髪の毛の雑学

コーヒーが薄毛の原因になるって本当?カフェインが髪の毛にもたらす影響を徹底解説

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朝食を1杯のコーヒーから始めるという人や、仕事中のコーヒーが欠かせないという人はとても多いです。

かくいう私もコーヒーは大好きで毎日飲んでいるのですが、最近になってそんなコーヒーが薄毛の原因になっているという噂が広まっているのをご存知でしょうか?

私たちの生活に欠かせない存在となったコーヒーが薄毛の原因だなんてにわかには信じがたいですよね。

そこでこのページではコーヒーと髪の毛の関係について徹底的に検証していきたいと思います。

そもそもなぜコーヒーでハゲると言われるようになったのか

私たちの髪の毛を構成している成分のひとつに「亜鉛」というものがあります。

亜鉛は髪の毛のみならず人体に必要不可欠な物質で、骨や筋肉などにも欠かせない物質なのですが、コーヒー中に含まれるカフェインはこの亜鉛の吸収効率を下げてしまうという性質を持っているんですね。

つまり、「コーヒーでハゲる」というのは

亜鉛は髪の毛に必須な成分 →カフェインは亜鉛の摂取を妨げる →カフェインを摂ると髪の毛に必須な成分が減る →カフェインを含むコーヒーを飲むとハゲる!

と、こういう論法なわけです。

しかし、本当にこの論法は正しいのでしょうか。検証してみましょう。

カフェインは亜鉛をなくしてしまうわけではない

「カフェインが亜鉛の吸収率を下げる」というのは「カフェインが体内の亜鉛を消し去ってしまう」と同義ではありません。

確かに亜鉛が欠乏したら髪の毛に影響が出てくるのは事実ですが、日常的にコーヒーを飲んでいる程度で体内から亜鉛が消え去るわけがありません

そもそもコーヒーに含まれるカフェイン程度で亜鉛が欠乏してしまうならコーヒーは国によって厳格に管理されているはずです。

私たちがコンビニや喫茶店で気軽にコーヒーを飲めるというこの事実がコーヒーが人体に有害ではないことの証明なのです。

コーヒーが薄毛対策になるという説もある

コーヒーと髪の毛の関係について面白いのは、「コーヒーでハゲる」という説がある一方で「コーヒーが薄毛対策になる」という説も出回っていることです。

とあるサイトでは「コーヒーは敵!」と書いてあるのに、他のサイトには「コーヒーは味方!」って書いてあるわけですよ。これは薄毛に関する迷信系の情報ではだいぶ珍しいパターンだと思います。

ちなみにどういう理屈でコーヒーが薄毛の対策になると言われているのかと言いますと、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」という物質が血行促進効果を持っているからだそうです。

確かに頭皮の血行が悪化することは抜け毛のリスクを増加させますから、そういう意味では抜け毛の予防として効果的と言えなくもないですが、薄毛対策に効果があるとまで言い切るのは難しいように思いますね。

クロロゲン酸の「半減期」(効果が十分に得られる時間)は3時間ほどであり、普通にコーヒーを飲んだだけではその効果を大して得ることはできません

かといって効果の減少する3時間ごとにコーヒーを飲み続けるのは明らかにカフェインの摂りすぎですから、クロロゲン酸以前の問題で健康被害が出てきてしまうのです。

結局コーヒーを飲むのは髪の毛に良いことなの?悪いことなの?

結論としては、コーヒーでハゲることもないし、逆にコーヒーが薄毛の予防になるなんてこともないと言えます。

そもそも特定の食品が原因でハゲになるとか、逆に特定の食品が薄毛の対策になるみたいな情報がナンセンスです。

食生活というのは「健康的に過ごせるくらいの栄養を摂取できているかどうか」という部分のみが重要な点です。

特定の食べ物を食べるだけで病気や身体の異常が治るなどという情報はすべて疑ってかかるべきなんですよ。

コーヒーを飲んだからといって薄毛になることはありませんし、逆にコーヒーを飲んだからといって薄毛対策ができているわけでもありません。

コーヒーはコーヒー。ただそれだけなんです。

まとめ

コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸が髪の毛や頭皮に与える影響は軽微なものであり、それが原因で薄毛やその対策ができるとは考えられません。

もちろん中毒症状になるくらいの大量摂取をすることは健康被害を引き起こしますが、常識的な範囲で楽しむ分にはコーヒーが髪の毛になんらかの影響を与えることはないといえるでしょう。