髪の毛の雑学

ポリフェノールが薄毛に効果ありって本当?ポリフェノールが持つ効果を徹底解説

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健康に良い成分として挙げられることが多い「ポリフェノール」は今でもサプリメントや健康食品といった分野で大きな人気を博しています。

赤ワインやコーヒーなども「ポリフェノールを多く含む」という点が評価されており、飲むと健康になるとされています。

最近、そんな健康の分野で有名なポリフェノールが「薄毛にも効果を発揮する」という噂が流れています。

果たしてその噂は本当なのでしょうか。

このページでは、その真偽を検証します。

ポリフェノールとは?

「ポリフェノール」は植物が光合成によって作り出す、色素や渋味の成分の総称です。

有名どころだとお茶に含まれる「カテキン」や赤ワインに含まれる「タンニン」、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」などがポリフェノールとして数えられます。

ポリフェノールは1992年のフランスで「動脈硬化や脳梗塞を防ぐ作用がある」と発表されて以来、健康になれる成分として注目されてきました。

日本でも一時期「ポリフェノールによる健康ブーム」や、ポリフェノールを多く含むとされる「赤ワインブーム」が起きていましたね。

さすがに大ブームが起きていた当時ほどの人気はなくなりましたが、今でも「ポリフェノールは身体に良い成分なんだ」という認識は多くの人が持っており、実際にポリフェノール配合の食品も多数販売されています。

ポリフェノールの効果

ポリフェノールはビタミンと同じく「さまざまの成分の総称」です。

いろいろな種類のポリフェノールにそれぞれ違った効果があるので、ここではそれを簡単にまとめたいと思います。

カテキンの効果

カテキンには血中のコレステロール値を下げたり、血圧が上がるのを防ぐ効果があります。

また殺菌効果もあるため、消毒液のように使われることもあります。

タンニンの効果

タンニンはカテキンと同じく殺菌効果があります。

ただ殺菌効果以外に良い効果は今のところ発見されておらず、カルシウムと結びつきやすいため歯の黄ばみの原因となるなどむしろデメリットが目立つようです。

アントシアニンの効果

アントシアニンには肝臓の機能を助ける効果があると言われています。

目の疲労回復にも効果的と言われていて、どちらかというとそちら路線でのサプリメントが多く作られている印象ですね。

ポリフェノールに薄毛治療の効果はない!

男性の薄毛は「AGA(男性型脱毛症)」という脱毛症によって引き起こされています。

AGAは男性ホルモンと遺伝的要素の組み合わせによって抜け毛を引き起こす脱毛因子が作られるという脱毛症で、簡単に言えば「成長途中で毛が抜けるようになってしまう薄毛」です。

現時点でAGAによる薄毛を止める方法は男性ホルモンの分泌を抑える以外になく、病院では男性ホルモンを作っている酵素のはたらきを抑える薬が治療薬として処方されています。

AGAについては「AGA(エージーエー)とは?男性型脱毛症による薄毛・ハゲの原因と治し方!」の記事が詳しいのでこちらを参考にしてください。

さて、それを踏まえた上で先ほど紹介したポリフェノールの効果を見るとポリフェノールで薄毛が止まったり、毛が生えてくるようなことはないことがわかると思います。

ポリフェノールの効能は薄毛の原因とは無関係のところにあるからです。

ポリフェノールは男性ホルモンを作り出している酵素や男性ホルモンそのものには作用しません。

つまり、ポリフェノールは薄毛の原因となっている物質には一切効果がないので、AGAは改善しないのです。