発毛剤

プロペシアの成分は?AGA治療の有効成分「フィナステリド」を解説

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このページではプロペシアの成分について解説します。

1分でわかるプロペシアの成分

プロペシアに含まれている有効成分は「フィナステリド」というAGA治療成分。

フィナステリドにはAGAの原因となっている「DHT」という男性ホルモンを作り出している「5α-リダクターゼ」という酵素のはたらきを阻害する効果がある。

AGAによる抜け毛はDHTがなければ起こらないため、DHTを作らせないことで抜け毛を止めている。

プロペシアの有効成分はフィナステリド

プロペシアには有効成分として「フィナステリド」という成分が配合されていて、また薬の添加物として以下のものが含まれています。

結晶セルロース、乳糖水和物、部分アルファー化デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、タルク、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ

ちなみに添加物とは、薬の苦味を抑えたり、水に溶けやすくして効果が出やすくなるようにしたりと「薬を飲みやすくする」ために含まれている成分です。

人体に無害な物質のみが使われているため、これらの成分について心配する必要はありません。

要するに、プロペシアの効果について関わってくるのはフィナステリドだけ、ということです。

フィナステリドにはAGAの原因を阻害する効果がある

フィナステリドの効果を説明する前に、まずはAGAのメカニズムを軽くおさらいしておきましょう。

詳しくは「AGAを徹底解説」の記事でも説明しているので簡単に説明しますが、AGAが起こるメカニズムは次の三段階からなります。

  1. 「5-αリダクターゼ」という酵素が「DHT」という男性ホルモンを作り出す。
  2. 特殊な遺伝子を生まれ持った人は「男性ホルモン受容体」というシステムがDHTと組み合わさることで「脱毛因子」(正常な毛を抜けさせてしまう物質)を作り出してしまう。
  3. 脱毛因子が毛根に働きかけ、髪の毛を作り出している毛母細胞の動きを止めてしまい、毛が十分に成長する前に抜けてしまう。

この3段階はドミノ倒しのように連鎖する仕組みになっていて、この中のひとつでも起こらなければAGAは起こらないようになっています。

1〜3のいずれかひとつを止めることができればAGAの条件が満たせませんからね。

そしてフィナステリドはこのうちの1番を止めることができます。

5α-リダクターゼにはたらきかけ、DHTを作らせないようにする効果を持っているのです。

フィナステリドには副作用もある

ストレスを感じている男性

フィナステリドはAGAによる薄毛を止めるだけでなく、それ以外の副作用ももたらすことがあります。

プロペシアの試験においては以下のような結果が出ました。

臨床試験
48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)等であった。〔承認時〕

使用成績調査
943例中5例(0.5%)に5件の副作用が認められた。主な症状はリビドー減退2例(0.2%)、肝機能障害2例(0.2%)等であった。〔再審査終了時〕

臨床試験時は4.0%、販売後の再試験では0.5%の患者に副作用が出ており、具体的な主症状は「リビドー(性欲)減退」、「勃起機能不全」、「肝機能障害」となっています。

男性ホルモン抑制効果で性機能に問題が起こることも

性欲減退や勃起不全が起こるのはDHTが男性ホルモンであるためと考えられます。

性機能の維持には男性ホルモンが不可欠であるため、DHTが作られなくなったことでそのはたらきが弱くなったのです。

すべての人にこの副作用が出ていないのは、DHTだけが男性ホルモンではないため、多くの人はDHTが生成されなくなってもその他の種類の男性ホルモンで補えるからでしょう。

フィナステリドは肝臓に負担をかけるため、肝臓が弱い人はNG!

フィナステリドの分解は肝臓で行なわれています。

そのため、肝臓に問題を抱えている人は肝機能障害を起こす危険性があるようです。

実際の医療現場では肝臓に問題がある人には投与しなかったり、あるいは異常が見られた場合に投与を中止するといった対策が取られています。

フィナステリドの注意点

子供が使ってはいけない

フィナステリドは子供への安全性・有効性が確認されていないため、子供に使うことは禁じられています

妊婦や出産後、授乳中の女性が使ってはいけない

フィナステリドを妊婦が使うと赤ちゃんの生殖器官の発育に影響を及ぼす恐れがあるため、妊婦や出産後、授乳中の女性はフィナステリドを使ってはいけません。

そもそもAGAは男性特有の薄毛であるため、女性が薄毛になってもフィナステリドが薄毛治療の効果を及ぼすとは考えづらいことから、たとえ妊婦でなくとも女性は服用すべきではないでしょう。