抜け毛 発毛剤

ミノキシジルで初期脱毛!?原因と期間を徹底解説

▼当サイトでネット申し込みが多いAGAクリニックはこちら!
【1位】湘南美容外科クリニック プロペシアが最安値3800円
【2位】AGAスキンクリニック
【3位】イーストクリニック※プロペシア3800円
▼当サイトで人気の記事はこちら!
【画像あり】AGA治療経過ブログ【毛が生えて肌が見えなくなった!】
【東京都内】治療費が安いAGAクリニックおすすめランキング

このページでは薄毛治療の初期に抜け毛が大量に起きてしまう「初期脱毛」について、特にミノキシジルの初期脱毛を解説します。

薄毛治療の序盤に抜け毛が増える「初期脱毛」

「男性型脱毛症の治療を開始したはずなのに、何故か尋常じゃない量の抜け毛が発生した」
そんな悩みを抱えているのはあなただけではありません。

実は、薄毛治療の序盤に起こる大量の抜け毛は「初期脱毛」といって、誰にでも起きてしまうものなのです。

初期脱毛とは?

初期脱毛はAGA治療を開始した最初の1~2ヶ月あたりに大量の抜け毛が起こる現象です。

私たちの髪の毛はどれだけ健康でも1日平均で90本前後は抜けるようになっています。

本来なら多くても100本ほどに治るはずの抜け毛が、薄毛治療を始めた途端に200本以上も抜けてしまうようになるのが初期脱毛と呼ばれる抜け毛現象なのです。

初期脱毛の原因

初期脱毛は簡単に言えば、成長しなくなった古い毛が、新しく生えてきた毛に押し出されて抜けているという現象です。

私たちの髪の毛は「ヘアサイクル」という周期によって生え変わりが決まっていて、成長が止まった毛は「休止期」という抜けるのを待つだけの期間に突入します。

このとき、成長の止まった毛は実質的に「毛穴に刺さってるだけの死んだ毛」になります。引っ張れば簡単に抜けてしまうような状態です。

本来であればこのタイミングでは髪の毛を作っている「毛母細胞」も数ヶ月ほど髪の毛を作るのを止めて、ただ毛が抜けるのを待っているのですが、ミノキシジルを使うと毛母細胞が活性化して、休み返上で髪の毛づくりを早めに始めてしまいます。

まだ毛穴には抜けるのを待っている髪の毛があるのに、毛根では髪の毛の生成が始まってしまうんです。

すると、自然に抜ける機会を待っていた毛は新しく作られた毛にどんどん押される形で抜けていってしまいます。これが初期脱毛のメカニズムです。

初期脱毛で起こる大量の毛はもともと抜け毛になる予定の毛なので心配しなくてOK!

初期脱毛は心配無用

初期脱毛はもともと知識として知っていたり、お医者さんから「初期脱毛ってのがあってね」と説明を受けたとしても、いざ直面すると凄まじいまでの不安が襲ってきます。

私も「抜け毛って言ったってどうせ大したことないでしょ」とか「もし始まっても数日あればすぐ終わるでしょ」などと楽観視していたら、約1ヶ月の間ずっと大量の抜け毛が続いてしまい「本当にこれは重大な脱毛症ではないのか」と何度も担当医を問い詰めたりしてしまいました。

これは経験者だからこそ言えますが、初期脱毛はもともと抜けるはずだった毛が前倒しで抜けているだけなので大丈夫です。

確かに抜け毛の量は薄毛に悩んでいたときよりも増えます。はっきり言って異常な抜け毛にしか見えません。

ですが、その量はおかしくもなんともないのです。

ヘアサイクルで休止期になっている髪の毛は髪の毛全体の約9%と言われています。つまり、今ある髪の毛の1割ほどは初期脱毛で抜ける可能性があるということです。

もちろん実際に全部抜けてしまうわけではありませんが、それに近いだけの量の毛が抜けてしまうのです。

むしろ初期脱毛が起こったということは「薬が効き始めた」という証拠でもあるため、喜ぶべき現象とすら言えます。

毛が抜けているということはすなわち「健康で丈夫な髪の毛が生えてきてますよ」という合図なのです。

ミノキシジルの初期脱毛はいつから始まっていつから終わる?

初期脱毛で落ち込む男性

ミノキシジルの初期脱毛は個人差が大きく反映されるので具体的に「治療開始○日目から○日目まで続きます」と断言することはできません。

実際、私もクリニックの担当医から受けた説明は「治療を始めた最初の1~2ヶ月は抜け毛が増えるけど、それは初期脱毛っていう正常な抜け毛だから気にしなくていいよ」というものでした。

この説明でもなにひとつ間違っていないのですが、やっぱりできるだけ詳しく知りたいというのが人情ですよね。

そこである程度導き出せる部分は計算などによって導き出していこうと思います。

初期脱毛の開始時期は個人差が大きいが、治療開始10日後から15日後あたりに始まる

上の方でメカニズムを説明したように、初期脱毛はミノキシジルが休止期の毛母細胞を活性化させて髪の毛を作らせることが原因で起こります。

すなわち、「ミノキシジルが効き始めるタイミングがいつなのか」が初期脱毛の開始時期に直結してくるわけです。

薬がどのタイミングで効くかというのは個人の体質や薄毛の進行具合によっても変わってくるので一概には言えませんが、早ければ治療開始から10日前後、遅くても15日あたりに始まることが多いです。

なぜ治療開始3日目とかの早い段階で初期脱毛が始まらないのかといいますと、これは髪の毛の伸びるスピードが1日およそ0.3ミリのペースだからです。

いくらミノキシジルの効果が出ていても押し出すための髪の毛が生えてくるまでには時間がかかります。そのために必要な期間が10日間ということなのです。

ミノキシジルの初期脱毛が続く期間はおよそ半月から1ヶ月!

私の場合、初期脱毛は使用後12日目から抜け毛が目立ち始め、それから1ヶ月感抜け毛が続きました。

これはおそらく抜け毛面積が広かったためだと思われます。

ミノキシジルの効果が効きやすい効きにくいというのは個人差だけでなく毛根ごとにも差があるため、薄毛の面積が広ければ広いほどミノキシジルの効き具合に大きく差が出てきてしまいます。

その結果、さっさとミノキシジルが効いて抜け毛を押し出した毛根もあれば、なかなかミノキシジルが効かずに抜け毛を押し出すのが遅れた毛根もあるという状態になったのです。

初期脱毛の期間は薄毛の面積が大きければ大きいほど長くなり、長ければ1ヶ月、短ければ半月ほどで止まるというのがおおまかな期間と言えるでしょう。

初期脱毛が2ヶ月以上続いているときはより強い治療が必要な可能性あり!

「ミノキシジルの初期脱毛がいつまで経っても収まらない。2ヶ月も3ヶ月も悩まされている」という場合はその抜け毛が初期脱毛ではない可能性が高いです

初期脱毛は将来抜ける毛を前倒しで抜けさせているだけなので必ず終わりが来ます。

その終わりが来ないということは抜けてはいけない毛も抜けている可能性が高いのです。

ミノキシジルは発毛を促進する薬ではありますが、AGAのような脱毛症の原因を阻害する効果は一切持っていません。

そのため、ミノキシジルの発毛効果よりも薄毛の進行レベルの方が高い場合は抜け毛が止まらない(=薄毛が進む)ということがありえるのです。

簡単に言えば、初期脱毛がずっと終わらないのはミノキシジルの薄毛治療スピードよりも薄毛の進行スピードが早く、ミノキシジルでは治療ができていない可能性があるんですね。

もしも抜け毛が止まらない場合は別の治療方法と併用したり、あるいは治療法そのものを変える必要があります。

いずれにせよ医師への相談は絶対に行なうべきです。

もしも市販のミノキシジルで個人的に治療をしているというのであれば薄毛治療を専門に行っているクリニックを受診してください。

ミノキシジルの初期脱毛を抑えるにはどうすればいいの?

抜け毛をチェックする男性

残念ながら初期脱毛を抑えることは不可能です

そもそもほっといても抜けていた毛が前倒しで抜けているだけなので初期脱毛は異常でもなんでもありません。対策すべき現象ではないのです。

初期脱毛で重要なのは「初期脱毛は薬が効いている証拠だ」と認識することです。

確かに、初期脱毛は傍目にはシャレにならない量の毛が抜けてしまうので、ついつい不安になってしまいがちです。

ですが、初期脱毛で落ち込むのは、「畑に種を撒いたら土を押しのけて芽が出てきた......」と落ち込んでるのとまったく同じです。押しのけられた土を見て落ち込むのではなく、芽吹いたことを喜びましょう。