髪の毛の雑学

プロテインの副作用に抜け毛があるって本当?プロテイン服用時の注意点

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プロテインの副作用に抜け毛はない!

結論から言えばプロテインの副作用に抜け毛はありません。

というより、そもそもプロテインは薬ではないので、人体に有害な影響を及ぼすいわゆる「副作用」自体が発生しないのです。

これはおそらく「筋肉増強剤(ステロイド)」に副作用があることからきた勘違いでしょう。

オリンピックの禁止薬物でもあるステロイドは、男性ホルモンを異常に増加させることからホルモンバランスの乱れを引き起こし、人によっては抜け毛が起こることもある医学的な薬です。

プロテインも筋トレ時など筋肉を増やすときに飲むことが多いため、ステロイドと間違われたのでしょうが、ステロイドが法律上は「医薬品(医学的な薬)」であるのに対してプロテインは法律上「栄養補助食品(健康食品)」にあたります。

簡単に言えば、プロテインは薬ではなくただの食べ物なのです。

ただの食べ物が人体に大きな影響は与えることはないので安心してください。

人間の髪は健康でも毎日たくさん抜けるので気にしなくてOK

抜け毛に悩んでいる人の多くは「自分だけがこんなに毛が抜けている」と感じていますが、実は人間の髪の毛はどれだけ健康でも毎日大量に抜けてしまうようにできています

私たちの髪の毛は全部でおよそ10万〜12万本ほどあると言われています。

そして、それらの髪の毛はすべて4年ほどの期間をかけて生え変わっています。逆に言えば、どんなに健康な髪の毛でも約4年で抜けるわけです。

私たちの髪の毛が4年かけて全部抜けているということは、髪の毛の本数を4年間の日数で割れば1日あたりの平均抜け毛本数がわかることになります。

そして、それを実際に計算すると12万本が4年で抜ける場合は1日あたりの抜け毛本数は82本、髪の毛全部が10万本だと少なく見積もっても1日あたり68本も毛が抜ける計算になります。

もちろん、実際には季節によって偏りがあるのでそれより多く抜ける日もありますし、少なく抜ける日もありますが、4年ほどで10万本以上の毛が抜けているのは事実です。

シャワーを浴びた後や枕元の抜け毛を見るとごっそり抜けているように感じるかもしれませんが、実はそれらの抜け毛は1日の抜け毛量に比べたら全然足りないくらい正常なものだったのです。

もしプロテインのせいで抜け毛が増えていると感じたときは手に取れる本数だけでいいので数えてみてください。

1日あたりの抜け毛に比べたらどうってことない本数なのだと気づくと思います。

こんな抜け毛のときは要注意

私たちの髪の毛は毎日たくさん抜けているわけですが、「連日100本以上抜けているときの抜け毛」と「細く短いものが目立つ抜け毛」のどちらかが起こっている場合は要注意です。なんらかの脱毛症が起こっている場合があります。

単に100本抜けるだけなら「健康でもそういう日はある」と言えるのですが、それが連日続くようだと身体的な異常が起こっていると考えられます。

4年で12万本ペースよりも早く抜けているということは、どこかで成長途中の毛が多く抜けていると言うことだからです。

また、細く短い抜け毛が目立つ場合も同様です。

髪の毛は4年経ってから抜けるはずなのですから、しっかり4年成長した太い毛が抜けなければおかしいはずです。

にも関わらず細く短い毛が目立つということは、それは成長が未熟な毛が早々と抜けている証拠でしょう。

もしも100本以上の抜け毛や細く短い抜け毛が目立つ場合は医学的な治療が必要となっている可能性があります。

プロテインを飲むときに注意したい2つのポイント

すでに説明したように、プロテインに副作用はないのですが、「摂りすぎによる内蔵への負担」と「アレルギー体質」というふたつの気をつけるべきポイントがあります。

これらに気をつけていないと、健康に悪い影響が出てくることがあるので注意しておきましょう。

摂りすぎによる内蔵への負担

プロテインは人体に欠かせないたんぱく質の補給のために飲むものですが、必要以上のたんぱく質の摂取は逆に悪影響となってしまうことがあります。

たんぱく質は、体内に入ると腎臓や肝臓といった臓器で分解されます。

摂取量が普通なら何も問題はないのですが、プロテインを過剰摂取すると内臓が過剰にはたらくこととなり、余計な負担がかかってしまうのです。

必ずしも身体的な異常が起こるわけではありませんが、たんぱく質の摂取量が多すぎれば多すぎるほど可能性は上がってしまいます。

厚生労働省が定めている人間が1日に必要としているたんぱく質は成人男性で60g、10代後半の育ち盛りの時期で65gであり、日常的に運動しているアスリートなら体重1kgあたり2gのたんぱく質(体重65kgなら130g)と言われています。

普段の食事の分も含めて、それ以上の摂取量にならないようにプロテインの量に気をつけましょう。

体質的なアレルギー反応

プロテインには、主に牛乳から作られるホエイプロテインと大豆から作られるソイプロテインがあります。

いくらたんぱく質だけ取り出したと言っても、もともとは牛乳・大豆であることには変わりがないため、牛乳や大豆にアレルギーを持っている人はプロテインでアレルギーを起こしてしまうことがあるのです。

アレルギーによって起こる症状としては、肌荒れが起きたり、お腹を下してしまうなどが考えられます。

たとえば牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするという人は、牛乳由来のプロテインを飲んでも同じ現象が起こる可能性があるわけです。

これはプロテインのせいというよりは体質の問題なので、もし起こってしまったら使用するプロテインの種類を変えたり、別のサプリメントを使用するなどの対策を取りましょう。

筋トレで抜け毛が起こるって聞いたけど本当?

プロテインと同じく抜け毛の槍玉に上がりやすいのが筋トレです。

筋トレをすることで抜け毛が起こるという噂はよく耳にしますが、実際に筋トレが直接的な原因となって抜け毛が起こることはありません

ただ、筋トレをすると男性ホルモンが少し増えるので、男性ホルモンが原因のひとつであるAGAという脱毛症の症状が進んでしまう可能性はあります。

筋トレで抜け毛・薄毛が起こることは考えられないのですが、今すでに薄毛で悩んでいるという人はもしかしたらその症状が進んでしまうかもしれないことは否定できません

詳しくは「AGA(エージーエー)とは?男性型脱毛症による薄毛・ハゲの原因と治し方!」を参考にして欲しいのですが、AGAは自然治癒しない薄毛なので医学的な治療が必要なのです。

自分がAGAでないかどうか不安な場合は、薄毛治療を行なっている病院で診断してもらうことをおすすめします。

プロテインで抜け毛を心配する必要はなし!

プロテインは牛乳や大豆から抽出したたんぱく質の塊なので、抜け毛を引き起こすような副作用は起こりません。

人間の髪の毛は毎日80本近く抜けるようにできているので、プロテインのせいで抜け毛が起こっているように思えてもそれが正常な抜け毛であることが多いです。

ただ、プロテインにもアレルギーや摂りすぎによる内蔵への負担など気をつけるべき面があるのも事実です。

また、プロテインや筋トレによって抜け毛が起こるわけではありませんが、それとは無関係に薄毛・抜け毛が進行していることもあります。

もし薄毛・抜け毛が気になる場合は薄毛治療を行っているクリニックを受診することをおすすめします。