生活習慣 髪の毛の雑学
2017.05.27更新
ハゲたくないなら知っておけ!男の薄毛予防で抑えておくべき3つの事柄
いやー、ハゲたくないですよね。
この点に関しては地球上の全男性から同意を得られると思うんですが、とにかく薄毛になりたくないわけなんです。
しかしながら、ただ漫然と「ハゲたくないなぁ」と思っているだけでは何にもなりません。
そこでこのページでは「ハゲたくない」と思っているあなたが絶対に知っておくべき3つの事柄を抑えました。
髪の毛の問題は知識がすべてです。しっかりと知識を仕入れていきましょう。
脱毛症にならない方法はない!
このページに訪れて今こうしてこの文章を読んでいるということは、きっとあなたは「ハゲない方法」を探しに来たのだと思います。
「おれはハゲたくない。だからハゲにならない方法を知って、それを実践するんだ!」などといった決意も胸に秘めていることでしょう。
しかし、非常に残念ながら「ハゲない方法」なんてものは存在しません。
「いやいやいや、待ってくれ。おれは他のサイトで見たぞ。健康的な生活をしたり、頭皮のマッサージをすれば薄毛は防げるんだ!」 と思っている方もいるでしょうが、それは「身体が不健康になった結果、抜け毛が起きるのを防ぐ方法」であって、脱毛症にならない方法ではありません。
確かに身体が不健康になると毛が抜けます。過度な食事制限ダイエットなんかをして栄養失調になると髪の毛に使うための栄養が足りなくなって毛が抜けていってしまう、なんてのはいい例です。
しかしながら、そういった抜け毛はあなたが頭に思い描いている「薄毛」とか「ハゲ」とはかなりかけ離れたシロモノです。
あなたの「ハゲたくない!」という気持ちは、より具体的に言うなら「サザエさんに出てくる波平みたいな髪型にはなりたくない!」とか「必死に頭皮を髪で覆ったバーコード頭にはなりたくない!」ということですよね?
そういった薄毛は専門的には「男性型脱毛症」と言い、不健康が引き起こす抜け毛とはまったくの別物なのです。
詳しくは「男性型脱毛症「若ハゲ」、AGAとは?」で解説しているのでこちらを参考にしてほしいのですが、わかりやすく説明すると男性型脱毛症とは単に「毛が抜けてしまう」のではなく、「毛が十分に成長しなくなる」という脱毛症のことです。ざっくり言えば、髪の毛がどんどん産毛に近づいていって、最終的には産毛そのものになるのが男性型脱毛症なのです。
そしてこの脱毛症の厄介なところは「特定の遺伝子を遺伝している人に起こる身体の正常な反応」だというところです。
つまり、どんなに健康な身体でも薄毛になってしまうんです。わかりやすいように便宜上は「脱毛症」と呼んでいますが、別にこれ病気でもなんでもありません。
ですから、対策なんて一切していなくても男性型脱毛症にならない人はなりませんし、逆に健康的な生活を心がけて育毛剤やら育毛シャンプーやらをモリモリ使っていても男性型脱毛症になる遺伝子がある人はなります。
「毎日しっかりと歯磨きすれば虫歯にならないように、薄毛も毎日なんらかの対策をしていれば防げるはず!」という希望を抱いていた方には申し訳ありませんが、男性型脱毛症は予防が不可能なのです。
自分が将来ハゲるかどうかは検査で知ることができる!
「ハゲたくない」という気持ちがどこから来ているのかというと、それは「自分は将来ハゲるかもしれない」という不安から出てきたものであると言えます。
たとえばもし仮にあなたがタイムマシンに乗って未来に行ったとして、髪の毛がフサフサな自分を確認できたとしたら「ハゲたくない」なんて気持ちは微塵も湧いてこないと思うんですよ。ハゲないことがわかりきってますからね。
ハゲない未来が保証されれば不安が消える。これが悩みを解消する最強の方法なのではと思います。
しかし、実は今の毛髪医学はとても凄いのです。流石に直接未来で確認はできませんが、将来ハゲるかどうかがわかるんです。
先ほども説明したように、男性型脱毛症には遺伝が大きく関係しています。
わかりやすく言えば「ハゲに関わる遺伝子」というのがあって、それを持って生まれてくると将来ハゲてしまう可能性が非常に高くなるということなのです。
そしてこの遺伝子を持っているかどうかっていうのが遺伝子検査でたちどころにわかります。
つまり「将来ハゲるかどうか」の未来が判定できるわけです。
詳しくは「確実性の病院orコスパ重視の自宅検査!AGA検査の方法と価格まとめ」で解説していますが、不安を取り除きたいという人にはおすすめの検査です。
男の薄毛は治療の開始タイミングがすべて!どうやって食い止め、改善していくかが大事!
薄毛は予防できない。
この残酷な真実を知ると、誰もがショックを受けます。
ですが、安心してください。薄毛にならない方法はありませんが、薄毛の治療法はしっかりと確立されています。
それが男性型脱毛症の治療薬に含まれている成分「フィナステリド」で、男性型脱毛症による抜け毛を抑えることができるのです。
フィナステリドの詳しい効果については「男性型脱毛症の治療薬「フィナステリド」を効果や副作用、価格から治療メカニズムまで徹底解説!」を参考にしてほしいのですが、簡単に言えば男性型脱毛症が引き起こす「髪の産毛化」を止める効果を持っているのがフィナステリドという薬です。
しかしこの薬は、あくまで「抜け毛を止める」だけで毛を生やすわけではないので、あまりにも薄毛が進んでいると治療には長い時間を要してしまうのです。つまりは現状維持しかできない薬なんです。
ですので、たとえばサザエさんに出てくる波平がフィナステリドを飲んだらみるみるうちに髪がフサフサになるかと言われたらそれはかなり難しく、何年もかけて徐々に徐々に改善していくしかありません。
ところが、薄毛がほとんど進行していない状態で使えば、現状維持するだけで完璧な治療として機能します。髪の毛を生やす必要はないですからね。なんの問題もなくなるのです。
フィナステリドは飲み始めるタイミングが非常に重要です。ハゲたくない気持ちが強いなら、治療のタイミングは可能な限り最速を目指してやっていきましょう。
まとめ
「ハゲにならない方法」は存在しません。世間一般に言われている対策はあくまで抜け毛対策に過ぎないのです。
遺伝子検査を受けることで「自分が将来ハゲるかどうか」を知ることができます。検査による「ハゲない」の信頼度はかなり高いので、とにかく将来が不安な方におすすめとなっています。
薄毛治療は早ければ早いほど良いです! 末期の状態からの改善は長い時間が必要になりますが、早い段階から治療を開始すれば現状維持だけでも十分な結果となるので、できるだけ早く治療を開始するのがおすすめです。