発毛剤

ミノキシジルは内服がオススメ!外用薬との効果・副作用の違いを解説

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このページではミノキシジル内服薬「ミノキシジルタブレット」とミノキシジル外用薬との違いを解説します。

ミノキシジルには内服薬の「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)」がある

ミノキシジルには内服薬の「ミノキシジルタブレット」がある

日本で発毛剤として認可されて販売されているミノキシジルは外用薬だけです。

しかし実は、発毛剤としては未認可であるもののミノキシジルには内服薬もあるのです。一般的には「ミノキシジルタブレット」、あるいは略して「ミノタブ」とも呼ばれています。

そもそもミノキシジルは高血圧治療の内服薬として開発されたという歴史があります。

高血圧治療薬の試験中に副作用として発毛効果が発見されたために、それを逆利用して発毛剤として使われるようになったのです。

つまり、ミノキシジルはもともと飲み薬だったわけですね。

それでは具体的にミノキシジル内服薬と外用薬で他にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

効果の違いについて

ミノキシジルは内服の方が強い発毛効果を持つ!

ミノキシジルは外用薬よりも内服薬の方が強い発毛効果を持っています。

これは内服薬のミノキシジル濃度が外用薬よりも濃いため、そして内服薬は体内から成分がはたらきかけるためです。

ミノキシジル内服薬は外用薬よりも濃度が高いので効果が出やすい

ミノキシジルの内服薬は一般的にミノキシジル濃度が2.5mg、5.0mg、10.0mgの3種類をその人の体質や薄毛の進行度合いなどに合わせて使い分けます。

つまり、ミノキシジル内服薬は一番高い濃度でミノキシジル10.0mg、低い濃度で2.5mgというわけです。

一方で、ミノキシジルの外用薬は日本で認可されているのはミノキシジル濃度1%と5%のもののみで、1日に1mlを2度に分けて使用します。

2mlの5%は計算すると1mgですから、もっとも高い濃度のミノキシジル外用薬は、もっとも低い濃度のミノキシジル内服薬の半分未満しかミノキシジルを含んでいないということになるのです。

一般的に、薬は濃度が高い方が効果が出やすいですから、濃度の高い内服薬の方が強い発毛効果を持っているというわけなのです。

ミノキシジル外用薬は濃度が低く皮膚のバリアに弾かれるので効果が出にくい

私たちの皮膚には紫外線や雑菌、ウイルスなどを体内に取り込まないためのバリア機能があります。

このバリアは健康被害を及ぼす物質が体内に入らないように防いでいるわけなのですが、それと同時に頭皮に塗られたミノキシジルの浸透も防いでしまっているのです。

ミノキシジル外用薬は塗っても薬の成分すべてが毛根までたどり着くわけではありません。成分がある程度、皮膚に弾かれてしまっているのです。

一方でミノキシジル内服薬は体内で吸収されたミノキシジルが血液の流れに乗って頭皮まで届きます。体内から成分をもらっているので皮膚のバリアに阻害されることもありません。

ですから成分が弾かれることもなく受け渡されるのです。

さらに「ミノキシジルの外用薬は1年間使ってもフサフサになったのは10%の人だけ」というデータも出ています。

4週間後にはすでに軽度改善が見られるようになり、8週間後には被験者の1割以上に、12週間後には6割近くに軽度改善が見られました。24週間後、つまり約6ヵ月後からは「軽度改善」「中等度改善」「著明改善」をあわせて、実に9割以上に改善が見られます。 24週間後から「軽度改善」より「中等度改善」の評価の割合が高くなっています。まずは半年、そしてより長く継続することで、改善の度合いも高くなることが期待できそうです。

このことからもミノキシジル外用薬がそれだけで薄毛を治せるほどの強力な発毛効果を持っているわけではないことがわかります。

副作用の違いについて

内服薬と外用薬は使い方も違えば濃度も違うので、出てくる副作用も変わってきます。

どのような違いがあるのか具体的に見ていきましょう。

ミノキシジル内服薬の副作用

内服薬の副作用は大きく分けてふたつあります。

ひとつが「毛深くなる」こと、そしてもうひとつが「動悸やめまい、顔のむくみが起こる」ことです。

全体的に毛深くなる「多毛症」が起こる

ミノキシジル内服薬を飲むと腕や足、胸といった部位の毛が濃くなってしまうケースがあります。

これはミノキシジルの発毛成分が血液の流れに乗って全身の毛根に行き渡ってしまったことによって発生する副作用です。

つまり、簡単に言えば髪の毛に起こっている発毛効果が身体にも起こっているわけです。

この副作用は髪の毛が生えてくることと原因が同じなため、事実上、回避不可能です。対策としては剃ったり脱毛したりする「毛深くなる前提」のものが基本となります。

詳しくは「ミノタブ(ミノキシジルタブレット)で体毛が濃くなるのは本当?仕組みと対策を考える」の記事でも解説しているのでこちらも参考にしてください。

血圧が下がることによる動機やめまい、顔のむくみ

ミノキシジルはもともと高血圧の人の血圧を下げるための薬でした。

なので、健康的な人が飲むと通常よりも血圧が下がってしまうことがあるんですね。

血圧が下がると動機やめまい、顔のむくみなどが出る可能性があります

頻発するようでしたら濃度を下げるなどの対策を取るべきでしょう。

ただし、服用する薬を変えたりするときには細心の注意が必要です。

必ず薄毛治療専門の医師の判断を仰いでください。

ミノキシジル外用薬の副作用

ミノキシジル外用薬の副作用は頭皮のかゆみ、発疹です。

これは外用薬が頭皮に触れたことによって頭皮が軽いアレルギー反応を起こしたことで起こる副作用と考えられています。

また、もともと心臓の弱い人や高血圧の人からは動悸や胸の痛みも報告されたとの結果も出ています。

敏感肌の人や心臓病になったことがある人、高血圧の人は医師に相談した上でミノキシジル外用薬を使うのがいいかもしれません。

詳しくは「リアップの副作用を徹底解説!ミノキシジル外用薬「リアップ」で起こる副作用とは?」の記事でも解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください。

購入方法の違いについて

ミノキシジルの内服薬と外用薬では購入方法が違います。

発毛剤の購入方法や価格については「AGAに効果がある発毛剤おすすめランキング【2017年最新版】」で解説していますので、ここでは簡単に違いを説明したいと思います。

ミノキシジル内服薬はクリニックでの処方か個人輸入

ミノキシジル内服薬は日本では未認可の薬なので、一般的な薬局で売っていないのはもちろんのこと、普通の病院(皮膚科など)でも処方してもらうことができません。

これは「保険治療を行なっている医療機関では未認可の薬を処方してはいけない」という法律が存在するためです。

たとえば普通の皮膚科でも保険適用外で薄毛治療を行なっていますが、保険適用で別の皮膚の病気も診察しています。

この場合、薄毛は保険適用外でも別の病気で保険治療を行なっているので、全額自己負担の薄毛患者にも未認可のミノキシジル内服薬は処方できないのです。

ミノキシジル内服薬が欲しい時は保険診療をせず薄毛治療を専門に行なっているAGAクリニックを受診しましょう。

一応、単に購入するというだけであれば、海外で販売されているミノキシジル内服薬を通販する「個人輸入」でも入手できます。

しかし、この方法はリスクが高いので薄毛治療について詳しくなって、自分が飲むべき薬をはっきりと理解できていない人にはおすすめできません。

詳しくは「AGA治療薬のミノタブやプロペシアジェネリックを海外から通販!個人輸入代行を徹底解説!」の記事で解説しているので、興味のある方はこちらの記事を参考にしてください。

ミノキシジル外用薬は病院に行かなくても薬局で買える

ミノキシジル外用薬はわざわざ病院に行かなくとも薬局や通販で『リアップ』シリーズや『メディカルミノキ5』が販売されています。

処方箋がなくともお近くの薬局で買えるほか、「AGAに効果がある発毛剤おすすめランキング【2017年最新版】」でも通販での購入方法などをご紹介しているのでこちらの記事も合わせて参考にしてください。

医師の処方箋も必要ないため、気軽に手に入るというメリットが大きいですね。

価格の違いについて

内服薬と外用薬の価格には若干の差があります。

ここでは簡単に違いを説明したいと思います。

内服薬は平均7,000円/月

ミノキシジル内服薬をクリニックで処方してもらう際の平均価格はだいたい7,000円/月くらいです。

ただ、クリニックによって「薬剤管理費」や「調剤技術料」といった薬の管理・処方によって発生する金額に差が出てくるため、ある程度の差があります。

さらにホームページの価格では薬が高い代わりに診察費が無料のクリニックもあれば、診察費と薬剤費が別々のクリニックもあったりと料金体系に幅がありますので、あくまで参考価格程度にとらえておいてください。

外用薬は4,000円/月から7,000円/月

ミノキシジル外用薬の価格は濃度5%の「メディカルミノキ5」が定価7,800円/月、まとめ買いしたときの最安値で6240円となっています。

また、濃度1%の外用薬は『リアップ』が約6,000円/月、スプレータイプで約4,000円/月です。

濃度5%のものと比較すれば、内服薬と外用薬にそこまで価格の差がないことがわかります。

ミノキシジルの効果が出てくるまでの期間はどちらも6ヶ月ほど!

リアップのデータによれば、ミノキシジル外用薬は3ヶ月で6割の患者に、6ヶ月で9割の患者に改善をもたらすという結果が出ています。

4週間後にはすでに軽度改善が見られるようになり、8週間後には被験者の1割以上に、12週間後には6割近くに軽度改善が見られました。24週間後、つまり約6ヵ月後からは「軽度改善」「中等度改善」「著明改善」をあわせて、実に9割以上に改善が見られます。

内服薬は日本未認可なので試験のデータはありませんが、私がカウンセリングを受けたクリニックの医師によれば「効果が出てくるかどうかを確認するためには最低でも半年は使い続けて欲しい」とのことでしたので、やはり内服薬も6ヶ月ほどは必要になるようです。

ミノキシジルの効果が出るかどうかの判断は内服薬、外用薬どちらも6ヶ月を基準にしたいですね。

ただし、あくまで効果が確認できたのが6ヶ月なだけであって、半年で最大まで効果が出るわけではないことに注意してください。

使用自体は年単位で続けるべきで、私の場合はクリニックの医師に「ミノキシジルで最大限まで回復するには3年必要」と言われました。

強い発毛効果を求める人にはミノキシジル内服薬の服用がオススメ!

体毛が濃くなるなどのリスクを抱えてでも毛を生やしたいと考えている人には発毛効果の強い内服薬がおすすめです。

逆に副作用のリスク(特にほぼ確実に体毛が濃くなること)が許容できない人は内服薬よりも外用薬の方がいいでしょう。

内服薬と外用薬、どちらにもメリット・デメリットがあります。

薬の効果の強さと副作用の強さはトレードオフの関係にあるので、自分がどちらを重視しているかで薬を選びましょう。

また、ミノキシジル以外にも「AGAに効果がある発毛剤おすすめランキング【2017年最新版】」でその他の医学的に効果の認められた発毛剤を紹介していますので、効果的な治療を行いたい方はこちらも合わせて参考にしてください。

内服薬と外用薬を併用してもいいの?

内服薬と外用薬を併用しても特に問題はありません。

医学的に実験が行われたわけではないので正確なデータはありませんが、併用することで効果が上がる可能性はあると考えられています。

これは併用することで使用量が増えるため、実質的には濃度を増やしたのと変わらなくなるためです。

ただし内服薬と外用薬を併用するとどちらの副作用も出てしまうことがある点には注意が必要です。

フィナステリド(プロペシア)と併用すればミノキシジル外用薬でも十分な治療が可能

どうせ併用するのであればミノキシジルの内服薬と外用薬で併用するのではなく、AGAの進行を止められる『フィナステリド』とミノキシジルとの組み合わせで相乗効果を狙うことをオススメします。

ミノキシジルにはAGAの進行を抑える効果がないため、AGAの進行と発毛が打ち消しあうようにして効果が出づらくなってしまいます。

一方で、フィナステリドとの併用であれば、フィナステリドがAGAの進行を止めてくれますからミノキシジルの発毛効果が十分に発揮されるというわけです。

フィナステリドとミノキシジルの併用については「 AGA治療はプロペシアとミノキシジルの併用が効果的!発毛剤併用の効果や金額、デメリット 」の記事で解説しているので、詳しくはこちらを参考にしてください。