育毛剤

育毛剤は毛が生えない!育毛剤会社が教えてくれない真実

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私たちは薄毛になってからようやく 「ヤバい! なんとかして薄毛を治さなきゃ!」 と考えてしまいがちです。

そんなときに真っ先に手を出してしまうのが気軽に買える市販の育毛剤なわけですが、いざ使い始めると
「どれだけ使っても効果が実感できない」
「むしろ使う前より減ってるようにすら見える」
といった悩みが出てきてしまいます。

そして、次第に育毛剤に対して疑いの気持ちがどんどん強くなってきて、2~3ヶ月も使えば
「本当に育毛剤って効果があるの?」
「効果があるって言う人も、無いって言う人もいてどっちが本当なんだかわからない!」
といった疑問や不安が頭から離れなくなってきていることでしょう。

そこでこのページでは医学的、法律的な観点から「本当に育毛剤には効果があるのか?」ということを検証していこうと思います。

育毛剤では毛が生えない!商品ページでは教えてくれない育毛剤の真実

まず最初に伝えておきたいことがあります。それは通販で売られている育毛剤では毛が生えないということです。

一般的に「ハゲ」とか「薄毛」と呼ばれている男性の薄毛症状は「AGA(男性型脱毛症)」という脱毛症によって引き起こされているケースがほとんどです。

AGAについては「AGA(エージーエー)とは?男性型脱毛症による薄毛・ハゲの原因と治し方!」の記事で詳しく解説しているのでこちらの記事を参考にしてください。

AGAは遺伝と男性ホルモンの組み合わせによって成長途中の毛が抜けてしまうようになる脱毛症であり、今のところは男性ホルモンの分泌を抑える以外の対策方法がありません。

薄毛の対策になる成分はたったの3種類しかない!

現代の医学ではAGAの原因となる男性ホルモンを抑制できる成分は「フィナステリド」と「デュタステリド」という2種類のみであり、このどちらかの成分が含まれていなければAGAを改善することはできません。

唯一の例外が大正製薬の「リアップ」シリーズに含まれている「ミノキシジル」という成分です。

ミノキシジルは単純明快に毛を生やす効果を持った文字どおりの毛生え薬で、薄毛の原因を取り除くのとは無関係に、強制的に毛を生やすことができる成分です。

AGAにおいては根本的な解決のできる成分ではありませんが、毛を生やせる効果があることからAGA治療にも使われています。

本当に効果のある成分については「AGAに効果がある発毛剤おすすめランキング【2017年最新版】」の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

まとめると、成分に「フィナステリド」か「デュタステリド」か「ミノキシジル」を含んでいない製品は男性の薄毛を改善する効果がないということになります。

通販の育毛剤には薄毛改善の成分が使えない!

薄毛対策になる成分が3種類しかないなら成分に気をつけて育毛剤を買えばいいんじゃないかって思いますよね。

でもそれは無理なんです。

なぜなら、日本の法律で薄毛治療のできる成分の入った薬を誰でも買える通販で売ってはいけないと決まっているからです。

実はAGAの治療に使える薬は医者にしか取り扱いのできない薬で、私たちが買おうと思ったら処方箋をもらわなければ売ってもらうことはできません。

通販サイトで誰にでも買えるような状況で売ってる時点でそれらの商品にはすべて薄毛対策の成分が入っていないことが確定しているのです。

実際に育毛剤の販売ページでは「毛が生える」とは一言も言っていない

「そんな馬鹿な! 自分が育毛剤を買ったページには【髪の毛が生える!】って書いてあったぞ! 騙された!」と感じた人もいるかもしれませんが、もう一度その商品紹介ページを確認してみてください。恐らくあなたが「髪の毛が生える」という意味で読んでいた文章は、より正確には次のような文章になっているはずです。

  • 失っていた自信が取り戻せる。
  • 髪の毛にハリ・コシが出て来る
  • 毛が強くなる
  • 髪がボリュームアップする

全部書くとそれだけで途方もない量になってしまうのでこの辺にしておきますが、大体こんな感じの表現だったはずです。

これらの文章は「育毛剤を使用することによるメリット」として説明されている部分ですが、よく読んでみると「髪の毛が生えてくる」とは一言も言っていないことに気付くかと思います。まさに言葉のマジックですね。

なんでわざわざこんな回りくどい書き方をしているのかというと、育毛剤には髪の毛を生やす効果がないからなんですよね。

法律によって「薄毛対策の成分を配合してはいけない」と決まっている以上、育毛剤には薄毛を改善する成分は入っていません。

そして、存在しない効果をあたかも存在するかのように宣伝することも法律で禁じられているため、育毛剤は「毛が生える」とか「薄毛が治る」と宣伝することもできません。

なので育毛剤は「ボリュームが出る」とか「ハリ・コシが出る」とかそういうふんわりとした表現を使って消費者が勘違いするように仕向けているのです。

医薬部外品の育毛剤と、医薬品の発毛剤の違い

ちょっと難しい話をすると、AGAを改善できるフィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルは「医薬品」という扱いになっています。

医薬品は簡単に言うと「症状を治すような強い効果があるが、代わりに副作用がある」というものです。病院で処方される薬がこの医薬品にあたります。

副作用があると言うとデメリットに聞こえるかもしれませんが、そもそも薬には自分が求めていない効果が出るのが当たり前で、それを副作用と呼んでいるにすぎません。

副作用は薬に欠陥があるから存在しているわけではないのです。

一方で育毛剤は法律上「医薬部外品」という扱いになっています。

医薬部外品とは、症状を治すような強い効果がない代わりに副作用の心配もほとんどない薬のことです。

わかりやすい例でいうと「うがい薬」などが医薬部外品として挙げられます。うがい薬は喉の除菌を行うので風邪の予防には効果がありますが、いざ風邪になった後にうがい薬を使っても風邪が治ったりはしませんよね?

育毛剤もそれと同じで、抜け毛を減らしたり血行を良くして髪の毛の成長を助けるような弱い効果はあっても、実際に髪の毛を生やすような強い効果はありません。

いくら副作用が怖いからといっても有益な効果すらない育毛剤を選んでは意味がないのです。

育毛剤に満足してる人、紹介してる人は嘘つきなのか?

育毛剤の効果が実感できない

世の中には育毛剤で失敗している人も多くいますが、育毛剤に満足している人もまた実在しています。

育毛剤で広告収入を得るために「育毛剤で生えました!」とか「育毛剤で満足してます!」と主張しているサイトも多くあるでしょうが、すべての人がそういったお金儲けのための嘘つきだったら育毛剤会社の方に利益が出ませんから、数はともかくとして育毛剤に満足している人全員が嘘をついているわけではないでしょう。

ただ、育毛剤で満足している人の多くは自分がAGAではないにもかかわらずそうだと思いこんでいる人ばかりなんですよね。

当たり前ですが、病院では薄毛じゃない人に薄毛の治療薬を処方することはできません。

熱を出してない人に解熱剤が処方されないのと同じで、問題を抱えていない人に薬を出しても無駄に副作用のリスクを抱えるだけですからね。

しかし、そんな思い込み薄毛になっている彼らの一部は「あなたはAGAではありませんよ。薄毛じゃありませんよ」と言われても医者を信用できません。そしてこう考えます。

「そんなはずはない。俺は薄毛なんだ。将来ハゲるんだ。対策を、治療をさせてくれ」

そんなときに出てくるのが育毛剤です。

育毛剤は医師の処方がなくても買えますので、「自分のことをAGAだと勘違いしている人」でも購入、使用することが可能です。

そして彼らは育毛剤を毎日使うことで、なんとなく髪の毛が増えたような気がして、薄毛を予防・改善できているという安心感を得られるのです。

ここで重要なのは、薄毛だと思いこんでるだけの人は始めから薄毛はないので、育毛剤を使っても使わなくても薄毛が進行しないということです。

思い込み薄毛になっている人たちはきっと「育毛剤のおかげで薄毛が治ってる!」と満足していることでしょうが、前提条件が違います。育毛剤で薄毛が改善したと思っている人には最初から薄毛の進行なんてなかったのです。

自分自身は何もせずとも健康なのに、「○○のおかげで健康になった!」というような商品はサプリメントや霊感商法の怪しい壺などにもよく見られます。

彼らはいわば安心を買っているわけなんですよね。何か対策をしないと不安で仕方がないのに、医者は薬をくれない。そんなときにすがるのが育毛剤やサプリメントのような大きな効果がない商品なのです。

副作用がないのは当たり前!なぜなら効果が薄いから!

育毛剤の効果を感じられない男性

育毛剤を売っているどこのページにも書いてあるのが「育毛剤にはミノキシジルなどと違って副作用が一切ありません!」 という宣伝文句です。

フィナステリドやミノキシジルなどの発毛剤はいかに副作用の危険があるかを解説し、一方で育毛剤には副作用がまったくないので安全である。そんな感じの説明になっています。

これは重要な事なので、ここではっきり言っておきましょう。

育毛剤には効果がないんだから副作用がないのも当たり前です

これは「お酒で泥酔してしまうみなさん、私のところのお酒なら酔っ払う危険はありませんよ」と宣伝してる飲み屋に入ったらアルコール度数0.01%のお酒が出てきたとかそんなレベルの話です。

それでは酔っ払いませんよね。だってアルコールが全然入ってないんですから。ただ酔っ払わない代わりに、気持ちよくもなれませんという話です。

高い効果を求めようとすれば、それだけ人体に与える影響は大きくなるので、当然副作用のリスクも大きくなります。

そのリスクがゼロということはつまり良い影響も悪い影響も与えられないということなのです。

なぜ育毛剤は満足度が高いのか?満足度90%超えのカラクリに迫る!

育毛剤満足度のカラクリ

巧みに言葉を操って「毛が生える」とは決して言わない育毛剤の販売ページで他にも目立つ文言と言えば「顧客の満足率」が挙げられます。

商品に対する「満足度」が90%を超えている商品は珍しくなく、限りなく100%に近いような商品だってたくさんあります。

でもまさか本当に100%近い購入者が満足してるわけはありませんよね。育毛剤を購入する多くの人が期待しているのは「発毛」で、育毛剤にはその発毛効果がないわけですから。

いくら思い込み抜け毛の人が満足してたって、「毛を生やしたい人」が100人中11人いれば満足度は90%を下回ります。

でも、実際には満足度90%超えの商品がゴロゴロしているわけです。次はこのカラクリをいくつかご説明しましょう。

アンケート結果の解釈を変える

たとえば次のようなアンケートがあったとします。

この商品の感想を次の1~5のいずれかでお答えください。 1.とても満足している 2.満足している 3.普通 4.不満だ 5.とても不満だ

現実ではそうならないでしょうが、今回はこのアンケートの解答が全部等しく20%ずつだったとしましょうか。すると結果はこうなります。

1.とても満足している:20% 2.満足している:20% 3.普通:20% 4.不満だ:20% 5.とても不満だ:20%

すると1と2の合計は40%ですから、普通に考えれば「満足度は40%」ということになるでしょう。

しかしこのアンケート、解釈次第では満足度を上げることができるんです。

たとえば次のような結果発表をすれば、20%上がります。

弊社のアンケートによると「不満だ」、「とても不満だ」と答えた人は全体の40%。実に60%の人が満足しているという結果になりました!

これでまったく同じ結果なのに満足度が20%上がりました。

これは「そもそも満足度とは何か」と定義されていないがために、アンケートの結果を自分の都合のいいように解釈できてしまうという話です。

上記の例はしくみを理解するためにとても単純にしたものですが、似たような話は割とどこででも行われています。

不平等なアンケート調査

アンケートの結果を良くするにはこんな方法もあります。

商品のテストにご協力ください。協力してくださった方には謝礼を差し上げます

まずこんな呼びかけをして商品のテスターを集めます。その上で先ほどのようにアンケートを取るという方法です。

多くの人は「他人から良くしてもらった後でその人に対して悪いことをできない」という心理を持っています。それを逆手に取って、まず相手に良くしてあげてからアンケートを取るのです。

具体例を挙げましょう。もしあなたが「1万円の報酬をもらってサプリメントのテスト」をしたとします。

1万円ももらったこの状況で終わり際のアンケートに「とても不満だった」と書ける人が何人いるでしょうか?

ひどい副作用で病気にでもなれば不満になりますけど、たいしたデメリットもなく、報酬までもらった上で「とても不満だった」なんて答える人はそうそういません

大抵の人は自分に報酬をくれた人に報いようと「とても満足した」とか「満足した」にチェックを付けます。少し不満に思っても「普通」くらいに留めるでしょう。

これが不平等なアンケート調査です。

このように、アンケートとは必ずしも正しい結果を示すわけではないのです。

効果の保証にはならない!権威付けに騙されないようにしよう!

否定する男性医師

効果のない商品に効果があるように見せかけるのは言葉のトリックでもできますが、より簡単でより効果の高い方法があります。それが「権威付け」です。

簡単に言えば、凄そうな機関に所属したり、偉そうな人に認めさせたり、なんだか頭の良さそうな理論を使うことで「なんかわかんないけど効果ありそう!」と思わせること。これが権威付けというものの本質です。

権威付けはメカニズムを知ってしまえばまったく凄く見えなくなるのですが、知らないでいるとめちゃくちゃ凄いことに見えてしまうというかなり危ない力を持っています。

そこで今回は、育毛剤の宣伝に多く見られる権威付けについて、メジャーなものをご紹介しましょう。

「ナノ」を見たらまず疑う!エセ科学商品は効果がない!

かつて「マイナスイオン」が一大ブームを起こしました。最近では「水素水」なんてシロモノも消費者庁を巻き込む問題になりましたね。

このような「科学的根拠があるっぽい商品」というのはいつの時代も一定の層に人気が出ます。

それらは科学がわからない人に対して、あたかも科学的に効果があるように見せかける詐欺商品と言っても過言ではないでしょう。消費者の無知につけこんで商品を売ろうとしているわけですね。

さて、そんなエセ科学ですが、悲しいことに育毛剤の世界にもよく見られます。それを見分ける重要ワードが「ナノ」です。

たとえば化粧品や育毛剤には「低分子ナノ水で浸透力アップ!」なんて宣伝文句を謳っているものがありますが、これを論破してみましょう。

まず「低分子ナノ水」ですが、そんな名前の物質はこの世に存在しません。これは企業側が作り出した言葉であることは間違いないでしょう。つまり、「ナノ化」のような何らかの処理を施した水を「低分子ナノ水」と呼んでいるわけですね。

確かにナノ化自体はきちんと実在する科学的な処理方法です。ものすごく簡単に言えば「物質を超小さくする方法」として使われています。

ただし、このナノ化による縮小はドラえもんのスモールライトのような「形をそのままに小さくする」という方法とはまったく異なります。

わかりやすく例えるなら、玉ねぎを小さくしたいときに、極小の玉ねぎを作るのではなく、通常の玉ねぎをみじん切りにするのがナノ化です。

みじん切りにした玉ねぎの破片をひとつ摘んでも、それはみじん切りにした玉ねぎの破片であって、玉ねぎそのものではありませんよね。

つまり、ナノ化するということは縮小することではなく切り刻むことであり、ナノ化した物質の性質は大きく損なわれるのです。

さらに難しい化学の話をしますが、水はもともと「低分子化合物」という物質であり、最初から低分子なので肌には浸透しやすい性質を持っています。変な処理をする必要なんてまったくないのです。

そしてもうひとつ言ってしまうと、どれだけ水をナノ化したところで、配合されてる成分の分子量は変わらないので育毛剤にナノ化した水を使っても意味がありません。

ナノ化した水にナノ化してない成分を混ぜたところで、ナノ化してない成分がナノ化するわけではありません。

コップに入った水に絵の具を混ぜて、色水にしても肌に絵の具の色が沈着しないのと同じです。

「水が肌に浸透しやすいかどうか」と「水に溶けた物質が肌に浸透しやすいかどうか」は関係ないのです。

こういったさまざまな点から、育毛剤に関する「ナノ」は何の意味もない見掛け倒しでしかないと言えるでしょう。

もちろん先程も言ったように「ナノ化」自体は実在するのでまったくの嘘だとは言えませんが、それでも「ナノ」を見たら一度疑ったほうが良いでしょう。

特許は理論の証明じゃない!

育毛剤に限らず、権威付けに特許を使っている企業は数多くあります。

その多くは、「我が社独自の成分が特許を取得!日本だけでなく海外でも認められています!」
などという宣伝文句とともに、その独自成分がいかに凄い効果を持っているかを長々書き連ねているわけですが、ここで「なるほど、この独自成分には海外も認めた効果があるんだな!」と考えてしまうのは早計です。

なぜなら「特許の取得」と「効果の実証」はまったくの別問題だからです。

小難しいことを抜きにして簡単に説明すると、特許の内容は別に真実である必要はありません。つまり極端な話をすると、嘘をついても特許は取れます。

特許は「あなたの考え出した理論や発明を許可なく他人に使わせませんよ」ということでしかないので、実際に特許を申請した発明に効果があるかどうかまでは保証しないのです。

「海外も認めた!」のも特許についてであって、育毛剤の効果についてではありません。ここが重要なのです。

モンドセレクションは申請すれば誰でも取得可能!

育毛剤に限らず、日本の製品の権威付けに多く使われているのが「モンドセレクション」です。

みなさんも大々的に「モンドセレクション金賞受賞!」なんて宣伝している商品を見かけたことは多いのではないでしょうか。

しかしながら、このモンドセレクションという賞はなんにも凄くありません。

モンドセレクションをありがたがっているのは日本だけで、海外ではほとんど評価されていません。

モンドセレクションはベルギーの機関がつけている賞なのですが、いまやモンドセレクションの審査を受ける製品の内約50%が日本製品であり、ベルギーの製品よりも日本の製品の方がモンドセレクションの審査を受けているような状態です。

オマケにこの賞はかなり受賞しやすいことで有名です。

評価基準は公開されていませんが、受賞基準は明確に示されており、次のようになっています。 100点満点の90点以上で特別金賞
80点以上で金賞
70点以上で銀賞
60点以上で銅賞

これを見ればわかるとおり、まずオリンピックの金メダルと違って、モンドセレクションの金賞は1位であることを意味しません

さらにもうひとつ衝撃の事実があります。金賞は最優秀賞ですらなく、上から2番目の賞だということです。

銀賞、銅賞に至ってはもっと悲惨です。70点以上80点未満が銀、そして60点以上70点未満が銅です。

モンドセレクションを見てもらえればわかると思うのですが、モンドセレクションが2017年に評価した製品は2965点で、そのうち受賞したのが

  • 最高金賞・・・420点
  • 金賞・・・1368点
  • 銀賞・・・737点
  • 銅賞・・・166点

となっていて、2965点中2691点、約9割が受賞しているんですね。

無意味とまでは言いませんが、凄いことではないのは確かですよね。

モンドセレクションは効果を評価しているわけではない!

モンドセレクションにはもう一つ問題があります。

それは「評価しているのは品質だけ」だということです。

少しややこしいのですが、ここで言う品質は「パッケージ」や「安全性」といったもので、食べ物で言う「おいしさ」や育毛剤で言う「生える効果」などに対する評価ではありません。

薄毛にまったく効果のない育毛剤でも最高金賞は取れるのです。