
髪の毛の雑学
2017.06.21更新
AGAの「遺伝子検査」と「血液検査」って同じじゃないの!?似てるようでまったく違う検査内容をわかりやすく解説!
このページでは血液検査と遺伝子検査についてわかりやすく解説していきます。
目次
遺伝子検査と血液検査はまったくの別物!

- 「遺伝子検査」は将来的にAGAになるかどうか、フィナステリドが効果的かどうかの検査
- 「血液検査」は発毛剤治療をしても大丈夫な健康状態かどうかを確認する検査
です。
根本的な部分から勘違いしている人が多いのですが、実は血液検査と遺伝子検査はまったくの別物です。
「遺伝子検査はもう受けたから血液検査は要らない」とか、「血液検査したから遺伝子検査はしなくていいや」と考えている人は意外と多いですが、実はその意識は完全に間違いなんですよね。
血液検査と遺伝子検査はどういったことをしているのか、さらに詳しく知りたい方は以下に目を通してください。
AGAになるリスクを調べるのが遺伝子検査

「AGAを徹底解説」の記事でも解説しているように、AGAを発症してしまう原因のひとつが「男性ホルモン受容体」という遺伝形質です。
これはつまり「男性ホルモン受容体を遺伝していなければAGAにはならない」し、逆に「男性ホルモン受容体を遺伝していればAGAのリスクが増す」ということを示しています。
ということは、事前に「男性ホルモン受容体を持ってるかどうか」がわかれば、自然と自分がAGAになるリスクが高いか低いかがわかりますよね。
これがAGAリスクを判定する遺伝子検査です。
遺伝子検査のメリットは毛が薄くなる前にAGAのリスクがわかること
ある人が薄毛か否かということは目視でしか判断できないので、今まではどれだけ有能な医師が見ても「今は薄毛じゃないけど将来どうなるかはわからない」という診断しか下せませんでした。
たとえば「父親が薄毛だけど自分はまだ全然抜け毛に困ってない」という人は実際に自分が薄毛になって答え合わせをするしか方法がなかったわけなんです。
ですが、遺伝子検査が誕生したことによってこの状況が大きく変化しました。
事前にAGAのリスクがわかるようになったので、薄毛になる前から薄毛の進行を止める薬を飲んで治療することができるようになったのです。
プロペシア(フィナステリド)が効果を示しにくい体質かどうかを判別する遺伝子検査もある
遺伝子検査には他にも「プロペシアが効果を示しにくい体質なのかどうか」を判別する検査もあります。
「薬の効果が出やすいかどうかに個人差がある」というのは日常生活でも風邪薬などで実感している人が多いと思いますが、これは発毛剤であるプロペシアでも同じで、世の中にはプロペシアが効きやすい人と効きにくい人がいるんですね。
その薬に対する感受性が遺伝子を解析することによって判別できるため、「もし薄毛だったときにフィナステリドが効きやすいのかどうかついでに調べちゃおう」と、そういうわけなのです。
遺伝子検査については「AGA遺伝子検査の方法と価格まとめ」でも解説しているので、より詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
発毛剤使用の可否や健康状態を探るのが血液検査

血液検査は、その人の健康状態や「プロペシアを使ってもOKかどうか」を調べて、治療に際してのリスクを調べる検査です。
「フィナステリドを徹底解説!」の記事でも解説しているように、腎臓に障害を抱えている人は健康な人よりも副作用が出てくるリスクが高くなってしまいます。
そこで薬の副作用が出やすい体質ではないか、発毛剤を使っても問題ないほどに健康か、ということをチェックして発毛剤を処方するかどうかの指針とするわけです。
血液検査のメリットは治療の安全性が高まること
できるだけ薬の副作用を受けたくない、アレルギーを起こしたくないという人には絶対にオススメなのが血液検査です。
血液検査を行うことで事前にある程度の「治療へのリスク」を知ることができます。
とにかく使ってみて副作用が出るかどうかぶっつけ本番で知るのが怖いという方はぜひ血液検査を受けるべきです。
まとめ
簡単に言えば、「薄毛になってしまうリスク」を検査するのが遺伝子検査で、「薄毛治療のリスク」を検査するのが血液検査です。
遺伝子検査を行えばあらかじめ「自分がAGAになりやすいのか」といった将来のリスクがわかりますし、薄毛になってから受けることで「この薄毛が本当にAGAによるものなのか」といったことがわかります。
一方で血液検査は「治療が健康に行えるか」の検査であり、厳密にはAGAについての検査ではありません。
どちらにも異なったメリットがあり、薄毛治療を始める上でぜひやっておきたい検査です。
各検査は一部の医療機関でしか行われていないため、事前にクリニックのホームページをチェックすることをおすすめします。