号 | |
新宿院 | 東京都新宿区新宿3-23-4 第3大谷ビル3F | 03-5363-1181 |
新橋院 | 東京都港区新橋1-15-7 新橋NFビル B1F | 03-6206-1811 |
イースト駅前クリニックをおすすめする4つの理由
名前のとおり駅の近くで迅速な処方を行ってくれるイースト駅前クリニック。
そんなイースト駅前クリニックがおすすめの理由は、
- 薬の価格が安い
- 処方までの時間が短い
- まとめ買い割引がある
の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.プロペシアやミノキシジルといった薬の価格が安い!
イースト駅前クリニックの治療費は他院と比較するとかなり安めに設定されています。
月に2万円以上かかることが珍しくない薄毛治療の世界で、プロペシア+ミノキシジルのセットが11,000円(割引込)で手に入るのは相当すごいことです。
2.来院から処方までの時間が短いのでラク!
病院というとどうしても「待合室で長々と待たされて診察を受けなければならない」というイメージがありますが、イースト駅前クリニックではそんなことはありません。
薬の追加処方をするときは詳しく検査したり診察したりする必要がないので、単に薬を受け取って料金を支払うだけで済みます。
イースト駅前クリニックで治療を受けたら、まるでドラッグストアに薬を買いに行っているような感覚になることでしょう。
クリニックに行ってから薬を受け取るまでにかかる時間は長く見積もっても10分未満です。
3.薬のまとめ買いで割引してもらえる!
イースト駅前クリニックでは複数の薬をまとめて購入することで薬が安くなる「まとめ買い割引」のシステムを導入しています。
具体的には以下のように割引されます。
- AGA治療薬(※)+ミノキシジル外用薬の同時購入で500円引き
- AGA治療薬+ミノキシジル内服薬の同時購入で1,000円引き
- AGA治療薬+ミノキシジル内服薬+ミノキシジル外用薬の同時購入で1,500円引き (※AGA治療薬はプロペシア・プロペシアジェネリック・ザガーロのいずれか1種)
一般的にAGA治療をするときの薬の組み合わせはプロペシア+ミノキシジル内服なので、ごく一般的な治療をするだけでも1,000円の割引が受けられることになります。
割引を受けるためのハードルが低いのも嬉しいですね。
4位 新宿中央クリニック
住所 | 電話番号 |
東京都新宿区西新宿1-19-5 新宿幸容ビル6F | 0120-669-970 |
新宿中央クリニックがおすすめな4つの理由
全国に20院展開する中央クリニックグループが新宿に展開している新宿中央クリニック。
薄毛専門の病院というわけではないのですが、薄毛治療に大きく力を入れているこのクリニックにはAGA専門の病院と比較してもおすすめすべき理由が4つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.ミノキシジルの内服薬が安い
ミノキシジルの内服薬(ミノタブ)が5,000円未満で購入できるクリニックを私はほとんど見たことがありません。
プロペシアは安値で提供しているクリニックが多くありますが、ミノキシジルを安くするのは難しいのか、安いクリニックでも5,000円を超えてしまうことが多いのです。
しかし、そんな中で新宿中央クリニックではミノキシジルを4,320円という安価で処方しています。
これは少なくとも私が調べた中では東京都最安値の値段です。
2.投薬治療だけでなくHARG治療も用意されている
新宿中央クリニックは薄毛専門でないクリニックにしては珍しく、投薬治療意外にも薄毛治療の選択肢を用意しています。
それがHARG治療と呼ばれる頭皮注射の治療です。
一般的な投薬治療よりは高額ですが、頭皮にダイレクトに成分が行き渡るため、より効果的な薄毛治療をしたい人が投薬治療の追加のプランとして選ぶことも多い人気の治療法です。
このように専門病院でないにもかかわらず様々な選択肢が選べるというのは抑えておきたいメリットですね。
3.毛髪診断士による無料カウンセリングが受けられる
新宿中央クリニックは薄毛治療専門ではないので薄毛治療に詳しくない先生もいます。
カウンセリングを受けるときにそういう先生に当たってしまったら困りますよね。
そこで新宿中央クリニックでは『毛髪診断士』という髪の毛に関する専門家をカウンセラーとして雇っています。
無料カウンセリングを受けるときは必ず毛髪診断士の人がカウンセラーになってくれるので、安心して髪の毛に関する相談ができるのです。
4.薬の処方だけもOK
薄毛治療は基本的に毎月同じ薬をもらうだけなので、毎回毎回待合室で待たされて似たような内容の診察を受けるのは面倒だと考える人もいるでしょう。
そんなときは薬だけ処方してもらうことができます。
病院に行って受付で薬を貰ってそのまま帰ることができるのです。
実質的に薬屋で買い物しているようなものですから、病院通いに時間を取られたくない人には嬉しいサービスですよね。
5位 オズクリニック東京新宿院
住所 | 電話番号 |
東京都新宿区新宿3-11-9花菱ビル9F | 03-5379-1331 |
オズクリニックがおすすめな4つの理由
オズクリニックは東京の他にも新潟・名古屋・大宮と日本の各地にクリニックを持っているオズグループのAGAのクリニックです。
大手クリニックに比べると分院の数は少ないですが、それでも日本各地にクリニックを開院するだけの実績を持っていることは事実です。
そんなオズクリニックをおすすめしたい理由は以下の4点です。
1.徹底的にプライバシーに配慮した空間づくり
オズクリニックでは私たちの「頭を他人に見られたくない」という気持ちに極限まで配慮していて、なんと診察室だけでなく待合室から完全に個室となっています。
さすがに病院の外では他の患者さんと会うこともありますが、いったんクリニックの中に入ってしまえば二度と他の患者と遭遇することはありません。
そこまで他人を気にはしないよという人もいるかも知れませんが、他人の目がとにかく気になるタイプの人には嬉しい配慮がなされているのです。
2.医学的な治療だけでなく頭皮ケアのプランもある
オズクリニックは医学的な治療を行うAGAクリニックにしては珍しく、蒸気を使って頭皮をマッサージするような頭皮ケアも治療プランに組み込むことができます。
頭皮ケアだけではAGAは治らないのであくまでも追加プランのひとつということになりますが、単にAGAを治すだけでなく、より健康的な頭皮を手に入れたいと考えている人にとってはこういった選択肢があるのは大きなメリットでしょう。
3.3ヶ月以内に発毛を自覚した人の割合が95%!
オズクリニックでは治療3ヶ月以内に発毛を自覚した人が95%いるというアンケート結果が出ています。
あくまで「発毛を自覚」なので3ヶ月で完璧にフサフサになったというわけではありませんが、それでも90%以上の人がたったの3ヶ月で発毛を実感しているというのは衝撃的です。
4.サービスがいいのに薬の価格も安い
オズクリニックのプロペシア・ミノキシジル内服はどちらも5,235円で処方されています。
初診料・再診料は無料なので、追加プランを考えずに一般的な薄毛治療だけをすると考えると10,470円で薄毛治療ができることになります。
プロペシアとミノキシジルはどちらも平均価格が6,000円ほどなので、単純に考えてもオズクリニックの治療費は平均と比べると1ヶ月あたり1,500円安い計算になります。
6位 新宿ウエストクリニック
住所 | 電話番号 |
東京都新宿区 西新宿7丁目9−7 丸山ビル5F | 03-5330-4079 |
新宿ウエストクリニックがおすすめな4つの理由
新宿ウエストクリニックは新宿で男性の悩みを対象に治療を行っている病院です。
具体的にはAGAの他にEDや治療を行っています。
そんな新宿ウエストクリニックがなぜおすすめなのか。それには以下に挙げる4つの理由があります。
1.男性の悩み特化の病院なので女性と遭遇しなくて済む
上で説明したように、新宿ウエストクリニックはEDとAGAの治療に特化したクリニックです。
EDとAGAはどちらも男性の悩みですから、女性は新宿ウエストクリニックに近づく理由すらないことになります。
スタッフも全員男性なので、待合室で女性の目を気にする必要がないのです。
2.歴史の長いクリニックなので安心
新宿ウエストクリニックは1986年に開院された歴史あるクリニックで、プロペシアは日本で認可されたときから処方しています。
つまり、日本でプロペシアをもっとも早く処方したクリニックのひとつであり、薄毛治療においてはある意味で元祖とも言えるクリニックなのです。
3.クレジットカードや電子マネーでの支払いにも対応
病院は現金払いのみのところが多いですが、新宿ウエストクリニックはsuicaのような電子マネーやクレジットカードでの支払いにも対応しています。
現金を持ち合わせがないときでも安心して支払いができるというのは病院にしてはなかなか珍しいメリットです。
4.正真正銘の年中無休
「年中無休」と表現しているクリニックでもお正月や夏休みといった長期休暇は取ることが多く、文字通りの年中無休ではないことが多いです。
しかし新宿ウエストクリニックは正月や夏休みも一切取らず、正真正銘の年中無休で営業しているのです。
たとえばあなたが1月1日の元旦に薄毛治療の薬を切らしてしまったとき、新宿ウエストクリニックを受診すればなんの問題もなく薬を処方してもらうことができます。
AGA治療薬はそんな頻繁に処方してもらうものでもないのでそれほど大きなメリットではありませんが、医師に相談したくなったときなどにもいつでもクリニックが開いているという安心感があるのは嬉しいですね。
AGAクリニック選びで失敗しないための3つのポイント
AGAクリニック選びで失敗しないためには以下の3つのポイントを抑えておくことが重要です。
- 無料の相談・カウンセリングを実施しているクリニックを選ぶ
- 治療費の価格が安いところを選ぶ
- 「自分もこうなりたい」と思える症例写真を見せてくれる
無料の相談・カウンセリングを実施しているクリニックを選ぶ
こういうケースはあまりないと思いますが、事前にほとんど相談ができず「治療方法や価格については治療を開始してからお話します」と言ってくるようなクリニックは選ぶべきではありません。
どういった治療を行うか。どれくらいの費用が必要になるか。
こういった情報は治療前に無料のカウンセリングですべて尋ねることができるクリニックを選ぶべきです。
絶対に疑問や不安を抱えたままクリニックを選んではいけません。
クリニックを選ぶときは自分で100%の納得ができたと確信できたタイミングで選んでください。
また、AGAクリニック選びの際には治療や価格とは別の問題として「医師が人間的に気に入らない」という問題が発生することがあります。
態度が悪いとか、イマイチ親身になってくれないとか、そういう性格的な問題は実際にクリニックでカウンセリングや相談をしてみないことにはわかりません。
こういった理由からもAGAクリニックは無料カウンセリングのある院を選んだ方がいいのです。
治療費の価格が安いところを選ぶ
AGAクリニックは治療費を比較してできるだけ安いクリニックを選ぶことをおすすめします。
安物買いの銭失いということわざがあるように、安いものは高いものよりも劣っているという考えが一般的ですが、AGA治療は高額であればあるほど良いというわけではありません。
もちろん高い金額をかければそれだけ治療の選択肢は広がりますが、1ヶ月に10万円使って治療している人が必ずしも1ヶ月1万円で治療している人より優れているとは限らないのです。
なぜAGA治療は安いほうがいい?
医療に関する法律によって、AGA治療で使う薬は病院側が自由に値段を決められると定められています。
ある病院では5,000円の薬が別の病院では1万円になっているケースも現実に存在します。
治療費が倍違うのに治療内容は同じ薬が処方されるだけだったら単純に治療費が損ですよね。
なのでAGA治療は治療費が安いほうがいいのです。
AGA治療薬の平均費用は?
AGA治療では脱毛を抑制する『プロペシア』と発毛を促進する『ミノキシジル』の2種類です。
これはどちらも私の調べた限りでは平均価格が約6,000円ほどです。
なので、プロペシアとミノキシジルを両方使った治療の費用が12,000円よりも高ければ平均よりも高い治療費ということになります。
そして12,000円よりも安ければ平均価格よりも安い治療費の安価なクリニックというわけです。
「自分もこうなりたい」と思える症例写真を見せてくれるクリニックを選ぶ
ホームページをチェックしたときや事前の無料カウンセリングを受けたときなど、そのクリニックの患者が治療を受けたらどういう結果になったのかが症例写真で見れると思います。
その症例写真を見たときに「自分もこの症例写真のようになりたい」と思えるかどうか、まず考えてみてください。
これは特に植毛手術のような"治療が成功するか失敗するかが医師の技術に関わっている治療方法"でAGA治療をする際に重要なポイントです。
たとえば植毛手術の症例写真を見てみたらどうにも生え際に違和感を覚えるクリニックがあったとします。そのクリニックがあなたにだけ完璧な植毛手術ができると考えるのは論理的ではありません。
症例写真とまったく同じとまでは言わなくても、症例写真とかなり似た結果が待ち受けていると考えるべきです。
もし症例写真を見て「こうはなりたくないな」と少しでも感じる要素があったのなら別のクリニックを探してください。
AGAクリニックはたくさんあるのですから、妥協せずに納得できるまで探し続けるべきです。
皮膚科でもAGA治療ができるって聞いたけど皮膚科はダメなの?
確かに皮膚科でもAGA治療に使う薬を処方してもらうことはできます。
しかし、結論から言えば皮膚科でのAGA治療はおすすめできません。
なぜなら、皮膚科では脱毛を抑制する治療しかできないからです。
AGA治療には抜け毛が起こるのを止めて現状維持するのが目的の「脱毛抑制治療」と、抜け毛を止めつつさらに毛を生やしてフサフサの頭髪を取り戻すのが目的の「発毛治療」の2種類があります。
脱毛抑制治療では『プロペシア』という薬を、そして発毛治療ではそれに加えて『ミノキシジル』という薬を使います。
AGAクリニックで行われるAGA治療では、まずプロペシア+ミノキシジルを使った発毛治療でフサフサの頭髪を取り戻し、それから脱毛抑制治療で取り戻したフサフサの髪の毛を維持していきます。
まずは毛を生やして、それからその毛を維持する治療プランです。
一方で、皮膚科にはプロペシアを使って現在の髪の毛を維持するプランしかありません。
法律的な問題があって、皮膚科では発毛治療に使う薬『ミノキシジル』が処方できないのです。
治療費に関してもAGAクリニックより皮膚科のほうが治療費が高い傾向にあるため、治療方法・治療費の両面から考えても皮膚科を選ぶ必要性はないと言っていいでしょう。
そもそもAGAってなに?
人間の髪の毛はだいたい4~5年ほどの周期で生え変わるようにできています。これは逆に言うと一度髪の毛が作られたら4~5年は新しい毛が作られないということを意味しています。
本来なら一度髪の毛が作られて5年間新しい毛が作られなくなっても、既に生えている毛が5年間成長を続けるので見た目にはなにも問題が起こりません。
しかし、ここで髪の毛が5年ではなく1年で抜けてしまったらどうでしょうか。新しい毛が生えてくるまで4年間は毛が生えてこない状態で過ごさなければなりませんよね。
このように、毛が本来の寿命よりも早く抜けるようになってしまう脱毛症が『AGA』です。日本語名では『男性型脱毛症』と呼ばれます。
AGAになると生え際の後退(いわゆるM字ハゲ)や頭頂部の脱毛(いわゆるてっぺんハゲ)といった症状が起こります。
AGAは『DHT(ジヒドロテストステロン)』という男性ホルモンが原因となって引き起こされます。DHT自体は男性なら誰もが体内に持っているごく普通の男性ホルモンです。
ただ私たちは遺伝的にDHTに対して過剰に反応する体質で生まれてくることがあり、そういった体質の人はDHTが髪の毛を抜けさせてしまう物質『脱毛因子』に変わりやすいのです。
男性ホルモンが原因でAGAになるのに男性全員が薄毛にならないのは遺伝が関わっているためです。
AGAを治療するにはどうすればいいの?
AGAは医学的な治療をしなければ治りません。
たとえば睡眠時間を増やすとか、健康的な食事を摂るとか、定期的に運動するといった対策は通用しないのです。
もっと直接的に言うと、毛を生やしたり抜け毛を止める薬を使うか、毛を移植するかしかありません。
薬を使う方法にも飲むか、塗るか、注射するかなどさまざまな方法があるので詳しく見ていきましょう。
- 投薬治療
- HARG治療・メソセラピー
- 自毛植毛
AGA治療薬を使った投薬治療
投薬治療では『プロペシア』という「抜け毛を止める薬」と『ミノキシジル』という「毛を生やす薬」の2種類を使って治療していきます。
(※プロペシアの代わりにザガーロという薬が使われることもあります)
先ほど説明したようにAGAは毛の寿命よりも早く抜けてしまうようになる脱毛症です。
なので、まずは毛が寿命をまっとうできるように抜け毛を止める薬『プロペシア』を使います。
もっと正確な効果を説明すると、この薬はAGAの原因物質のひとつであるDHTが作られるのを抑制する効果を持っています。
いくら遺伝的にDHTを脱毛因子に変えてしまう人でも、材料となるDHTがなければ脱毛因子を作りようがないですから、結果として抜け毛が起こらなくなるのです。
また、ただ単に抜け毛を止めるだけだと既に毛が抜け落ちてしまった毛根から毛が生えてくるのに時間がかかりますよね。
そこで出てくるのがミノキシジルです。
ミノキシジルは休んでいる毛根に直接はたらきかけて毛の成長を促す効果を持っています。
簡単に言えば強制的に毛を生やす効果を持っている薬です。
この薬を飲むことによってできるだけ早くフサフサの毛を取り戻せるというわけですね。
飲んだときよりも効果は薄まりますが、ミノキシジルは頭皮に塗っても効果が出るので、飲み薬ではなく塗り薬として使われることもあります。
投薬治療の特徴として「薬とはほぼ一生付き合っていくことになる」ことが挙げられます。
あくまでAGAの原因物質が作られないように薬で押さえつけているだけなので、薬を飲むのを辞めたらまた脱毛因子が作られるようになってしまうからです。
HARG治療・メソセラピー
上で説明したAGA治療薬は基本的に飲み薬として使うのですが、これをダイレクトに頭皮注射する治療法があります。それが『HARG治療』や『メソセラピー』と呼ばれる治療法です。
頭皮注射を用いる治療は『HARG治療』だったり『メソセラピー』だったり『ミノキシジル注射』だったりとクリニックによって名前が異なりますが、本質的にはやっていることがほぼ同じなので同じものとして説明したいと思います。
飲み薬を使った治療は口から体内に入り、血液に運ばれて頭皮まで成分が届けられる仕組みになっています。
この方法でも発毛効果は得られるのですが、体内の余計なところにも薬の成分が届けられてしまうという問題があるのです。
たとえば毛を生やす薬のミノキシジルは飲み薬として使うと体全体に発毛成分が行き渡ってしまうので体毛が全体的に濃くなってしまうという副作用を抱えています。
そこで頭皮に薬を直接注射して余計なところに成分が行き渡らないようにしよう。頭皮にだけ成分を送り込むことでより効果的に治療しようというのがHARG治療やメソセラピーです。
特にミノキシジルを用いたものが多いため、投薬治療で言えば「毛を生やすための治療」に当たります。
なのでこれ単体で治療していくというケースは少なく、治療のパターンとしてはHARG治療・メソセラピーで発毛治療をしつつプロペシアで抜け毛を止めるというものになるでしょう。
自毛植毛
今まで説明してきた治療法は薬を使ったものですが、薄毛治療には外科的に髪の毛を移植する手術も存在します。
それが『自毛植毛』です。
かつては植毛と言えば人工的に作られた偽物の髪の毛を頭皮に移植するのが一般的でした。
しかし人工的に作った髪の毛を頭皮に移植すると身体が拒否反応を起こして頭皮がひどく炎症を起こしたり、移植した毛がすぐに抜け落ちてしまったりとデメリットが多くありました。
そこで開発されたのが「自分自身の健康な毛根を薄毛の部分に移植して髪の毛を生やす」という自毛植毛手術です。
実はAGAは生え際や頭頂部といった決まった部位の毛しか抜け落ちないという特徴を持っています。
後頭部や側頭部の毛はAGAの人でも抜けることなくずっと生え続けるのです。
その特性を利用し、後頭部の毛根を薄毛部分に移植すればAGAの影響で抜けない毛を生やすのが自毛植毛です。
自分自身の毛根なので拒否反応が起こることもほぼありえませんし、AGAの影響を受けないので移植した毛は放っておいても普通に生えてくるようになります。
ただ、移植した毛だけはAGAの影響を受けないのですが、自毛植毛とは無関係の毛はAGAはによって抜けてしまう可能性もあるため、プロペシアと長い期間付き合うことになるのは自毛植毛も一緒です。
価格的にも100万円以上かかるケースが多いため、投薬治療ほどはメジャーでないようです。