発毛剤

メディカルミノキ5の成分「ミノキシジル」ってなに?発毛剤成分の効果や副作用を徹底解説

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このページではメディカルミノキ5の成分「ミノキシジル」について解説します。

メディカルミノキ5そのものについて詳しく知りたい方は「メディカルミノキ5を徹底解説」を参考にしてください。

1分でわかるミノキシジル

ミノキシジルは「塗った場所に毛を生やす」という効果を持った発毛剤の成分。

その効果は医学的にも認められており、またどんな人にも効果をもたらすため、薄毛だけでなく円形脱毛症のような病気の治療にも使われている。

もともとは高血圧治療のための成分として開発され、副作用として毛が生える効果が出てきたという歴史があり、そのせいで「なぜ毛が生えるのか」という点についてはまだ詳しく解明されてはいない。

副作用は使用部位のかゆみや発疹といった肌の異常が主。

これは薬を塗ったことで頭皮が軽いアレルギー反応を起こすためで、肌が弱い人ほどこれらの副作用が起こる可能性が高い。

また、もともと心臓が弱い人や血圧の高い人には動悸や胸の痛みといった副作用が出たという報告もある。

ミノキシジルとは?

ミノキシジルは「塗った場所に毛を生やす」という効果を持った発毛剤成分です。その特徴から男性でも女性でも症状を問わず使うことができる発毛剤です。

もともとは高血圧治療に使う飲み薬として開発されていた成分なのですが、試験中に「飲んだ人に毛が生えてくる」という副作用が見つかり、その副作用を逆手に取って発毛剤に使われるようになりました。

薄毛の原因を根本的に解決するような薬ではなく単純明快に「毛を生やす」という効果であるため、単なる薄毛だけでなく円形脱毛症のような病気にも使われています。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルの効果は「塗るか飲むと毛が生える」というものなのですが、実は現代の医学・薬学ではミノキシジルがなぜ発毛効果をもたらすのかがわかっていません。

上の方で少し触れましたが、ミノキシジルはもともと高血圧の治療に使う「降圧剤」という薬として開発されました。人の血圧を下げるためだけに作られたので髪の毛を生やさせるつもりはありませんでしたし、そのような成分も入れていないのです。

毛を生やすつもりで作っていないため、なにがどう作用して毛が生えているのかがわからず、ただ「毛が生える」ことだけがわかっている。それがミノキシジルなのです。

AGAの原因を解決しているわけではないので単体でのAGA治療は難しい

男女問わず、さまざまな脱毛症に使えるという特徴からもわかるように、ミノキシジルの発毛効果はAGAの原因を阻害することで起こっているわけではありません。

ですので、本当の意味でのAGA治療はメディカルミノキ5単体では難しいのです。

もしもメディカルミノキ5でAGA治療を行いたい場合はAGAの原因を阻害する「プロペシア」との併用が好ましいといえます。

メディカルミノキ5とプロペシアの併用については「メディカルミノキ5とプロペシアでAGA治療」の記事で解説していますので、より詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

ミノキシジルの使用期間

ミノキシジルは使ってすぐに毛が生えるような薬ではありません。

使って数日どころか1~2ヶ月使っても効果が現れないのが普通で、実際にアンファーのメディカルミノキ5公式ページでは、効果が現れるのは4ヶ月以上の使用を経てからとされています

メディカルミノキ5の先発医薬品であるリアップも、ホームページ上で公開している実験データでは「6ヶ月以上使えば9割以上に改善が見られるが、3ヶ月だと6割程度に収まる」としています。

4週間後にはすでに軽度改善が見られるようになり、8週間後には被験者の1割以上に、12週間後には6割近くに軽度改善が見られました。24週間後、つまり約6ヵ月後からは「軽度改善」「中等度改善」「著明改善」をあわせて、実に9割以上に改善が見られます。 24週間後から「軽度改善」より「中等度改善」の評価の割合が高くなっています。まずは半年、そしてより長く継続することで、改善の度合いも高くなることが期待できそうです。

また、ミノキシジルは使っている間しか効果を発揮しないため、症状によっては使用を中止すると再び抜け毛が発生する可能性があります。

単に6ヶ月使えばいいというわけではなく、自分が「もう生えなくてもいいや」と思うまでは使う必要があるのです。

ミノキシジルの副作用と初期脱毛

ミノキシジルの副作用は頭皮の軽い炎症によるかゆみや発疹

ミノキシジル外用薬の副作用でもっとも多く確認されているのは頭皮のかゆみ、発疹です

メディカルミノキ5の先発医薬品であるリアップを開発した大正製薬がホームページで公開しているデータによれば、リアップX5の副作用発現率は被験者50人中8.0%で、内訳が湿疹2.0%、毛のう炎2.0%、接触皮膚炎2.0%、その他2.0%となっています。

要するに50人中4人に副作用が出て、それぞれの症状が1人ずつ居たということですね。

試験人数がたったの50人なのでデータとしての正確性には欠けますが、これを見る限り、ミノキシジル外用薬の副作用は頭皮が軽い炎症を起こすことだと言えます。

心臓が弱い人や血圧が高い人には動悸や胸の痛みが起こる可能性も

リアップの議事録では特殊な事例として「狭心症、高血圧等の既往のある患者において、動悸、胸痛等の循環器系副作用に関する報告が相次いだ」という結果が出ています。

簡単に言えば、心臓の病気や高血圧の病気を持っている人には動悸や胸の痛みが出てきたということです。

健康な人の動悸・胸の痛みについては言及されていないので大丈夫ですが、もともと心臓や血圧に問題を抱えている人はメディカルミノキ5の使用を控えた方がいいかもしれません。

低血圧になる副作用はないと言っていい

一部では「もともと血圧を下げるために開発されたミノキシジルを使うと低血圧になる危険がある」と過剰に危険性を広めている人もいますが、実際にメディカルミノキ5を頭皮に塗って低血圧になる可能性はほぼないと言っていいです。

なぜなら、メディカルミノキ5はは血圧を下げるには濃度が低すぎるからです。

メディカルミノキ5はミノキシジルが5%の濃度で配合されています。

そして、メディカルミノキ5は1日あたり2mlの使用を推奨されてますから、2mlの5%=1mgのミノキシジルが頭皮に塗られることになります。

一方で、高血圧治療に使われるミノキシジルはミノキシジル5mg配合の錠剤か10mg配合の錠剤で、これを1日1錠飲むことになっています。これはメディカルミノキ5回分の濃度です。

ミノキシジルはここまでの濃度で使わないと血圧が下がらないのです。

しかも高血圧治療に使うミノキシジルは飲み薬なのに対してメディカルミノキ5は塗り薬ですから、身体全体までミノキシジルが行き渡りません。

仮にメディカルミノキ5を5倍の量使ったとしても、高血圧治療と同じ効果が出るとは考えにくいでしょう。

これらの点からミノキシジル外用薬に血圧を下げる副作用が出ることはないと考えられるのです。

ミノキシジルの初期脱毛

メディカルミノキ5を使い始めると最初の1~2ヶ月くらいは抜け毛が大量発生してしまうことがあります。

これは初期脱毛といって髪の毛を成長させるためにあとから抜けるはずだった毛が前倒しで一気に抜けてしまう現象です。

副作用と混同されることもありますが、初期脱毛はミノキシジルの効果が出てきたことを示している証拠のようなもので気にする必要はありません

初期脱毛については「メディカルミノキ5で初期脱毛が起こる原因とその期間」で解説していますので、より詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

まとめ

ミノキシジルは「毛を生やす」という効果を持っており、AGA以外の脱毛症にも使われている成分です。

副作用は頭皮のかゆみや発疹といった皮膚の異常が主で、特別な事例として心臓が弱い人や血圧が高い人に胸の痛みや動悸が出てきたという報告もあります。