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自毛植毛後の「離れ小島」現象! 薄毛の進行問題とその対処法

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このページでは自毛植毛後に起こってしまう「離れ小島現象」について説明します。

自毛植毛そのものについて知りたい方は「自【最新】自毛植毛の技術情報まとめ!費用を本数で徹底比較!」の記事をごらんください。

「離れ小島現象」とは?

離れ小島現象とは、植毛した毛だけを残して薄毛が進行してしまった状態のことです。

自毛植毛した後にAGAが進行すると、まるで海に島が浮いているかのように植毛した部分の毛だけが残ります。これが離れ小島現象です。

離れ小島現象は自毛植毛した毛だけが独立している見た目からついた俗称なので医学的な名称ではないのですが、わかりやすいので広まったようです。

離れ小島現象が起こる原因

離れ小島現象が起こる原因はAGAの進行です。

自毛植毛をすると確かに移植した髪の毛はAGAの影響を受けないのですが、それはあくまで移植した毛が影響を受けないだけであって、AGA自体が完治したわけではありません。

そのため、自毛植毛した後に薬を使ったAGA治療を止めてしまうとAGAが進行し、移植部分以外が薄毛になってしまうのです。

たとえば頭頂部が薄毛になってしまうO型のAGA患者が自毛植毛を行ってその後のAGA治療を止めてしまった場合を考えてみましょう。

この場合、植毛した部分はAGAの影響を受けずに生え続けますが、頭頂部の植毛されていない部分は依然としてAGAが進行します。その結果、ドーナツのような形の薄毛になってしまうのです。

手術後の傷跡は離れ小島にはならないの?

毛根の採取によってできた傷跡は後頭部の毛が隠してくれるため、目立つことはほぼありません。

触ったときの違和感などはあるかもしれませんが、見た目からは自毛植毛の手術痕が残っているとわかるようにはならないので、後頭部に関しては心配無用です。

離れ小島現象を起こさない為の方法

離れ小島現象は植毛部分以外のAGAが進行することによって起こります。

よって、離れ小島現象の対策は自毛植毛をした後にもAGA治療を続けることです。

AGAの進行を止める治療は「フィナステリド」を使った発毛剤治療が一般的です。

フィナステリドはAGAの原因のひとつであるDHTという物質を抑制してAGAの進行を止める薬で、AGA治療において広く使われています。

フィナステリドについては「フィナステリドの効果と副作用を徹底解説!」で詳しく解説しているので、こちらの記事をご覧ください。

離れ小島が起こってしまったの対処法

既に離れ小島現象になってしまっている人、または予想外の出来事などで離れ小島になってしまった場合の対処方法を紹介します。

発毛剤治療を行う

発毛剤治療は離れ小島現象を起こさないための方法でもありますが、離れ小島現象が起きてしまったときの対処法でもあります。

結局のところ離れ小島現象はAGAが進行しているため、必要な対処法はAGAの治療なのです。

AGAに効果がある発毛剤おすすめランキング【2017年最新版】」で紹介しているような発毛剤を使って薄毛の進行を止めたり、毛を生やしたりすることで改善していくでしょう。

薄毛になるたびに自毛植毛を行なう

自毛植毛の植毛イメージ画像

かなりの力技ですが、薄毛が進行するたびに植毛を行なうという方法もあります。

この方法は自毛植毛手術を複数回受けるため金銭的には大きな負担となりますが、そのかわりに発毛剤治療を一切しなくていいというメリットがあります。

ただ、自分の後頭部の毛には限りがありますから、最終的には部分的に薄毛になることを諦めるか、発毛剤治療を行なうかという選択を迫られることとなるでしょう。

また、自毛植毛は行えば行うほど後頭部の手術痕が大きくなり、後頭部の傷跡が隠しきれなくなってきます。

1回や2回であれば後頭部に残った髪の毛が傷跡を隠してくれますが、複数回に渡って自毛植毛をすると手術痕が隠しきれなくなる危険性がある点には注意が必要です。

隠す対策をする

離れ小島を隠すことで周りからバレなくすることも選択肢としてあります。

「もう自毛植毛をしたくない……」、「とにかく早くなんとかしたい」という人は隠す対策を検討してみてください。

かつら

ヘアピース ウィッグ かつら

隠す対策の代表がかつらです。

かつらは私たちが生まれる前から存在する古典的な薄毛隠しですが、昔から使われてきているだけにその効果はお墨付きです。

離れ小島の度合いにかかわらず必ず隠せますし、見た目も自然に仕上がります。

ただし値段高いことや定期的な手入れが必要なことには注意が必要です。

かつらを選ぶにしろ薄毛治療を選ぶにしろ、コストはそれなりにかかります。

増毛スプレー

増毛スプレーは頭皮に特殊なスプレーを振りかけ、肌色を黒く染め薄毛に見えなくする方法です。

粉をかけているだけとはいえ、その仕上がりは非常に自然で目立ちません。

おまけに単価が安く、使い方も簡単とメリットが大きいです。

ただ、増毛スプレーは一時的に隠しているだけなので、ずっと増毛スプレーに頼ろうと思ったら毎日使わなければいけません。

単体で見たらコストパフォーマンスはよく見えますが、薄毛を隠すことを諦められるようになるまでは永久に使い続けることを考えるなら高くつく可能性もあることには留意しておきましょう。

メディカルSMP

メディカルSMP

メディカルSMPは頭皮に黒い色素を注入して髪の毛が生えているように見せる方法です。

頭皮に色をつけることで薄毛を目立たなくする手術であり、ジャンルとしては増毛パウダーに近いものとなっています。

長期間消えない刺青なので毎日パウダーをふりかける必要がないというメリットがありますが、これは逆に言えばしばらくは消えないということでもあるため、手術の際には注意が必要です。

メディカルSMPについては「頭皮に髪を入れ墨する!?薄毛隠し手術「メディカルSMP」を徹底解説」をご覧ください。

移植した毛を脱毛する

「離れ小島よりもハゲてたほうがマシだ!」という人は、移植した毛を脱毛することで離れ小島を治すことができます。

ただし、治すと言っても毛が生えてくるわけでも毛を元に戻すわけでもなく、単純に離れ小島ではない薄毛になるだけです。

自毛植毛に使った毛は戻ってきませんし、結果だけ見れば後頭部の毛を減らして頭皮にいたずらに傷を作っただけとなります。

それでも離れ小島状態を解消したいという場合には選択肢として挙がってきます。

基本的には医師の言う事を聞いていれば心配なし!

ここまで離れ小島にならないための方法、なってしまった場合の対処法を説明しました。

しかし、ここまで説明しておいてなんですが、基本的に自毛植毛後の離れ小島現象の心配はほとんどありません。

そもそも、普通にクリニックで自毛植毛手術を受けるとなったとき、医師から「AGAの進行を止める必要があること」についてはまず間違いなく説明がありますし、術後には発毛剤の処方もあるはずです。

施術を受ける前、受けた後の医師の指示に従っていれば離れ小島現象はほぼ起こらないのです。

もちろん医療行為なので確実に起きないとは言えませんが、それでも起こる可能性は極めて低いです。