
AGA(エージーエー) 髪の毛の基礎知識
2017.10.28更新
【画像でわかる!】M字ハゲの初期症状と普通のおでこ(富士額)の見分け方
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このページではM字ハゲの初期症状と普通のおでこの見分け方について解説します。
目次
M字ハゲとは生え際が後退するタイプの「AGA」

「AGA」という男性特有の脱毛症があります。
これは遺伝と男性ホルモンが原因で起こっている脱毛症で、頭頂部が抜け落ちてしまう「O型ハゲ」や、頭髪がバーコードのようになる「バーコードハゲ」などがAGAの症状として有名です。
そして「M字ハゲ」もそのAGAの一種で、生え際が後退するように抜け毛が起こるタイプのAGAを一般にM字型(M字ハゲ)と呼んでいます。
特徴は「波が徐々に引いていくように前髪の位置が下がっていくこと」です。
頭頂部の毛がなくなってしまうO型ハゲとはまったく違う症状なので別の脱毛症だと感じてしまうかもしれませんが、どちらも同じ原因で起こっています。
AGAについては「AGA(エージーエー)とは?男性型脱毛症による薄毛・ハゲの原因と治し方!」の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
M字ハゲの初期症状と普通のおでこの見分け方
M字ハゲの見分け方は大きく分けて「見た目で見分ける」か「遺伝子検査で判別するか」のふたつの方法があります。
それぞれどういった方法で判別するかを見ていきましょう。
見た目で見分ける
生え際と頭頂部の距離で見分ける

実は「どこまで生え際が後退したらM字ハゲか」ということはすでに医学的に決まっています。その基準を表したのが上の画像です。
まず、頭頂部から真下に向けて線を下ろします。これを「頭頂線」と呼びます。
この頭頂線と生え際との距離が2.0cm未満であればその人は明確にAGAである、というのがこの基準によるAGA判別方法です。
この基準は海外のハミルトン氏とノーウッド氏が作り上げたことから「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれています。
ただ、ハミルトン・ノーウッド分類はあくまで「現時点でAGAかどうか」を判別しているだけなので、生え際と頭頂線の距離が2.0cm以上でも将来的にハゲない保証はありません。
また2.1cmなら平気なのかと言われればそういうわけでもないため、この基準を絶対的に盲信するというよりは「距離が2cmに近づけば近づくほどAGAの可能性が高い」くらいに捉えるのがいいでしょう。
幼い頃の写真と比べて見分ける

おでこの形や広さは人それぞれです。中には生まれつきM字のような形のおでこで生まれる人もいます。
日本では古来からそういうM字っぽいおでこを、形が富士山に似ていることから「富士額」と呼んでいました。
富士額の特徴は「生まれつきのM字なので子供の頃からM字のままなこと」です。
AGAによるM字ハゲは原因のひとつに男性ホルモンが関わっているため、どんなに早くても第二次性徴を迎えなければ発生しません。
子供の頃には原因となる男性ホルモンが少なすぎて、遺伝していたとしてもAGAにならないからです。
ですが、富士額の場合は生まれつきのM字なので子供の頃からM字の形のおでこになります。
つまり、幼い頃からM字っぽいおでこの人はM字ハゲではないのです。
もし幼い頃の写真が残っている人は自分のおでこと比べてみましょう。子供の頃からおでこの形が同じMっぽい感じなら、それは生まれつきの富士額かもしれません。
ただ、富士額の人が絶対にAGAにならないわけではありません。
現時点では富士額だったとしても、将来的にAGAになる可能性が消えたわけではないことにだけは注意しておいてください。
遺伝子検査で判別する

DNA Wischtest, Wattestäbchen für den Genetischen Fingerabdruck
AGAの原因に「遺伝」が関わっていることはすでに説明したとおりです。
かつては「どうも遺伝が関わっているっぽい」ということしかわかっていませんでした。
しかし、現在の医学ではどの遺伝子がAGAの原因となっているかまでが判明していて、AGAの原因を遺伝しているかどうかを調べる「遺伝子検査」ができるのです。
この検査の特徴はなんといっても将来的に薄毛になるかどうかまでわかるところです。
見た目での判断はどうしても「今はハゲじゃない」としか判断できません。
ですが、薄毛の遺伝子を持っていないことがわかれば「AGAの原因物質がないからAGAにはなりようがない」と将来のことまでわかってしまうわけです。
唯一の欠点は費用が高いことで、クリニックでの遺伝子検査は平均価格が2万円です。
とはいえ、今だけでなく将来の薄毛リスクまでわかるのですから、不安な方はぜひ遺伝子検査を受けることをおすすめします。
遺伝子検査については「AGA遺伝子検査の費用と方法まとめ!病院と自宅検査で徹底比較!」で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
M字ハゲは医学的な治療じゃなければ治らない!発覚したらすぐに治療開始を!

M字ハゲは「親から受け継いだ遺伝子」と「常に分泌されている男性ホルモン」が原因なので、厳密に言えば病気ではありません。身体に異常が起きたり、不健康になったことが原因ではないからです。
ですから、どれだけ健康に気を使ってもM字ハゲを予防したり治したりすることはできません。
私たちの精神的には大問題ですが、身体的には薄毛になっている状態こそが健康そのもので正常なはたらきなのです。
M字ハゲを治したいのであれば、原因となっている物質を薬の力で押さえつける治療が必要です。
もし遺伝子検査や見た目での判別で自分がM字ハゲだとわかり、それを治したいと考えるのなら、すぐに医学的な治療を開始しましょう。
M字ハゲの治療は速度が命です。治療開始は早ければ早いほど治りやすいので、悩んでいる暇があれば即行動!ですよ。
M字ハゲの初期症状は気付きづらい!不安になったらクリニックへ行こう

毎日生え際の距離の測定でもしてない限り、自分だけでM字ハゲの初期症状を明確に気づくのはかなり難しいです。
その日の髪の毛の状態や角度、光の当たり具合で見た目は変わりますし、いったん自分で「なんかおれ、M字ハゲっぽくない?」と思ってしまったらどんな生え際でもM字ハゲに見えてきてしまうものなのです。
なので不安を解消したいのであれば、自分ひとりで悩むのではなくクリニックで無料カウンセリングを受けるのがオススメです。
いま多くのクリニックでは無料カウンセリングが受けられるようになっています。
AGAクリニックの先生なら薄毛の人を何百人と見てきているので、本当にM字ハゲだった人とあなたを比べることができます。
それは少なくとも、自分が鏡を見て「M字ハゲっぽい」と思うよりも断然信頼できる答えなはずです。
それにもし医師の見立てを聞いても不安なら、医学的な遺伝子検査を受けるという選択肢も取れます。
遺伝子検査はお金がかかってしまいますが、カウンセリングまでなら無料で行えます。
鏡の前で悩むくらいなら、少し足を伸ばして近場のクリニックに行ってみませんか?