発毛剤
2017.10.24更新
正しいデュタスの飲み方と服用上の注意点
このページでは、デュタステリド配合のAGA治療薬「デュタス」の飲み方を解説します。
目次
デュタスの飲み方〜注意すべき3つのポイント〜
デュタスに限らず、薬を購入すると用法用量や使用上の注意などが書かれた説明書(添付文書)が付いてきます。
しかし、添付文書は公的な文章なせいもあってか文章量が多い上に難しい言葉だらけで、正直なところ読んでいられないという方もたくさんいるのではないかと思います。
そこで今回は添付文書の情報を読み解くためにわかりやすく飲み方の情報をまとめていきたいと思います。
デュタスは1錠を24時間周期で飲むこと
デュタスは1日1錠が規定量です。
前日飲み忘れたからと一度に2日分飲んだり、まだ1日経っていないのに2日目の分を飲んでしまうといった飲み方は絶対にNGです。
薬は「この量なら人体に悪い影響が出ない」と判断されたからこそ1日に飲む量が決まっているのです。
もし規定量以上の薬を飲んでしまったら、規定量を飲んだときよりも副作用が出る可能性が高まってしまいますので、きちんと1日に1錠だけ飲むようにしましょう。
デュタスはフィナステリド錠(プロペシアなど)と併用しないこと
デュタスに含まれている「デュタステリド」という成分は、プロペシアやファイザーなどに配合されている「フィナステリド」という成分と効果の性質が同じです。デュタステリド、フィナステリドのどちらも「5α-リダクターゼ」という酵素のはたらきを抑える効果があります。
効果が同じ薬を飲んでも効果が倍増するということはありませんので、デュタスとフィナステリド錠を一緒に飲むことにあまりメリットはないのです。
むしろ薬の分解を担当している肝臓に負担がかかったり、副作用のリスクが増したりとデメリットが大きくなってしまうケースもあるくらいですので、プロペシアとの併用はしない方が無難です。
女性や子供の手の届かないところで管理すること
デュタステリドは成人男性専用なので、女性や子供は絶対に服用厳禁です。
特にデュタスの場合はカプセルの中の粉末に手で触れるだけで皮膚から吸収されてしまうので、間違えて飲まれないようにするのはもちろんのこと、薬に触ることすらないように気をつけなければなりません。
デュタスは絶対に自分の管理下に置きましょう。
正しく服用するためにはクリニックの医師に管理してもらうのが一番
デュタスは海外の薬なので日本では未認可の薬です。
よって、デュタスを手に入れる場合は自動的に医者を介さずに海外から直接輸入しての入手ということになります。
ですが、この場合だと「あなたが本当にデュタスを飲んでいいのか」がわかりませんし、「あなたが飲むべきデュタスの濃度」もわかりません。
薬は用法用量を守って飲むべきだと言われています。
用法用量とは「正しい方法で、正しい量を」という意味です。
この記事では正しい方法までは教えられますが、正しい量かどうかまでは教えられません。
どれだけ用法を守っていても用量を守っていなければ健康被害が出てもおかしくないのです。
もしもデュタスの服用に不安がある場合は、AGA治療を行っているクリニックで医師の管理のもと治療をしていくことをおすすめします。
まとめ
デュタスは1日に1錠、プロペシアなどのフィナステリド錠とは併用せずに飲むべき薬です。
もしも用法用量を守らなかった場合は副作用のリスクが上がりますので注意しましょう。
ただ、用量についてはあなたが本当にデュタスを必要としているかどうかは実際に診察を受けなければわかりません。
もし「本当にデュタスを飲んでもいいのかな」と不安になったらAGA治療を行っているクリニックで診察を受けてください。