AGAの血液検査って何を調べるの？薄毛治療時に行う検査を徹底解説！

このページでは、AGAの血液検査について解説します。

1分でわかるAGA血液検査

AGAの血液検査は「AGA以外の原因で薄毛になっていないか」と「AGA治療薬を使っても大丈夫かどうか」を調べるための検査。

遺伝子検査は「AGAの原因を遺伝しているかどうか」を調べているので、血液検査と遺伝子検査はまったく違うもの。

血液検査の価格はクリニックによって異なり、安いところだと1000円から2000円代、高いところだと1万円代から2万円代と大きく差がある。

ただ、高いところは頻繁に血液検査無料キャンペーンをやっていることが多く、実質的な相場は2000円ほどと言える。

血液検査って何を調べてるの？

AGAの血液検査では、健康状態や肝臓の機能に異常がないかを調べます。

健康状態について

男性の薄毛の多くはAGAが原因となって起こりますが、そのすべてがAGAとは限りません。

栄養失調によって毛が抜けてしまっていたり、円形脱毛症のような病気にかかっている可能性もあるわけです。

ですから、まずは薄毛・抜け毛の原因が不健康や病気によるものではないことを調べるために血液検査を行うのです。

肝臓の機能について

AGAの治療薬は肝臓で分解されるため、肝臓にある程度の負担をかけてしまいます。

健康な人なら大丈夫なのですが、もともと肝臓の機能に障害を抱えている人がAGA治療薬を使うと肝臓の機能がさらに低下してしまう恐れがあるため、AGA治療薬は肝臓が弱い人には使えないことになっているのです。

そのため、事前に「AGA治療薬を使っても肝臓が大丈夫かどうか」を調べているというわけなんですね。

遺伝子検査とは何が違うの？

AGAの検査には血液検査のほかに遺伝子検査というものもあります。

一見すると血液検査も遺伝子検査も同じものに思えますが、このふたつは調べている内容が違います。

血液検査は「健康状態」と「治療薬を使っても大丈夫かどうか」を検査していましたが、遺伝子検査では「AGAの原因となっている薄毛遺伝子を遺伝しているかどうか」を検査しています。

簡単に言うと、遺伝子検査では将来的にAGAになるかどうかというリスクを調べていて、血液検査ではAGA治療を行っても健康被害が起きないかどうかのリスクを調べているという違いがあるのです。

血液検査の費用ってどれくらいかかるの？

血液検査の費用はクリニックによって大きく差があります。

1000円から2000円代で行っているクリニックもありますし、その10倍の1万円から2万円という価格のクリニックもあります。

ただ、血液検査が1万円や2万円のクリニックは血液検査無料のキャンペーンを行っていることが多く、実質的には2000円ほどが相場と言えそうです。

血液検査を行っているクリニックとその価格は「AGAクリニックを探す」のページから調べることができますので、地元での血液検査の相場や検査ができるクリニックを調べたい場合はこちらのページから探してみてください。

血液検査ってした方がいいの？

できる限りした方がいいです。

発毛剤を使う際の健康的なリスクに関わる問題ですし、もしAGA以外の原因で薄毛が起こっているとしたら単純にAGA専用の治療薬は使う意味がないとわかります。

簡単に言えば、「これからAGA治療を始めようと思うけど、本当に始めても大丈夫かな？」ということを調べるのが血液検査なので、安全確認のためにもやっておくべきです。

ただ、会社や学校の健康診断で定期的に血液検査をしているなど、別の場所ですでに検査を行っている場合は必要ないでしょう。

要は健康状態と肝機能に障害があるかどうかさえわかればいいのですから、AGAクリニック以外の場所で血液検査を受けても問題ないわけです。

その際は健康診断の結果をクリニックの医師に診断結果を見せましょう。

まとめ

AGAの血液検査は健康状態を調べて「AGA以外の理由で薄毛になったのではないか」を探ることと、肝臓の機能に障害を抱えていないかを調べて「AGA治療薬を使っても大丈夫かどうか」を確認するための検査です。

簡単に言えば「AGA治療を安全に行えるかどうか」を調べる検査ですので、できる限りやっておくべき検査と言えます。