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育毛剤

ビタミンC配合の育毛剤の効果は?発毛効果について検証

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最近になって「ビタミンCが薄毛に効く」という噂を多く耳にするようになりました。

「なんでビタミン?それもCに限定して?」と激しく疑問だったのですが、かなり怪しい宣伝を行っているビタミンCの育毛剤が存在するということを知ってその疑問が氷解しました。

確かにビタミンCは髪の毛を作るために必要な栄養素ではありますが、それだけでは薄毛対策できるとは言えない成分です。そんなビタミンC信仰を貫いた結果、薄毛の進行を招いてしまう人がいる状況はどうかと思ってしまいます。

そこで、このページではビタミンCに過剰な期待を抱いている人たちに真実をお伝えしていきたいと思います。

ビタミンCに育毛・発毛効果はない!

まず根本的なところからお話をしますが、ビタミンCに髪の毛を生やしたり育てたりする効果はありません。

もう少し詳しく説明すると、この国で「髪が生える」と認められている成分は発毛剤の成分である「ミノキシジル」「フィナステリド」「デュタステリド」の3つしかなく、ビタミンCが国の認める発毛成分に含まれていないというのが一番の理由です。

また常識的な部分から語るとするならば、もし仮に「ビタミンCを摂取したら毛が生えてくる」というのが真実だった場合、これは毛が薄い人にとっては満足かもしれませんが健康な人や子供にとっては深刻な副作用以外の何物でもなく、誰でも簡単にサプリを購入できるような成分になっているはずがありません。

いまこうしてビタミンCを多く含む食べ物やサプリメントが気軽にコンビニやスーパーで買えるという事実が「ビタミンCに発毛効果がない」という証明でもあるのです。

ちなみに国はビタミンCの効果をどのように認めているのかと言いますと厚生労働省の「総合医療」情報発信サイトによれば、

  • 傷の治癒に必要なタンパク質であるコラーゲンを生成する
  • 病気から身体を守るために免疫系が適切な働きをするのを助ける
  • 酸化防止作用(フリーラジカルという化合物が細胞にダメージを与えるのを軽減する)

となっており、やはり発毛・育毛効果については触れていません。

育毛剤と販売している時点でビタミンC以外の成分にも発毛効果がない!

詳しいことは「本当は毛を生やす発毛効果なんてなかった!育毛剤の効果の有無に悩んでいたあなたが知らなかった育毛剤の真実」で解説していますが、医者の処方箋もなしに買えてしまう育毛剤である時点で髪の毛を生やす効果やAGAを治す効果はありません

「AGAを治す」とか「髪の毛を生やす」といった効果がある薬は人体にそれなりの影響を与えますから、気軽に通販で買えないように法律で規制されているんですね。

唯一の例外として大正製薬の「リアップ」(ミノキシジル外用薬)がありますが、あれは本当に唯一の例外で、その他の発毛剤は医師の処方がなければ手に入れることができません。

さらに言えば、市販することを許されたリアップですらインターネットで通販しようとすると薬剤師によるアンケートに答えなければならないという制限を課せられています。

逆に言えば、通販で買えるような育毛剤は国から「いくら使っても大した効果がないから好きなだけ売っていいよ」と言われているようなものなのです。

育毛剤の販売側は嘘を言っているわけではない。広告に騙されないように注意が必要!

さまざまな育毛剤がありますが、はっきり言ってビタミンCの育毛剤には他社の製品を大きく引き離すような特筆すべきセールスポイントがありません

にも関わらず、なぜビタミンCが薄毛に効くなどと言われるくらいに情報が広まったのかというと、これはひとえに東国原元知事がツイッター上で「ビタミンCで発毛した」と思わせるような発言を行ったからという点に尽きると思います。

ツイート内では商品名を出していませんが、東国原氏はビタミンC配合の育毛剤の広告塔としてCMにも出演しているため、多くの人はこのツイートは事実上の広告と受け取ったでしょう。

「元知事の東国原さんも使って生えたんだったら私にも効果が出るかも!」 などと思いこんで購入に至ってしまった人が多く居たとしても不思議ではありません。

しかしよく見てほしいのですが、このツイートには突っ込みどころが多く存在しています。

以後似たような広告に騙されないためにも重要な点をひとつひとつ見ていきましょう。

写真撮影を行った場所・状況が大きく異なっている

まず真っ先に気付く点として「撮影された写真の明るさが違う」というものが挙げられます。

左の方はおそらく野外、遮蔽物のない場所で太陽光を浴びている写真です。

しかし右は明らかに室内で撮影されており、ライトこそついているものの全体的に暗い感じになっています。

まっとうに比較をするなら同じ場所で同じように撮影すべきで、片方だけ暗い環境で撮影するのは地肌を目立たなくする狙いがあるとしか思えません

「ビタミンCの化粧品でこんなにも変わりました」という表現

「ビタミンCの化粧品でこんなにも変わりました」という表現はついつい脳内で「ビタミンCの育毛剤を使ったら毛が生えた」と翻訳してしまいがちですが、この文章ではあくまで「変わった」としか言っていません

「何」が「どう変わった」のかに触れていないので、「毛が生えたと思ったんですか? でもそれはあなたの読み間違いですよ」と逃げ道が残っているわけです。

ちなみにこの手の表現は育毛剤の宣伝ページなんかに行くと大量に見ることができます。

たとえば「実感できた」(実際に効果が出たかどうかには触れていない)とか「髪にハリが出た」(生えたとは言っていない)なんかはかなりメジャーですし、「自信が持てるようになった」というのもありますね。

とにかく育毛剤の広告は「いかにして発毛とか毛が生えたみたいな言葉を使わずに消費者を勘違いさせるか」という勝負みたいなところがありますので、十分に意識して読むことが重要です。

ちなみにツイート内で具体的な商品名ではなく「ビタミンCの化粧品」としているのは薬機法違反を恐れてのことでしょう。

特定の商品を宣伝すること自体はなんら違法ではありませんが、広告塔である人物が行った場合は広告として判断され、違法な広告として罰される可能性が高いですからね。

実際にビタミンCの育毛剤のみを使っているとは限らない

いくら撮影環境が暗いといっても、写真を見る限り東国原氏の薄毛が改善傾向に向かっているのは明らかです。

後頭部・側頭部はもともとAGAとは無関係だから無視するとしても、頭頂部の改善には目をみはるものがあります。

ですが、この改善効果が育毛剤によってもたらされものかというとそれはまた別問題となってきます。

かなりの確率で言えるのですが、ビタミンCの育毛剤で生えたという可能性だけは絶対にないです。

前述したようにビタミンCにも育毛剤にもAGAを治療する効果はないのですから、育毛剤によって復活したということだけはありません。

発毛剤治療を受けたのか、あるいは増毛パウダーのような一時的な薄毛隠しを使っているのかは定かではありませんが、とにかく育毛剤以外の対処法を取っているのは間違いないでしょう。

薄毛治療には医療機関で処方される薬を使うべき

診察をする医師

「面倒くさい」とか「恥ずかしい」とかクリニックを受診したくない理由は色々あるかもしれませんが、本当に効果のある発毛剤はクリニックでしか処方してもらえない以上、残された選択肢はクリニックを受診する以外にありません。

今では病院で薄毛治療を受けるのは珍しいことではありませんし、薄毛治療を専門にしているクリニックだってたくさんあるのです。

薄毛治療を行っているクリニックは全国に存在します。

あなたの考えている以上に薄毛治療の敷居は低いです。ぜひとも一度検討してみてください。。