髪の毛の雑学
2017.06.10更新
【髪を増やしたい人必見!】減った髪の毛を増やす方法を徹底解説!
私たちの髪の毛は毎日生え変わっているので、毛が抜けること自体は正常なことです。
しかし、脱毛症によって異常な量の毛が抜けて、髪の毛の量が減ってしまうこともあります。
このページでは、髪の毛が減ってしまったときに髪の量を増やすためのさまざまな方法を紹介します。
目次
髪を増やす方法は本物を生やす方法と偽物を使う方法がある!
髪の毛を増やす方法は大きく分けて「自分の毛を生やす」方法と「偽物の毛で隠す」方法があります。
後者は厳密に言えば毛が増えているわけではないのですが、見た目は自分の毛が生えているのとほとんど変わらないため、精神的な安心を得られるという意味では発毛と同じジャンルと言えます。
そこでこの項目では自分の毛を生やす方法と偽物の毛で隠す方法の両方を紹介していきたいと思います。
本物の毛を生やす2つの方法
それではまず、本物の毛を生やす2つの方法を紹介します。
本物の毛を生やす方法は以下の2つです。
- ミノキシジルを使う
- 自毛植毛手術を受ける
それぞれ詳しく説明していきます。
1.ミノキシジルを使う
ミノキシジルは日本で唯一「毛が生える」と認められている薬の成分です。
男性特有の薄毛であるAGA(男性型脱毛症)だけでなく、女性の薄毛や円形脱毛症といったさまざまな脱毛症の治療でも使われている薬で、発毛効果については折り紙付きです。
文字どおりの「毛生え薬」であり、毛を生やす目的なら真っ先に挙げられる選択肢と言えるでしょう。
ミノキシジルについては「生やして治す薄毛治療薬!ミノキシジルの効果・副作用・値段を徹底解説!」の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらの記事を参考にしてください。
2.自毛植毛手術を受ける
自毛植毛は「脱毛症の影響を受けない毛根を薄毛部分に移植する」という外科手術です。
毛根を移植することで永久に生え続ける毛を移植できるという特徴を持っています。
昔は植毛といえば人工毛を使った危険なものが主流であり、安全性の面からあまり推奨されることがありませんでした。
しかし、現在では自分の毛根を移植することで拒絶反応が起こりづらく、おまけに自然と成長して抜けることのない毛が手に入る手術ができるようになったのです。
自毛植毛はフサフサな部分から薄毛の部分に毛を移しているだけなので、厳密にいえば毛が増えているわけではありません。
とはいえ薄毛部分が目立たなくなるのですから、満足度度としては毛が増えているのと同じだけ感じられると言っても過言ではないでしょう。
自毛植毛について詳しく知りたい方は「【最新】自毛植毛の技術情報まとめ!費用を本数で徹底比較!」をご覧ください。
偽物の毛で隠す3つの方法
次は、偽物の毛を使って薄毛を隠す方法を紹介します。
偽物の毛で隠す方法は以下の3つです。
- 増毛で人工毛を結びつける
- かつらを被る
- 人工毛植毛を受ける
こちらもそれぞれ詳しく説明していきます。
1.増毛で人工毛を結びつける
増毛は髪の毛に人工的に作られた髪の毛(人工毛)を結び付けてボリュームアップをする方法です。
人間の髪の毛はひとつの毛根から3本くらい生えてくるようにできているのですが、髪の毛が減った人はひとつの毛穴から1本くらいしか毛が生えなくなってしまっているんですね。
そこで、ひとつの毛穴に1本の髪の毛しか生えていないような部分はその1本の毛に人工毛を数本結びつけることで、あたかもひとつの毛穴から大量に毛が生えているように見せることができるのです。
本物の毛ではないので定期的なメンテナンスは必要になりますが、医学的な治療ではないため効果に個人差がなく、治療期間を待つ必要がないなどメリットも多くあります。
根本的な解決ではないのでずっと続けることは推奨しませんが、冠婚葬祭などのイベントごとで一時的に薄毛を隠すときなどに便利な方法ですね。
増毛について詳しく知りたい方は「増毛ってどんな方法でやってるの?増毛術の仕組みや効果、メリットデメリットを徹底解説!」をご覧ください。
2.かつらを被る
かつらはみなさんがご存知の通り「頭に被る髪の毛」です。 昔はかつらのクオリティが低く、かんたんに取れたりバレたりしてしまいました。 しかし、最近のかつらは進化していて、正しく装着すれば見た目だけでかつらとバレることはほとんどありません。3.人工毛植毛を受ける
生活習慣を改善して抜け毛を減らそう!
生活習慣の改善は、毛を増やすというよりは抜け毛を減らす対策の話です。
単に生活習慣が悪いだけでハゲてしまうことは考えにくいですが、生活習慣の悪い人は生活習慣がいい人に比べると薄毛のリスクが高まるのは事実です。
生活習慣を改善しただけで毛が生えてくるわけではありませんが、不健康が薄毛対策を妨害しないためにも健康は維持しましょう。
食生活の改善
1日に1食しか食べなかったり、毎日同じものばかり食べていては健康的な体は作れません。
1日3食、栄養が偏らないようにバランスよく食べましょう。
とくに髪の毛を育てたいのであれば、「含硫アミノ酸」や「ビタミン」、「チロシン」などを含んだ食べ物を取り入れることが大切です。
ただし「これを食べれば髪が生える!」という訳ではなく、あくまでも髪の毛を作る手伝いをするだけです。
髪に良い食べ物ばかり食べていれば良いということはなく、バランスの良い食事の中に髪に良い食べ物を取り入れることが大切なのです。
これらの栄養を含んだ食べ物を知りたい方は「これが髪の為の生活!とにかく髪に良い食事や習慣!」をご覧ください。
睡眠の改善
髪の毛の成長に関わっている成長ホルモンは夜、眠っているときに分泌されやすいという特徴を持っています。
単に夜なだけでも、ただ寝るだけでもダメで、夜に眠っていないと成長ホルモンは分泌されにくいんですね。
睡眠時間については諸説ありますが、ここ最近の研究で「人間に必要な睡眠時間は最低でも7時間半」という結果が出ているので、毎日夜に7時間半は寝ることを心がけましょう。
ストレスの発散
強いストレスに長期間晒されるとホルモンバランスが崩れてしまい、髪の毛の成長に関わっている男性ホルモンや成長ホルモンが正しく分泌されなくなってしまうことがあります。
理想的なことをいえばまったくストレスを感じない環境づくりをしたいのですが、現代社会でストレスを感じるなという方が無理でしょうから、できるだけストレスを溜め込まず定期的に発散することを心がけましょう。