AGA(エージーエー) 発毛剤
2017.10.28更新
ミノタブが効かない人5つの特徴!その原因と対策
このページではミノタブに効果がないと感じている人の5つの特徴を解説します。
目次
ミノタブが効かない人が持つ5つの特徴
ミノタブに限らず、薬は「すべての人に100%同じ効果をもたらす」ことはできません。
効果が出てくるかどうかや、発毛効果の強弱に関してはどうしても個人差が出てきてしまいます。
ただ、個人差以外にもミノタブが効かない人にはいくつかの特徴があります。
ミノタブが効かない理由として考えられるのは以下の5つです。
- 服用期間が短い
- ミノタブのみを服用している
- 体質的に薬が効きづらい
- 薬の濃度が低い
- 生活習慣が悪化している
特徴その1:服用期間が短い
ミノタブが効かないと感じている人に多いのが「服用期間が短すぎる人」です。
日本ではミノタブは未認可の薬なので試験データはありませんが、AGAクリニックでは「早い人だと3ヶ月で効果が出始めるが、基本的には最低半年は使わないと判断できない」と言われることが多いです。
もし1ヶ月や2ヶ月の使用期間で毛が生えてくると考えているのなら、それは大きな間違いだということなのです。
さらに、ここでのポイントはもうひとつあります。
それは、あくまで「効果が出始めるのに必要な期間が半年」なのであって、決して「半年でフサフサになるわけではない」ということです。
私の場合はクリニックで「ミノキシジルで最大限まで回復するには3年かかる」と言われました。
必要な期間は薄毛の進行具合なども関わってくるので個人差はあると思いますが、基本的には年単位で治療していく気の長いものだということは知っておいてください。
特徴その2:ミノタブだけを飲んでいる
ミノタブは毛を生やす薬という意味では発毛剤なのですが、AGAそのものを治す治療薬ではありません。
毛を生やしてもAGAの進行が止まらなければ、ミノタブによる発毛とAGAによる脱毛で打ち消しあってしまって効果が落ちてしまいます。
ミノタブだけ飲んでいても効果的なAGA治療はできないので、AGA治療薬である『プロペシア』と併用しての治療を行いましょう。
併用については「 AGA治療はプロペシアとミノキシジルの併用が効果的!発毛剤併用の効果や金額、デメリット」の記事で解説しているので、詳しくはこちらを参考にしてください。
特徴その3:もともと薬の効きづらい体質である
薬はすべての人に同じだけの効果をもたらすわけではありません。
薬の効きやすさには個人差があります。効果が強く出る人もいれば弱く出る人もいるし、まったく出ない人もいるのです。
もし何年も治療を続けているのに効果がないなら、あなたは生まれつきミノキシジルが効かない体質なのかもしれません。
その場合は医師と相談した上でミノタブを使わない治療に切り替えましょう。
特徴その4:低い濃度を使っている
ミノキシジルの内服薬は一般的にミノキシジル2.5mg配合のもの、5.0mg配合のもの、10.0mg配合のものの3種類を患者の体質や薄毛の進行度合いなどに合わせて使い分けています。
基本的には濃度が高い方が効果が出やすいので、2.5mgのミノタブよりも5.0mgのミノタブの方が発毛効果が強いですし、10.0mgのミノタブはさらに効果が強いです。
しかしこれは逆に言えば、ミノキシジルの濃度が低いとその分だけ効果が弱いということでもあるわけです。
もし濃度の低いミノタブを使っている場合は濃度が低くて効果が出ていない可能性もあります。
そうであれば、より濃い濃度のミノタブを使うことが対策となりますので、しっかり医師と相談した上で濃度を上げてみるのがいいでしょう。
特徴その5:生活習慣が悪化している
食生活が悪く髪の毛への栄養が足りない、睡眠がきちんと取れておらず自律神経が乱れているといった生活習慣の乱れのせいでミノタブの効果が打ち消されているケースも考えられます。
AGAは遺伝と男性ホルモンが原因の脱毛症なので、どれだけ身体が健康でも治ることはありません。
ですが、身体が不健康だとそれが原因で抜け毛が起こることがあります。
そうするとAGAと不健康による相乗効果で一般的なAGAよりも多くの毛が抜けてしまうことになります。
その結果、不健康が原因の抜け毛の分だけ、健康的な人に比べてミノタブの効果が落ちる可能性があるのです。
ミノタブで効果を出すための対策
ミノタブで効果を感じられない人たちには上記のような特徴があることがわかりました。
それでは次に「ミノタブで効果が得られないときはどうすればいいか」という対策を見ていきましょう。
最低でも半年以上は使ってみる
まず本当に効果が出ないのかどうか、半年以上は使ってから判断しましょう。
使用期間が短いと効果の有無を判断するスタートラインにすら立てません。
すぐに毛を生やしたくて早く判断を下したい気持ちはわかりますが、薄毛治療は気の長いものなのです。
プロペシア(フィナステリド)と併用する
すでに上の方で説明しましたが、ミノキシジルにはAGAの進行を抑える効果がないため、AGAの進行と発毛が打ち消しあうようにして効果が出づらくなってしまいます。
そこで登場するのがプロペシアです。
プロペシアに含まれるフィナステリドという成分はAGAの進行を止める効果を持っています。
なので、ミノキシジルとプロペシアを併用すれば「AGAの進行を止めつつ発毛する」相乗効果が期待できるのです。
フィナステリドとミノキシジルの併用については「 AGA治療はプロペシアとミノキシジルの併用が効果的!発毛剤併用の効果や金額、デメリット」の記事で解説しているので、詳しくはこちらを参考にしてください。
高い濃度に変えてみる
もしミノタブの濃度が原因で効果を実感できないのであれば、高濃度のミノタブに変えてみましょう。
薬は濃度が高い方がより強い効果を発揮する傾向にあるため、濃度を上げることで効果が実感できる可能性があります。
ただし、自分だけの判断でミノタブの濃度を一気に上げてしまうと健康被害が起こってしまう危険があるほか、副作用が出やすくなることも引き起こしてしまいます。
濃度を上げる際には医師としっかり検討してください。
健康的な生活を心がける
健康的な生活をしてもAGAは治りませんし、生活が不健康でもAGAは治ります。
そういう意味ではAGA治療に健康的な生活は必要ないでしょう。
ただ、健康的な人と不健康な人のどちらがより効率的にAGA治療できるかといえば、それは間違いなく健康的な人です。
不健康な人はAGA以外の要因で薬の効果を落としてしまう可能性があります。
薬の効果を最大限に引き出したいなら健康的な生活を心がけましょう。