発毛剤

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)で体毛が濃くなるのは本当?仕組みと対策を考える

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このページではミノタブで体毛が濃くなってしまう仕組みとその対策を解説します。

ミノタブで体毛が濃くなるのは本当

結論から言えば、ミノタブで体毛が濃くなるのは本当です。

これにはミノタブによって発毛効果が得られる仕組みが関係しています。

ミノタブの発毛成分が体毛を濃くする!

体毛

ミノタブで毛が生えてくるメカニズムは、「肝臓で分解したミノキシジルが血管に乗って頭皮の毛根まで届き、毛母細胞を活発化させるから」です。

いったん飲み薬として体内に取り込んだミノキシジルを、血流に乗せて頭皮まで運んでいるわけですね。

外用薬のミノキシジルは「皮膚のバリアで成分が弾かれてしまうのであまり毛根まで浸透しない」というデメリットを抱えているのですが、内服薬であれば体内から直接的に毛根にはたらきかけているので皮膚のバリアによるロスがないのです。

このようにミノタブには「浸透する成分のロスがない」というメリットがあるのですが、実はひとつ大きなデメリットがあります。

それはミノキシジルの発毛成分が身体全体に行き渡ってしまうことです。

ミノタブを飲むと、血管を輸送路として肝臓から頭皮までミノキシジルが運ばれていきます。

このとき、血液は頭皮の毛根だけでなく身体のありとあらゆる毛根にもミノキシジルを受け渡してしまうのです。

その結果、髪の毛が生えてくるのとまったく同じ理由で体毛も生えてきて、毛深くなってしまうというわけなのです。

ミノタブで体毛が濃くなるのは回避できない!?

ミノタブで体毛が濃くなるのは回避できない!?

ミノタブで体毛が濃くなってしまうのはミノキシジルの発毛効果が出たせいです。

これは言い換えれば、髪の毛に発毛効果が出た時点で体毛が濃くなることも半ば確定するということです。

現在の医学では飲んだミノキシジルの成分を頭部にだけ反映する技術は存在しないので、ミノタブで髪の毛を生やそうと思ったら体毛が濃くなる効果は回避できないのです。

ミノタブの使用をやめれば体毛の濃さは戻る

ミノタブの使用をやめれば体毛の濃さは戻る

ミノタブで体毛が濃くなるのは身体が作り変えられたわけではなく、あくまでミノタブの効果で一時的に毛深くなっているだけです。

ですのでミノタブを飲まなくなれば自然と濃くなっていた体毛は戻っていきます

ただし「生えている体毛が細くなっていく」というよりは「太かった毛が抜けて普通の毛が生えてくる」ようになるので、元に戻るまでには時間がかかるでしょう。

また、ミノタブをやめれば体毛の濃さは戻りますが、髪の毛の発毛効果もなくなってしまうのでその点には注意してください。

ミノタブではどれくらい毛深くなるの?

ミノタブではどれくらい毛深くなるの

ミノタブでどれくらい毛深くなるかは、その人のもともとの毛深さや薬の効き具合、ミノタブの濃度などによって変わってくるので一概にどれくらい毛深くなるかは言えないというのが現状です。

ただ、「毛根を活発化させる」という効果の都合上、手のひらのように最初から毛が生えていない部分に毛が生えることは絶対にありません。

なので「いま生えている体毛がいまよりも濃くなる」くらいの認識を持っておくのがいいでしょう。

ミノタブで起こる多毛症の対策

上の方で少し触れましたが、ミノタブで毛深くならないようにする方法は存在しません。

なのでミノタブで起こる多毛症の対策は「生えてくる前提」のものになってしまいます。

生えてきた毛を処理する

生えてきた毛を処理する

生えてきた毛は濃くなっている以外は普通の毛にすぎないので剃る、抜く、医療脱毛をするといった手段で処理することができます。

「手間がかかる」、「放っておけば再び生えてくる」といったデメリットはありますが、一番手軽で確実な方法といえばこれです。

ミノタブの濃度を下げる

ミノタブの濃度を下げる

一般的にミノタブにはミノキシジル配合濃度が2.5mgのもの、5.0mgのもの、10mgのものの3種類があります。

濃度が低いものほど体毛が濃くなる効果も出にくくなっていますので、気になる場合は使っている薬の濃度を下げるのがいいでしょう。

ただし、濃度を下げることで発毛効果も下がる可能性がある点には注意してください。

また、いきなり濃度を下げたり上げたりすると体調不良を起こしてしまう可能性が高いため、濃度を変更する際には医師の判断を仰いでください。

ミノキシジル外用薬に変える

どうしても体毛が濃くなるのに耐えられない場合は『リアップ』や『メディカルミノキ』のような外用薬に変えるというのも一つの手です。

ミノキシジル外用薬については「おすすめのミノキシジル配合育毛剤を紹介!効果から使い方まで徹底解説!」で解説しているので詳しくはこちらを参照してください。

体毛が濃くなる効果は内服薬であるせいで発生しているわけですから、外用薬に変えれば毛深くなる効果は出ません

ただし、ミノタブに比べると発毛効果は下がってしまうため、自分がどちらを重視するのかはよく考えましょう。

まとめ

ミノタブで体毛が濃くなってしまうというのは本当です。

これはミノタブが持つ発毛効果が身体全体に及んだためで、ミノタブでの発毛を目的としている場合は事実上回避不可能な副作用となっています。

対策としては「生えてきた毛を処理する」か「薬の濃度を下げる」、「外用薬に変える」というような体毛が濃くなる前提のものを選んで行くしかありません。

体毛が濃くなるのと髪の毛が生えてくるのはトレードオフの関係にありますので、自分がどちらを重視するのかをよく考えて薬を選びましょう。

また、ミノタブの服用に関しては自分の一存で決めてしまうと健康被害が起こる恐れもあります

安全のためにも医師の判断を仰ぐようにしてください。