AGA(エージーエー)
2017.11.07更新
前髪がすだれのようにハゲてしまう原因と対策
このページでは前髪がスカスカになって「すだれハゲ」になってしまう原因と対策を解説します。
目次
すだれハゲの原因は遺伝? 健康でもハゲる「AGA」とは
前髪がすだれのようになってしまうハゲは『AGA(男性型脱毛症)』という医学的な脱毛症が原因である可能性が高いです。
AGAは遺伝と男性ホルモンが原因で起こる薄毛で、頭皮の状態や身体の健康状態にはほぼ関係がないことが特徴です。
「遺伝が原因」ということからもわかるかと思いますが、実はほとんど生まれた時点でハゲやすいかどうかが決まっているのです。
AGAについては「AGA(エージーエー)とは?男性型脱毛症による薄毛・ハゲの原因と治し方!」の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
すだれハゲを治したいなら薄毛治療専門のクリニックへ行こう!
AGAは医学的な脱毛症なので、医学的な治療が必要です。
さらにAGAを治せる薬は、薄毛治療専門の病院でしかもらうことができません。
自宅でセルフ治療を行いたいという気持ちがあるかもしれませんが、医学的な治療が必要となってしまう以上、クリニックに行かざるを得ないというのが現状です。
クリニックでは無料でカウンセリングを受けることもできるので、まずはカウンセリングだけでも受けてみてください。きっと、あなたの治療の後押しになってくれると思います。
カウンセリングが面倒という方も、処方まで気楽に行えるクリニックが出てきていますのでそういうところで処方をうけてみるのもおすすめです。
病院の代わりにはならない!意外と多いすだれハゲ治療の勘違い
上記のようにすだれハゲを治すには医学的な治療が必要です。
そのため、以下のような対策をしていてもそれは「医学的な治療の代わり」にはなりません。
次にあげる対策が完全に無駄なわけでないのですが、これらの対策がAGAを治す根本的な解決法にはならないことを知っておいてください。
頭皮マッサージですだれハゲは治らない!
手軽にできる育毛対策としてよく知られている頭皮マッサージですが、AGAの根本的解決という面から言えば、医学的に効果があるとは言えません。
頭皮マッサージの効果は「血行を改善し、頭皮に栄養が回りやすくする」ことと言われていますが、血流の良し悪しはAGAのメカニズムとは無関係なので、頭皮マッサージをしていてもAGAは治らないのです。
シャンプーを変えてもすだれハゲは治らない!
自分の髪の毛や頭皮にあったシャンプーを使うことは頭皮環境をよくするために重要と言えます。
頻繁に頭皮に触れるものですから、皮膚に合わないシャンプーを使っていたら頭皮に炎症が起こるおそれもあります。
しかし、シャンプーはただ髪の毛を洗うための洗剤のようなものなので、遺伝とも男性ホルモンとも関係しません。たとえ頭皮に炎症が起きてもAGAが起こりやすくなるわけではないし、逆に炎症が起きなかったからと言ってAGAになりにくいのかと言えばそれもまた違います
つまり、シャンプーが頭皮に与える影響はAGAの原因とは関係がないので、どんなシャンプーを使ってもすだれハゲは治らないのです。
ただ、髪や頭皮に合わないシャンプーを使っていると抜け毛が増えてしまう可能性があるので、注意しましょう。
通販サイトでヘアケアグッズを買っても治らない!
通販サイトでは多くのヘアケアグッズが売られています。
中には「失った髪が戻ってくる」といった広告であたかもハゲが治るかのように売られているものもあります。
そういった商品を見かけると、ついハゲ治療のために買ってしまいたくなるかもしれませんが、通販サイトで売られている商品ですだれハゲが治ることはありません。
なぜなら、日本の法律ではAGAを治せる薬を誰でも買えるように売ってはいけないと決まっているからです。
上の方でも説明しましたが、AGAを治せる薬は医療機関でしか処方してもらうことができません。
つまり、通販サイトで誰にでも買えるように売られている時点で、その商品ではAGAは治らないと言っていいのです。
すだれハゲを治す食事はない!
健康を維持するために健康的な食事を心がけることは大切です。
「治療を円滑に進めるため」という目的であれば、栄養バランスの良い食事を取ることは対策となり得るでしょう。
しかし、特定の食べものを食べていればすだれハゲが治るなんてことはありえません。
なぜなら、今のところ、医学的にAGAを治せる成分を含んだ食べものは発見されていないからです。
さらにいえば、上で説明したようにAGAを治せる薬は国によって販売方法が規制されていますから、万が一そんな食品が発見されたらすぐさま規制されることでしょう。
ただ食べものを食べているだけでハゲが治るというのは夢のような話ですが、残念ながら現時点ではありえないと言っていいでしょう。