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ミノキシジルの副作用を徹底解説

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このページでは、「ミノキシジル」の副作用を「塗ったときの副作用」と「飲んだときの副作用」とで分けて、徹底的にご紹介したいと思います。

ミノキシジルの効果や価格といった基本情報については「ミノキシジルとは?効果と作用機序を徹底解説」で解説していますのでこちらをご覧ください。

ミノキシジルは外用薬と内服薬とで副作用が違う!

ミノキシジルには「リアップ」や「カークランド」のような塗って使うタイプと「ミノタブ」と呼ばれている内服薬として使うタイプのふたつがあります。

どちらも成分は同じミノキシジルなのですが、体内に入れるか入れないかで副作用が大きく変わってきます。

外用薬は副作用が小さく、内服薬は副作用が大きいのが特徴です。

ミノキシジル外用薬の副作用はかゆみや発疹などの軽い頭皮トラブル!

ミノキシジルの副作用、頭皮のかゆみ

現実にミノキシジルの副作用としてもっとも多く報告されているのは頭皮のかゆみ、発疹などの軽いアレルギー反応です。

外用薬はどうしても皮膚に直接塗るという使い方をする都合上、皮膚が敏感な人は肌のトラブルを起こしてしまうことがあります。

酷いときは発疹のようなものができてしまったり、軽くても頭皮が痒くなるくらいの症状は起こってしまいます。

リアップというミノキシジル配合の発毛剤を販売している大正製薬のホームページによると、リアップの副作用発現率は50人中8.0%で、そのうちの6%が頭皮トラブルとなっています。つまり、被験者50人のうち4人に副作用が出て、3人が頭皮トラブルだったわけですね。

最後のひとりの副作用がどんなものだったかは記述がないのでわかりませんが、ともあれこれを「副作用発症率がたったの8%」と考えるか、それとも「8%もの人に副作用が出た」と考えるかは個人の考え方次第でしょう。

ミノキシジルを使うと低血圧になるって本当?

ミノキシジルはもともと高血圧の人が血圧を下げるのに使う飲み薬として開発されました。

そのため、普通の人が使いすぎると低血圧になる危険性があると批判されているのを見かけることもあります。

しかし、実際にミノキシジルを頭皮に塗って低血圧になってしまうようなことはないと言っていいでしょう。

現在この国で市販されているミノキシジル外用薬でもっとも濃度が高いのは『リアップX5』の濃度5%です。

リアップは1日2回、1mlの使用を推奨されてますから、2mlの5%=1.0mgのミノキシジルが頭皮に塗られることになります。

この1.0mgという量は高血圧治療を行なうにはあまりにも少なすぎる量です。

高血圧の治療に使うミノキシジル錠剤はミノキシジルの配合量が5mgや10mgのものなので、単純計算でもリアップの5倍から10倍はミノキシジルを使わなければ血圧を下げる効果が期待できないことになります。

さらに言えば外用薬は皮膚から浸透しなければならないので成分が100%吸収されるわけではなく、ある程度は皮膚のバリアに弾かれてしまいます。

高血圧治療用のミノキシジルと比べると濃度が低すぎる上に成分も吸収されにくいため、低血圧の症状はまず起こり得ないと言っていいでしょう。

ミノキシジル内服(ミノタブ)の副作用

悩む男性

ミノタブ(内服薬のミノキシジル)は外用薬よりも副作用が起こりやすくなっています

これは、ミノタブが塗った部分にしか成分が浸透しない外用薬と違って、内服薬は体内で吸収されたあとに成分が血液で運ばれて身体全体へと届いてしまうためです。

ミノキシジルの内服薬は日本国内ではまだ認められていない薬なので試験も行われておらず、副作用については正確なデータがありません。

現時点では海外の試験などから「低血圧による動悸や顔のむくみ」と「発毛効果によって毛深くなる」というふたつの副作用がメインの症状とされています。

血圧が下がることでめまい、動悸、顔のむくみなどが起こる

外用薬は成分濃度が低すぎるので「血圧が下がる」という効果は気にせずとも良いものでした。

しかし、ミノタブ(ミノキシジル内服薬)を飲んだ場合は血圧が下がる副作用が出てきます。もともと高血圧用の飲み薬として開発されたものを実際に飲んでるんですから、高血圧の人のための効果が出てくるのは当然とも言えますね。

血圧低下の症状として起こりうる症状は具体的には頭痛、肩こり、めまい、顔のむくみなどです。

ミノタブを飲むと髪の毛だけでなく身体中の体毛も濃くなってしまう

ミノキシジルタブレットには副作用がいくつかありますが、中でも一番起こりやすく、ある意味では『確実に起きる副作用』が存在します。

それは「発毛」です。

「いやいやいや、毛が生えるのを求めてミノキシジルを飲むのに、それが副作用ってどういうことだよ」と思われるかもしれませんが、この発毛はあなたが頭に思い描いている発毛とは少し異なります。

この場合の発毛とはすべての体毛が生えてくることを指します。すなわち、身体全体が毛深くなるのです。

外用薬のミノキシジルは塗ることによって効果が弱くなっていましたが、塗った場所にしか効果をもたらさないため、頭部以外の毛が生えてくるようなことはありませんでした。

しかし、ミノタブは違います。飲むことによってミノキシジルが身体全体に行き渡るため、身体全体の毛が生えてくるようになってしまうのです。

腕毛やすね毛は今の濃さ以上に濃くなってしまいますし、今まで胸毛なんて生えてこなかったという人にも胸毛が生えてきたりします。

身体全体にミノキシジルが行き渡ったのに、発毛効果が頭にしか出ないなんて都合のいい話はありません。

ミノキシジルの効果が出た場合は、髪の毛が生えるのとまったく同じメカニズムで体毛が濃くなるということには注意すべきですね。

女性にとってはかなり致命的な副作用であるため、現在のミノタブはほとんど男性専用の薄毛治療薬となっています。

ミノキシジルの代用品は無い!副作用と付き合っていくか、使用をやめるかの二択!

ミノキシジルの取捨選択

さて、ミノキシジルのさまざまな副作用をご紹介してきた今、
「ミノキシジルの効果は魅力的だけど、副作用は怖いし、ミノキシジルくらい効果があって副作用のない薬はないかな」
と考えている方も多いのではないでしょうか。

残念ながら、そんな都合のいいものは存在しないんですね……。

なぜなら、薬の副作用の強さはそのまま発毛効果の強さに直結しているからです。

ミノキシジルの副作用を恐れるあまり育毛剤に手を出してしまう人がいますが、「育毛剤って本当に効果あるの?あなたの知らない育毛剤の真実」でも解説しているように、育毛剤には毛を生やす効果は一切ありませんので、その選択は大いに間違っていると言わざるを得ません。

そもそも、副作用がないのにミノキシジル並の効果がある薬なんて実在していたら、ミノキシジルなんて薄毛治療の世界から消え去っています。

結局のところ、ミノキシジルに代替品はありません。

毛生え薬を使いたいならミノキシジルを使うしかなく、副作用が嫌なら毛生え薬は使えないということなのです。