髪の毛の雑学

もずくが髪の毛に良いって本当?もずくの成分「フコイダン」の効果を徹底検証!

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薄毛が医学的に研究されるよりも昔は「ワカメなどの海藻を食べると髪の毛が生えてくる」などという迷信が広く言い伝えられていました。

これは「海中を漂う海藻が髪の毛に似ている」という見た目から来ただけの完全なるデマで、薄毛の仕組みが医学的に解明された今でははっきり嘘だと実証されている説なわけです。

そんな「海藻は薄毛に効かない」が常識となりつつある現代に新たな噂が浸透し始めています。

「もずくは髪の毛に良い」という噂です。

この時代に海藻であるもずくが髪に良いなどという情報が流れるからには、かなりの根拠があると考えて良いのではないでしょうか。

このページでは、そんなもずくの持つ効果を医学的に検証していきたいと思います。

もずくに含まれる「フコイダン」で血液がサラサラになる!?

もずくからはヌルヌルのもととなっている「フコイダン」という成分が抽出できます。

世の中に流れている「もずくが髪の毛に良い説」によると、どうもこのフコイダンに血液がサラサラになる効果があるということなのです。

血液がサラサラになるというのはすなわち、血流の流れが改善されるということですから、髪の毛に栄養を運ぶ頭皮の血行も改善されて髪の毛が成長しやすくなるということになり、もずくは髪に毛に良いという説も事実となりそうですね。

確かにこう言われれば「もずくは髪の毛に良い」というのも信じたくなるでしょう。

しかしながら、これには大きな罠が潜んでいるのです。

フコイダンの効果は臨床試験で結果を出していない

フコイダンの持っている効果はいわゆる「俗説」というもので、実際に人間の身体を使って効果があるかどうかを調べる「臨床試験」によって認められているわけではありません。

やっていたとしても試験管で動物の細胞を培養した程度の実験しか行っていないため、現実に人間の髪の毛に対して良い効果をもたらすかどうかが未だに示されていないのです。

フコイダンの研究は1970年代から盛んに行われているにも関わらず、未だに臨床試験での結果が出ていないということはフコイダンの保つ効果が人間に効果をもたらすとは考えにくいのではないでしょうか。

フコイダンは吸収するにはサイズが大きすぎる

もし仮に、フコイダンが言われているような効果を人間に対してももたらすとしましょう。

それでもフコイダンには大きな問題が残っています。それがフコイダンのサイズです。

フコイダンは「高分子化合物」と呼ばれる分子量の大きい物質であり、人間の身体で吸収するには一度分解しなければいけない物質です。

これは科学的なことなので少々難解なのですが、例えるならばハンバーガーを食べようと思っても一口で胃に収めることはできないので、少しずつ食い千切って口に入れていかなければならないみたいなことです。

つまり、フコイダンという物質を身体に取り込むには一旦バラバラにする必要があるわけなんです。

ですが、そうなると身体に取り込まれたのは「フコイダンだった細切れの物質」ということになり、再び合体してフコイダンになってもらわなければ効果をもたらすことはできません。

しかし、ここでみなさんにちょっと考えてもらいたいのですが、みなさんが何口もかけてハンバーガーを食べた後に、胃の中で再びハンバーガーだったバラバラの物体が合体してハンバーガーのカタチになると思いますか?

思いませんよね? 一旦バラバラになった物質は簡単には元の形には戻らないんですよ。

フコイダンだけはバラバラになっても再び元に戻るなんて例外があるわけもないので、人間はフコイダンをフコイダンのカタチを維持したまま摂取できないわけなんです。