髪の毛の雑学

胸毛やヒゲが濃いとハゲや薄毛になりやすいって本当なの?

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このページでは体毛の濃さと薄毛の相関関係について解説します。

1分でわかる体毛の濃さと薄毛の関係

体毛が濃いからと言って必ずしも薄毛になるわけではない。

AGAの原因のひとつは遺伝なのだが、毛深い人ほど遺伝しやすいことはない。

ただ、AGAのもうひとつの原因が「男性ホルモン」であることが重要。

男性ホルモンには毛を濃く太くする効果があり、毛深い人は男性ホルモンが多く分泌されていることが原因で毛深くなっていることが多い。

そのため、AGAであり、なおかつ毛深い人はAGAが進行しやすくなってしまう傾向にある。

結論としては毛深いことが直接的に薄毛を引き起こしているわけではないのだが、毛深い人は薄毛になったときに薄毛が進行しやすいリスクを抱えている、ということになる。

体毛が濃い人が薄毛を遺伝しやすいわけではない

薄毛に悩んでいるほとんどの男性は「AGA」という脱毛症が原因で薄毛になっています。

AGAは下の画像のように「生え際の後退」や「頭頂部が広がるように薄くなっていく」という特徴を持っています。多くの人が「薄毛」という言葉から思い浮かべるのもこういった症状ではないでしょうか。

AGAは原因のひとつに「遺伝」が関わっていて、薄毛になる遺伝子を遺伝しなかった人はたとえどれだけ頭皮や髪の毛を痛めつけていようが薄毛(AGA)にはなりません。

AGAの遺伝については「AGAになるかどうかは遺伝によって決まる!?AGAと遺伝の間にある真実」で解説しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

で、胸毛やヒゲが濃い人はこの薄毛遺伝子を遺伝しやすいのか、というとまったくそんなことはありません。

ですので、体毛が濃い人が「薄毛を遺伝しやすいか」という問いであれば、「体毛の濃さと薄毛の遺伝にはまったく関係がない」と答えることができます。

ただ、体毛の濃さと薄毛の間には一切相関がないのかというとそういうわけでもないのです。

ヒゲや胸毛が濃い人がAGAになると薄毛が進行しやすい!?

そもそもAGAの原因となっている薄毛遺伝子とはなにかというと、これは男性ホルモンと組み合わさることで抜け毛を誘発させる「脱毛因子」を作り出してしまう遺伝子です。

男性ホルモンを脱毛因子に変えているということは、薄毛遺伝子を遺伝している人の中でも男性ホルモンが少ない人であれば薄毛が進行しづらく、逆に多い人は薄毛が進行しやすいということになります。

過去には男性ホルモンの分泌を担っている精巣を切除すると、男性ホルモンが一切分泌されなくなるので薄毛にはならないし、薄毛になっていた人も薄毛の進行が止まるという実験結果が出ています。

実際、現代医学においての薄毛治療でも、男性ホルモンを分泌している酵素のはたらきを抑える薬を使います。

男性ホルモンの分泌量を減らすことで薄毛の進行を止めているわけですね。

毛深い人は男性ホルモンの分泌量が多い

実は男性ホルモンには「毛を濃く、太くする」という効果があります。

AGAにおいては薄毛遺伝子と組み合わさることで脱毛因子を生み出してしまう男性ホルモンですが、薄毛遺伝子さえなければ毛を濃く太くしてくれる、髪の毛にとって味方のような存在なのです。

一般的に毛深いとされている人たちは男性ホルモンの分泌量が多いために毛深くなっているというわけですね。

本来であれば男性ホルモンの分泌量が多い人は「毛が太く、濃くなる」というだけにとどまるのですが、AGAを発症していると話が変わってきます。

先ほども説明したように、AGAの薄毛遺伝子は「男性ホルモンを脱毛因子に変える」という遺伝子です。

つまり、毛深い人(=男性ホルモンの分泌量が多い人)は毛深くない人に比べると薄毛遺伝子が脱毛因子を作りやすくなっているわけで、AGAが進行しやすいのです。

単に毛深い、男性ホルモンが多いということは薄毛の発症しやすさとは無関係なのですが、薄毛の進行しやすさに関しては関係があると言えるでしょう。

まとめ

胸毛やヒゲなどの体毛が濃くなってしまうことと、AGAの原因である遺伝子を遺伝しているかどうかには相関関係はありません。

ただ、AGAのもうひとつの原因として男性ホルモンが関わっていることが重要で、このせいで毛深い人はAGAになったときに薄毛が進行しやすくなるリスクを抱えています。

男性ホルモンには毛を太く濃くする効果があり、毛深い人もその多くは男性ホルモンの分泌量が多いために毛深くなっています。

つまり、毛深い人はAGAの原因物質が多いということでもあります。

そのため、毛深い人は毛深くない人に比べ、AGAになったときに薄毛が進行しやすいということなのです。

結論としては、毛深いからといって必ずしも薄毛になるわけではないが、毛深い人が薄毛になると普通の人よりも進行しやすいと言えます。

もしAGAが進行してしまっているのであれば、専門のAGAクリニックで早めに治療を開始しましょう。