AGA(エージーエー)
2017.06.13更新
つむじ周りが薄毛になる原因と対策!
このページではつむじ部分が薄毛になってしまう原因と、その対策について解説します。
目次
つむじの薄毛は「AGA」の可能性が高い
つむじ周りに薄毛が目立つのは『AGA(男性型脱毛症)』である可能性が高いです。
AGAは「親からの遺伝」と「男性ホルモン」が原因となって、毛を成長途中で抜けさせてしまうという脱毛症です。
特徴としては「頭頂部から薄毛が広がっていく」というO型ハゲの症状が挙げられます。
AGAは進行性の症状で、将来的には頭頂部の毛がほとんどなくなってしまうおそれがあるためできるだけ早く対策をすることが重要です。
AGAについては「AGA(エージーエー)とは?男性型脱毛症による薄毛・ハゲの原因と治し方!」の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事をごらんください。
若い世代のAGA発症率は低い!
つむじに起こる薄毛はAGAである可能性が高いのですが、若い世代のAGA発症率は低いというデータが出ています。
詳しくは「AGAって何歳からなりやすいの?年齢別のAGA発症率まとめ」の記事で解説していますが、AGAは40代以降から発症することが多く、20代のAGA発症率は6%しかありません。
30代の発症率でも12%しかないので、20代と30代を合わせても82%の男性のつむじは薄毛ではないのです。
これはつまり、20代や30代ならつむじの薄毛が勘違いであるケースが多いということです。
AGAによる薄毛には普通のつむじとは違う特徴があります。自分は勘違いしている82%の側ではないか、確認してみましょう。
AGAでつむじが薄くなっている人の特徴と見分け方
AGAでつむじが薄くなっている人の特徴は「頭頂部が毛で覆われているけど隙間から頭皮が透けて見える」ことです。
つむじは頭皮が見えていて当たり前の場所なので、単に頭皮が見えているだけでは薄毛とは限りません。
たとえば上の画像のように、つむじの生え際やうずまき部分などは、そもそも毛で覆い隠されていないので頭皮が見えていても問題ないのです。
しかし、毛の隙間から頭皮が透けて見えているなら、その部分はAGAによる薄毛である可能性が出てきます。
たとえば、下の画像のようになっていると、AGAが起こっていると考えられます。
これは、AGAになると「毛が細く、短くなる」という症状が出てくるために起こる症状です。
毛が細くなると、今までは毛の太さで隠せていた部分が隠せなくなってしまうため、毛と毛の隙間から頭皮が透けて見えるようになってしまうのです。
ですから、「単に頭皮が見えてるだけなら大丈夫。毛と毛の隙間から見えてたら危険信号」と覚えておいてください。
もしも自分ひとりで判断するのが難しい場合は、薄毛治療専門のクリニックに行くか、無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
多くのクリニックでは無料でカウンセリングを実施していて、あなたが本当に薄毛なのかどうかを無料で診断してくれるのです。
つむじ周りの薄毛治療法と対策
つむじ周りの薄毛は「医学的な治療」を受けながら「個人的な対策」を行うことで治りやすくなります。
医者にすべてを任せるのではなく、また自分ひとりで治そうとするのでもなく、「医療とセルフケアの相乗効果」を狙っていきましょう。
AGAを治せるのは医学的な治療だけ!薄毛治療専門のAGAクリニックで薄毛を治そう
もしあなたのつむじがAGAのせいで薄毛になっているのなら、それは医学的治療でなければ治りません。
これは現代医学ではAGAを根本的に対策するには薬を使うしかなく、その薬は病院でしかもらえないからです。
なので、もしあなたが薄毛を治したいのであれば、薄毛治療を専門としている病院に行って、医学的な治療をしなければなりません。
早く治すには生活習慣の改善で治りやすい環境づくりを
先ほどは「AGAは医学的な治療でしか治せない」と言いましたが、それは「あなたにできることがまったくない」という意味ではありません。
確かにAGAを根本的に治療することに関しては医者の力がなければダメですが、それとは別に「髪の毛を健康に保つ」ことに関してはあなたが自分で対策する必要があるのです。
薄毛を治すためという位置付けではなく、余計な抜け毛を増やさないための対策として健康的な生活習慣を維持することはとても大事です。
特に以下の3つは薄毛の治療を円滑にするために重要なので、しっかりと対策しておきましょう。
髪の毛の栄養のために毎日3食しっかり食べよう
どれだけ高度な医学的治療を受けていても、髪の毛は栄養がなければ育ちません。
髪の毛を健康に育てるためにも、食事は毎日3食しっかりと食べて、十分な栄養を摂取しましょう。
ダイエットのために食事制限するような生活をずっと続けていると、栄養が不十分になって髪の毛の成長が衰えてしまうこともありえます。
栄養が足りなくなった瞬間すぐに抜け落ちたりはしませんが、栄養が十分な人に比べると伸びるのが遅くなったり、毛が細くなったりしてしまうのです。
髪の毛と食生活の関係や具体的に摂取すべき栄養素については「髪に良い食材でハゲを防止する!?ハゲ・薄毛予防に効く食生活で育毛しよう!」の記事で解説しているので、具体的になにを食べればいいか知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
成長ホルモン分泌のために夜間に7時間半以上の睡眠をとろう
髪が成長するための成長ホルモンは私たちが夜、眠っているときに分泌されています。
これは私たちの身体にある『自律神経』という成長ホルモンの分泌を司っている神経が、昼夜のバランスが取れた生活をしていると正常にはたらくという性質を持っているからです。
簡単に言えば、私たちが「昼に起きて、夜に寝る」という生活をしていると髪の毛が健康に育つのです。
もし夜更かしや昼夜逆転生活を続けていると、自律神経が乱れて成長ホルモンが正常に分泌されなくなってしまいます。
髪の毛の成長ホルモンを正常に分泌させるためにも、夜にしっかりと眠ることが大切なのです。
ちなみに、「寝ないと髪は育たない!自律神経がもたらす眠りと抜け毛の関係と、育毛のための睡眠方法を徹底解説」の記事で解説していますが、人間の身体に必要な睡眠時間は最低7時間半という研究結果が出ています。
もちろん個人差はありますが、しっかりと睡眠時間は確保するようにしましょう。
成長ホルモンが乱さないために定期的なストレス解消をしよう
成長ホルモンを正常に分泌させるために自律神経を乱さないことが重要になってくると説明しましたが、睡眠以外にも自律神経に影響を与えている要素があります。それが「強いストレス」です。
強いストレスを長期間受け続けると、自律神経はバランスを乱して正常にはたらけなくなってしまうのです。
いきなり成長ホルモンの分泌がゼロになったりはしませんが、分泌量がどんどん減ってしまうことは十分にあり得ます。
髪の毛に成長ホルモンを届けるためにもストレスは定期的に発散して、できるだけ溜めないようにしましょう。
つむじをオシャレに隠すにはヘアスタイルを工夫しよう
AGAを治療するにも時間がかかるし、そもそもつむじの形や大きさはひとそれぞれなので、AGAでなくともつむじが気になってしまう人もいます。
「つむじが気になる」というのも長期的なストレスに繋がりかねないので、そういうときは髪型でつむじを隠すのがおすすめです。
つむじハゲは髪型次第で簡単に隠すことができるので、悩んでいたけど髪型ひとつで解決したというケースも多くあります。
バレないように、かつオシャレにつむじハゲを隠す方法は「【2017年版】若ハゲ・薄毛が隠せる!おしゃれメンズ髪型・ヘアスタイル20選!」で解説しているので、こちらの記事を参考に選んでみてください。
まとめ
つむじが薄くなってしまうのはその多くがAGAによるものです。
しかし、AGAは若い人ほど発症率が低く、8割以上の20代、30代の男性はAGAではない「思い込みの薄毛」である可能性があります。
AGAによるつむじの薄毛には特徴があるので、まずは自分の薄毛が本当にAGAによるものなのかを確認して見てください。
そしてもし、本当にAGAだった場合はクリニックで医学的な治療を行いましょう。