発毛剤 薄毛治療

男のハゲ・薄毛が飲み薬で治るって本当?

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薄毛は飲み薬で改善する!

男性の薄毛はそのほとんどが『AGA(男性型脱毛症)』という脱毛症によって引き起こされています。

生え際が後退したり、頭頂部から薄くなったりといった症状の薄毛が起こるのが特徴で、いわゆる「M字ハゲ」や「てっぺんハゲ」と呼ばれているものがAGAです。

詳しくは「AGA(エージーエー)とは?男性型脱毛症による薄毛・ハゲの原因と治し方!」を参考にしてほしいのですが、簡単に説明するとAGAは遺伝と男性ホルモンによって引き起こされる薄毛で、自然治癒することがありません。

生まれ持った遺伝子が途中で変わることはありませんし、男性が男性ホルモンを分泌しているのは当たり前のことだからです。

ですが、あくまで自然治癒しないだけで、手も足も出ない脱毛症というわけではありません。

今の医学では薄毛の進行を止めたり毛を生やしたりする薬が開発されていて、その薬を飲めば薄毛が改善するのです。

ただ、ひとつ注意してほしいのが、AGAは完治しない脱毛症だということです。

「薄毛が治る」と表現すると、「失った毛が全部戻ってきてそのうち薬を飲まなくてもよくなる」と感じてしまう人も多いのですが、実際には「飲んでいる間だけ薄毛の進行が止まる」のが薄毛の治療薬です。

飲むのをやめたら再び薄毛が進行してしまうので、そういう意味では「治る」とまでは言えず、「改善する」が正しい表現と言えるでしょう。

飲み薬を使ったらすぐに治る?

抜け毛をチェックする男性

薄毛の治療期間は症状の進行度合いや個人差によって変わるのですが、少なくとも1週間やそこらで治るということはありません。

薄毛治療の飲み薬は効果を発揮するまでにだいたい半年はかかります。

これは、少なくとも半年間は頑張って薬を飲まなければいけないということです。

生えてきたら続ける選択を取るのも難しくないでしょう。

これはクリニックでの治療プランにもよりますが、思い切り生やそうと思ったらだいたい1年単位で治療していくのが一般的です。

薄毛の飲み薬は大きく分けて3種類!

「薄毛の治療薬」として認められている薬は大きく分けて3種類あります。

具体的には、

  • プロペシア(フィナステリド)
  • ザガーロ(デュタステリド)
  • ミノキシジル

の3種類です。

これらの薬にはそれぞれ異なった効果・副作用がありますので、それぞれ見ていきましょう。

プロペシア(フィナステリド)

プロペシアは、フィナステリドを成分として配合しているAGA治療薬です。

2005年に販売された薬で、今では特許が切れているために多くのジェネリック医薬品が販売されるようになっています。

ファイザー、サワイ、フィンペシアといった薬もAGA治療薬として知られていますが、これらはプロペシアのジェネリック医薬品なので、実質的にはプロペシアと同じフィナステリド系の薬です。

それではプロペシアの効果や副作用について見ていきましょう。

プロペシアについて重点的に知りたいという方は「プロペシアの効果と副作用を徹底解説」の記事も参考にしてください。

プロペシアの効果

プロペシアを一言で説明するなら「薄毛の進行を止める薬」です。

具体的には、「5α-リダクターゼ」という酵素の働きを阻害し、AGAの原因となっている男性ホルモン「DHT」が作られないようにします。

AGAによる薄毛は、簡単に言えば「DHTを材料として薄毛を引き起こす物質が作られる」ことによって引き起こされています。

なので、その材料であるDHTさえ作らせなければ薄毛が止まるという理論なわけです。

プロペシアの副作用

プロペシアには

  • 初期脱毛
  • 性機能の低下
  • 肝機能障害

という3つの副作用が存在します。

全体的な副作用発現率は臨床試験時で4.0%、追加調査時で0.5%です。

それぞれの副作用を詳しく見ていきましょう。

服用後1〜2ヶ月の間に抜け毛が増える「初期脱毛」

薬を服用してから最初の1〜2ヶ月間はいつもよりも抜け毛が増えることがあります。この抜け毛が「初期脱毛」です。

副作用のカテゴリに入れていますが、実際のところは成長の止まった毛が抜けているだけなので、異常な症状ではありません

髪の毛が普段よりも早く生えてきたために古い毛が押し出されてしまった結果起こっている現象なので、副作用というよりは効果が出てきた証拠のようなものと言っていいでしょう。

性欲の減衰や勃起不全といった「性機能の低下」

プロペシアは臨床試験時に性欲減衰や勃起不全といった性機能の低下の副作用が1.8%の発現率で確認されています。

これは男性ホルモンの抑制を行なったことで、通常よりも男性ホルモン量が減ってしまったことにより引き起こされていると考えられます。

48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)等であった。

この結果を受けてか、よく「プロペシアを飲むとEDになる」と言われているのですが、実際に勃起不全(ED)の副作用が出た人は0.7%です。

また、臨床試験後に行われた追加調査ではそもそも勃起不全の副作用が出ていません。

943例中5例(0.5%)に5件の副作用が認められた。主な症状はリビドー減退2例(0.2%)、肝機能障害2例(0.2%)等であった。

試験時に副作用として確認されている以上は「プロペシアでEDには絶対ならない」とまでは言えないのですが、飲んでも高確率でEDになるわけではないことは知っておいてください。

肝機能障害

プロペシアの追加調査で起こった0.5%(943人中)の副作用発症者のうち、0.2%にあたる2名にだけ肝機能障害の副作用が確認されています。

943例中5例(0.5%)に5件の副作用が認められた。主な症状はリビドー減退2例(0.2%)、肝機能障害2例(0.2%)等であった。

これはプロペシアの分解が肝臓で行われるためと考えられています。

薬を飲んだときにかかる肝臓への負担が強く出てしまい、それが肝機能障害に繋がってしまうわけです。

この結果を受けて、プロペシアはもともと肝臓が弱い人への投与を慎重に行うようにと定められています。

肝臓の機能が弱い人は肝機能障害の副作用も出やすいと考えられるためです。

プロペシアの飲み合わせ

プロペシアに一緒に飲んではいけない薬はありませんが、同じく薄毛治療の飲み薬であるザガーロ(デュタステリド系の薬)とは効果が同じであるため、プロペシアとザガーロはどちらか片方のみを飲むべきとされています。

これは同じ種類の薬を飲むと、副作用の発現率が上がってしまうためです。

また、飲酒の直前・直後にプロペシアを飲むのもやめておきましょう

これはアルコールの分解を肝臓が行なっており、アルコールの分解によって酷使された肝臓がプロペシアの分解まで行うことで、肝機能障害の副作用が出やすくなると考えられるためです。

それ以外の薬・食べ物・飲み物に関しては併用しても問題ないとされています。

ただ、このあたりは自己判断するのではなくまず担当の医師に確認を取るのがいいでしょう。

特に他の病気の薬に関しては必ず医師の判断を仰ぐようにしてください。

プロペシアの購入方法

問診する医師

日本でプロペシアを購入する方法には皮膚科で処方してもらうか、薄毛治療専門のクリニックで処方してもらうかのふたつの方法があります。

プロペシアは法律的には「医療用医薬品」という「医師の処方箋がない人には売ってはいけない」種類の薬なので、市販品は存在しません

皮膚科を選ぶにしろ専門のクリニックを選ぶにしろ、購入したい場合は病院に行く必要があることに注意しましょう。

厳密には「個人輸入」といって海外から直接買い付ける方法もあるのですが、こちらはあくまで違法じゃないだけであって実際にはグレーゾーンな方法です。

取引や服用の際に何が起こっても完全に自己責任となるなどデメリットが目立つため、個人的にはオススメできません。

以降紹介するすべての薬も個人輸入によって購入すること自体はできるのですが、グレーゾーンであったり副作用の危険性が高いことなどから、この場で紹介するにとどめておきます。

個人輸入については「AGA治療薬のミノタブやプロペシアジェネリックを海外から通販!個人輸入代行を徹底解説!」の記事で解説しているので、興味のある方はこちらを参考にしてください。

プロペシアの価格

だいたい1ヶ月あたり7000円前後が相場となっています。

薬の価格はクリニックによって変わるので、詳しい価格はクリニックごとの価格を調べるか、クリニックで行われている無料カウンセリングで説明を受けるのが確実です。

プロペシアのジェネリック医薬品

上の方でも軽く説明しましたが、プロペシアはすでに特許が切れているため、現在は多くのジェネリック医薬品が販売されています。

先発薬であるプロペシアよりもジェネリック医薬品の方が価格が安いので、治療費を下げたい人はプロペシアのジェネリック医薬品を選ぶといいでしょう。

プロペシアのジェネリック医薬品については「プロペシアのジェネリック。その効果と副作用」記事で解説しているので、詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

ザガーロ(デュタステリド)

デュタステリドという成分によってAGAを治療するのが『ザガーロ』という薬です。

もともとは『アボルブ』という名前で前立腺肥大症という病気の治療薬として使われていたのですが、AGAの治療にも使えるということで2015年に『ザガーロ』という新しい名前で認可されたという歴史があります。

そのため、デュタステリド薬は「特許が切れておらずジェネリック医薬品はないが、薬はザガーロとアボルブの2種類がある」という少し特殊な状況になっています。

それでは、実際にどういった効果を持っているかを見ていきましょう。

ザガーロの効果

ザガーロの効果はプロペシアと同じく、5α-リダクターゼの働きを阻害して、DHTを作らせないというものです。

要するに、薄毛の進行を止める薬というわけですね。

ただ、プロペシアよりもザガーロの方が効果が強いという違いがあります。

実は5α-リダクターゼには2種類あって、プロペシアはそのうちの片方しか阻害していません。

それでも薄毛は十分に阻害できるのですが、完璧な阻害というわけではないんですね。

一方でザガーロは2種類ある5α-リダクターゼを両方とも阻害できるため、DHTの阻害効果がより強いというわけなのです。

ザガーロの副作用

ザガーロの副作用発現率は臨床試験時で16.7%となっています。

プロペシアよりも効果が強いため、副作用も全体的にプロペシアより発現率が高く、症状も強く出る傾向にあります。

具体的な症状としては

  • 初期脱毛
  • 性機能の低下
  • 肝機能障害
  • 乳房の異常

が考えられます。

それぞれ見ていきましょう。

服用開始から1〜2ヶ月ほどの「初期脱毛」

プロペシアの項目でも説明しましたが、初期脱毛は治療薬の効果が出てきたことで抜け毛が前倒しで発生している現象です。

薬の効果が出てきた証明でもあり、副作用というわけではありません。

勃起不全を主とした「性機能の低下」

プロペシアと同じく男性ホルモンの分泌を抑制するため、性欲減衰や射精障害といった男性機能の低下が起こることがあります。

ただ、その副作用発現率はプロペシアの6~8倍と大きく上昇しています。

国内の試験では 国内長期投与試験において、本剤が投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全13例(10.8%)、リビドー減退10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)であった(承認時)。

引用元:添付文書:ザガーロカプセル0.1mg/ ザガーロカプセル0.5mg

特に顕著なのが勃起不全の発症率で、プロペシアでは0.7%だった発現率がザガーロでは10.8%と15倍近い発現率になっています。

性機能の低下という括りで見ても、性欲減衰と射精障害以上に勃起不全が起こりやすいというのは見逃せないポイントです。

国内では未確認の「肝機能障害」

プロペシアと同じく肝臓で分解する薬なので、肝機能障害を起こす可能性があります。

ただ、唯一違うのが、ザガーロで実際に国内で肝機能障害を起こした人はいないという点です。

といっても海外での発症は確認されているので、「理論上は起こってもおかしくない」として頻度不明の副作用として扱われています。

肝臓の弱い人には注意して処方するようになっている点は同じなので、肝臓の弱い人は注意しましょう。

不快感・痛みといった「乳房異常」

プロペシアとザガーロの大きな相違点はこの副作用です。

1%未満の発現率で乳房に違和感や痛みが起こり、ひどいときには膨らむ(女性化)という症状が確認されたという結果が出ています。

生殖系及び乳房障害

1%未満

乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)

引用元:添付文書:ザガーロカプセル0.1mg/ ザガーロカプセル0.5mg

痛みや不快感、女性化がそれぞれどの程度の割合だったのかなどの詳しいデータは不明ですが、1%未満の割合でこういった副作用が起こっていることは知っておきましょう。

ザガーロの飲み合わせ

カプセル

ザガーロはHIVやC型肝炎の治療薬とは一緒に飲むべきではないとされています。

具体的には、以下の成分を含む薬は併用しないようにしましょう。

  • イトラコナゾール
  • クラリスロマイシン
  • エリスロマイシン
  • シメチジン
  • ベラパミル
  • リトナビル

また、プロペシアの項目で説明したように、効果が重複してしまうためにプロペシアとの併用もしないことになっています。

それ以外の薬であれば併用しても構わないとされていますが、服用の際は医師の判断を仰ぐようにしましょう。

食べ物・飲み物に関してはアルコールとの同時摂取がNGです。

ザガーロの服用で肝臓にかかる負担とアルコールの分解で肝臓にかかるが同時に起こることで肝機能障害の副作用が起こりやすくなってしまうと考えられています。

飲酒した際はできるだけ時間をおいてから服用するようにしましょう。

置くべき時間は飲酒量にもよりますが、7〜8時間ほどは必要となります。

ザガーロの価格

1ヶ月分で10000円前後が相場となっています。

やはりクリニックによって価格が変わるので、詳細な価格はクリニックごとの価格を調べるか、自分が候補としているクリニックの無料カウンセリングを受けるのが確実です。

おおまかな相場を知るだけならいいですが、実際に治療に移るときには候補となるクリニックの価格をしっかり調べて見ましょう。

クリニックによって値段がだいぶ違う場合があります。

ザガーロの購入方法

ザガーロはプロペシアと同じく「医療用医薬品」なので、市販品は存在しません。

薬局や通販では買えないので、主な購入方法はAGA治療専門のクリニックでの処方となります。

皮膚科でも処方してもらえることはあるのですが、多くの場合は副作用が出にくいプロペシアが処方されるため、皮膚科でザガーロが出てくることはまれです。

ミノキシジル(ミノキシジルタブレット)

ミノキシジルは『リアップ』シリーズの有効成分として知っている人も多いかもしれません。

塗り薬としてであれば日本でも認可されているのですが、実は飲み薬としてのミノキシジルはまだ日本で未認可です。

そのため、国で流通している公式の薬品名はなく、一般的にはミノキシジルタブレット、ミノタブなどと呼ばれています。

もともとは高血圧の治療薬として開発されたのですが、試験中に毛が生える副作用が出てきたため、それを逆手にとって発毛剤として使われるようになったという歴史があります。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルの効果は髪の毛を作っている毛母細胞という細胞を活発化させ、毛を生やすことです。

先ほど軽く説明したように、本来は高血圧の薬を作ろうとして偶然できた発毛剤であり「なぜ毛母細胞が活性化するのか」などの詳しい原理までは不明です。

ただ、医学的に「毛が生える」という効果は実証されているので、その点に関しては安心していいでしょう。

薄毛の原因とは無関係にただ毛を生やしているだけなのが特徴で、使おうと思えばどんな薄毛治療にも使えます。

ただし、薄毛の原因を阻害しないので、薄毛の進行とミノキシジルの発毛が打ち消しあうような形になることには注意が必要です。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは日本で未認可の薬なので臨床試験のデータはありません。

詳しい副作用発現率などは不明なので、ここでは理論上起こりうる副作用だけを解説していきたいと思います。

具体的には、

  • 初期脱毛
  • 多毛症
  • 低血圧化

が考えられますので、それぞれ見ていきましょう。

抜け毛が前倒しで起こる「初期脱毛」

成長の止まった毛が新しく生えてきた毛に押し出されることで初期脱毛が起こります。

なんども説明しているように、これは厳密に言えば副作用ではないので安心してください。

全身の体毛が濃くなる「多毛症」

ミノキシジルの発毛効果は髪の毛だけでなく身体全体に及びます。

髪の毛が生えるのとまったく同じ理由で腕や足、胸の毛が太く濃く生えてくるのです。

これは毛が生えるのと同じメカニズムで起こっているため、ある意味では確実に起こる副作用と言ってもいいでしょう。

低血圧化による「頭痛やめまい」

ミノキシジルはもともと血圧を下げる薬なので、飲むと血圧が下がり、それが原因で頭痛やめまいといった症状が出てくることがあります。

一応、高血圧治療に使うよりも成分の濃度は低くなっているので必ずしも起こるわけではありません。

ただ、やはり個人差によって血圧を下げる効果が強く出てしまう人もいるため、こういった副作用について気をつける必要があります。

ミノキシジルの飲み合わせ

飲む薬

未認可の薬なので正式な併用禁忌は出されていません。

ただ、もともとが高血圧の治療薬なことから、ほかの高血圧治療薬との併用は控えたほうがいいと考えられます。

他の薄毛治療薬や一般的な風邪薬などとの併用であれば問題ないとされていますが、服用の際には医師の判断を仰いだ方がいいでしょう。

ミノキシジルの毛を生やすという効果はプロペシアやザガーロなどの「薄毛を止める薬」との相性が良いため、これらのふたつとの併用に関しては推奨されます。

食べ物、飲み物に関しては他の薬と同じくアルコールとの同時摂取はNGです。

コーヒーなどは問題ないとされていますが、気になるようであれば水で飲むのがいいでしょう。

ミノキシジルの価格

ミノキシジルは日本未認可の薬なせいか、クリニックによって3000円~10000円と価格が決まっておらず差が激しくなっています

安いクリニックもあり、詳しい事は実際にネットで調べるか、無料カウンセリングを受けて聞いてみるのが確実です。

ミノキシジルの購入方法

他の治療薬と同じく、ミノキシジルの飲み薬にも市販されているものはありません。

そしてミノキシジルの場合はもうひとつ購入方法に制限があります。

それは、「薄毛治療専門のクリニックでしか処方してもらえない」ということです。

日本の法律では「保険治療も行っている普通の病院では未認可の薬を処方してはいけない」と定められています。

皮膚科の薄毛治療は保険適用外なのですが、それ以外の病気を保険適用で行なっているので未認可の薬(=ミノキシジル)を処方できないのです。

飲み薬のミノキシジルを購入したい場合は、薄毛治療専門のクリニックを受診しましょう。

飲み薬以外で薄毛を治したいんだけど……

薄毛の進行を止められるのは今のところ飲み薬しかありません

もし「毛を生やして薄毛を改善したい」と考えているのなら、飲み薬を飲むしかないと言っていいでしょう。

ただ、毛を生やさなくてもいいのであれば「増毛パウダー」や「ウィッグ」などで隠す選択肢を取ることができます。

このあたりは「自分の毛を生やしたい」のか、それとも「毛が生えなくても副作用のない対策がいいのか」のどちらを選択するかという問題なので正解はありません。

自分がどちらを重要視するかによって選ぶようにしましょう。

薄毛を治すならどの飲み薬がおすすめ?

プロペシアかザガーロのどちらかをミノキシジルと併用するのがおすすめです。

上の方でも少し説明しましたが、プロペシア(orザガーロ)の薄毛を止める効果とミノキシジルの毛を生やす効果の相乗効果によって、「薄毛を止めつつ毛を生やす」という治療ができるようになるのが利点です。

これにより、飲み薬を単体で使うよりも改善しやすい薄毛治療が期待できます。

プロペシアとザガーロのどちらを使うかは目的に応じて選びましょう。

上で説明したように、プロペシアとザガーロには効果の強さと副作用の強さという違いがあります。

簡単に言えば、副作用が少ないものが良ければプロペシアの方がよく、多少のリスクがあっても効果が強いものがいいのであればザガーロのほうがいいということになるでしょう。

ちなみに「薄毛の薬は長期間飲み続けると効かなくなる」という噂もありますが、実際に効かなくなることは考えられません。

むしろ、治療終盤は薬の効果が出過ぎないように濃度を下げていくくらい効果は出る。

薄毛治療は飲み薬で!

男性の薄毛「AGA」は自然治癒しない薄毛なので、飲み薬を使わないことには進行が止まりません。

残念ながら、現時点で医学的に薄毛を止める方法が飲み薬しかない以上、毛を生やして薄毛を改善したいのであれば飲み薬を選ぶ他ないというのが現場です。

もし、毛を生やしての薄毛の改善を目的とするのであれば、薄毛治療専門のクリニックで飲み薬を使った治療をすべきと言えます。

毛を生やさなくてもいいのであれば「髪型を変える」「増毛パウダー」や「ウィッグ」といった隠す対策が選択肢となってきますので、どちらが良いかは自分の目的に応じて選びましょう。