AGA(エージーエー)

AGAは病気じゃない!?薄毛治療でハゲが完治しないワケ

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「AGAは病気です」と言われて治療を決意した人は多いのではないかと思います。

実際に皮膚科の病院でも治療が可能ですし、HAELIERでもAGAのことは男性型脱毛"症"と呼んでいるわけですが、実は医学的にはAGA治療は病気の治療ではないのです。

なぜ病気と言われているAGAの治療が病気の治療扱いではないのか。なぜAGAは完治しないと言われているのか。

このページでは薄毛治療に関する様々な疑問にお答えします。

AGAは病気じゃないから保険が効かない!?

問診する医師

「病気」というのは概念であるため、その判断基準は個人や学問上の分類によって変わってきてしまうものです。

そもそもAGAにしてみたって「薄毛だけど心身ともに健康だし、別に病気ではない」 と一切薄毛を気にしていない人にしてみれば病気ではありませんし、逆に「薄毛のせいで他人の視線が頭に向けられるのがつらく、日常生活に支障をきたす」 という人にとっては一刻も早く治すべき『病気』と言えます。

ただ、日本はAGAに関しては「命に関わるわけでも不健康になるわけでもない」と、保険が効く病気としては扱っていないのが現実です。

私たちがどう感じていようと、この国ではAGAは病気ではないのです。

薄毛治療と保険の関係については「AGAと保険の関係!薄毛治療を可能な限り安くする方法を徹底解説」でも解説しているので詳しく知りたい方はこちらも合わせてご参照ください。

AGAが完治しないのは両親から遺伝した"個性"であり、身体の異常ではないから

完治とは、「病気が完全に治り、治療をしなくても症状が出なくなること」を指します。

AGA治療においては「薄毛になる前と同じくらい毛が生えてきて、治療しなくても自然と毛が生え続けてくる状態になる」ということが完治と言えそうです。

「AGAとは?」の記事でも解説しているように、AGAは「男性ホルモン受容体」という遺伝子と「DHT」という男性ホルモンが原因で起こっている脱毛症です。

遺伝子は人それぞれが生まれ持ったものです。そして、男性ホルモンは男性が男性らしくあるために必要不可欠な物質です。

つまり、AGAの原因物質は風邪やインフルエンザを引き起こすウイルスのように、身体の外からやってきた異物ではないわけです。

生まれ持った遺伝子と男性であるなら当たり前に分泌されている男性ホルモンが原因で起こっているAGAは、健康な身体が正常な反応をした結果として抜け毛が起きているということなんです。

身体の異常ではないわけですから、薄毛はどれだけ治療したところで完治することはありません。治療を止めてしまえば身体は正常なはたらきに戻ろうとするのです。

現代の薄毛治療では、薬を飲んでいる間はAGAの進行が止まりますが、投薬を中止すれば再び抜け毛が起こってしまいます。現代のAGA治療は厳密に言えば根本的な治療行為ではないのです。

唯一の例外として「AGAにならない部分の毛を移植して抜け毛が起きないようにする」という「自毛植毛」がありますが、こちらも植毛していない部分の抜け毛までは抑えることができないため、根本的な治療とは言えません。

異常であれば元に戻せますが、それが正常ならどうしようもない。それが薄毛が完治しない理由なのです。

完治はしないが症状が落ち着くことはある

AGAは完治しませんが、薄毛がどんどん改善してきて薬の量が減ったり、しばらく薬を飲まなくてもよくなる期間ができることがあります

これを医学用語で寛解(かんかい)と言います。寛解は「症状が軽くなったり、一時的に落ち着いた」という状況なので完治ではありません。

AGA治療はこの寛解を目指していく治療なのです。

AGA治療にどのようなものがあるかについては「医学的なAGA治療法まとめ」の記事でまとめていますので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

まとめ

現代日本でAGA治療は「保険適用外」であり、病気として扱われてはいないのが現実です。

しかも、AGAは原因が遺伝と男性ホルモンであり、人体にとって必要不可欠な物質が薄毛を引き起こしていることから完治しないという特徴も持っています。

ですが、症状が一旦落ち着く寛解になることはありますし。薄毛治療はこの寛解を目指していく治療と言えるでしょう。

AGA治療の方法については「医学的なAGA治療法まとめ」の記事でまとめていますので、こちらを参考にしてください。