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ザガーロとプロペシアの違いはなに?絶対知っておくべき5つの違い

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このページではザガーロとプロペシアの違いについて解説します。

ザガーロとプロペシアの違い

ザガーロとプロペシアは「男性専用のAGA治療薬」である点と「5α-リダクターゼという物質を阻害する薬」という点ではどちらも同じです。

併用すると効果が重複してしまうので、AGA治療においてはどちらか片方を選んで使うことになります。

しかし、ザガーロとプロペシアはまったく同じ薬というわけではありません。

ザガーロとプロペシアには以下の5つの違いがあります。

しっかりと違いを確認して、自分が使うべきはどちらの薬なのかを判断しましょう。

ザガーロとプロペシアの違いその1:薬の形状が違う

ザガーロとプロペシアは薬の形状が違います。ザガーロはカプセルで、プロペシアは錠剤です

効果に影響するような違いではありませんが、毎日飲む薬ですので飲みやすさを重視するときにはこの点を考慮してもいいかもしれません。

ザガーロとプロペシアの違いその2:薬の価格が違う

多くのクリニックではプロペシアよりザガーロの方が1000円から2000円ほど高い傾向にあります。

クリニックごとに診療費や薬の調剤費が違うため、処方時にかかる金額は変わってきますが、薬に定められた値段(いわば薬の定価)の時点で差が付いてしまっているので、どうしてもザガーロのほうが高くなってしまうのです。

ザガーロとプロペシアの違いその3:効果の範囲が違う

実は、5α-リダクターゼは2種類あります。

頭髪全体に存在している「5α-リダクターゼI型」と、前頭部と頭頂部にしか存在しない「5α-リダクターゼII型」です。

プロペシアは5α-リダクターゼII型しか阻害することができませんが、ザガーロはI型とII型のどちらも阻害することができます

現代の研究では「AGAで抜けるのは頭頂部と前頭部の毛にだけだから、II型がAGAの原因となっている」と考えられていますし、実際にII型だけ阻害するプロペシアでAGAは改善していきます。

しかし最近では「I型も完全に無関係というわけではない」と考えられているため、より高い治療効果を得るにはI型も阻害できるザガーロの方が優れているとされているのです。

ザガーロとプロペシアの違いその4:副作用の発現率が違う

以下のデータが示すように、臨床試験におけるプロペシアの副作用発現率は4.0%です。

48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。

一方で、ザガーロの臨床試験では副作用の発現率は16.7%でした。

国内の試験では 国内長期投与試験において、本剤が投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。

引用元:添付文書:ザガーロカプセル0.1mg/ ザガーロカプセル0.5mg

ザガーロはプロペシアよりも4倍以上の割合で副作用が出ているのです。

これはザガーロが薬として強い効果を持っているがゆえの欠点だと考えられます。

効果が強いと求めている結果は出やすいですが、求めていない効果も出やすいのです。

これは副作用の可能性を下げたい人にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。

ザガーロとプロペシアの違いその5:ザガーロにだけ出てくる副作用がある

ザガーロにはプロペシアにはない副作用があります。

海外だけで確認された「脱毛症(主に体毛)」と「多毛症」の副作用、そして国内で1%未満に確認された「乳房障害(違和感・痛み・女性化)」の副作用です。

頻度不明注1)
脱毛症(主に体毛脱落)、多毛症

注1)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。

引用元:添付文書:ザガーロカプセル0.1mg/ ザガーロカプセル0.5mg

1%未満

乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)

引用元:添付文書:ザガーロカプセル0.1mg/ ザガーロカプセル0.5mg

これらの副作用はプロペシアには見られない副作用です。

多毛症の副作用はミノキシジルのように毛が生えてくるということなのでどちらかと言えばメリットと言えるかもしれません。

しかし、腕や足、胸など髪の毛以外に脱毛が起こることや乳房に痛みや違和感、ひどいときには女性化(膨らむこと)が見られることはデメリットとして数えていいでしょう。

発現率は1%未満と低いので過剰に怯える必要はありませんが、そういった報告があるという点は覚えておいてください。

結局ザガーロとプロペシアはどっちを選ぶべきなの?

結論から言えば、効果重視ならザガーロで安全性や価格重視ならプロペシアです。

ザガーロはプロペシアよりも強い効果を持っていますが、副作用の発現率や価格の高さではプロペシアに劣ってしまいます。

一方でプロペシアは副作用の発現率も低く値段も安いですが、効果の面ではザガーロが上を行っています。

どちらにも良い点と悪い点があるので、あとはあなたがどちらを重視するかという問題です。

強い効果の薬がいいのであればザガーロを、副作用の発現率が低い薬がいいのであればプロペシアを選ぶといいでしょう。

まとめ

ザガーロとプロペシアはAGA治療薬としての種類は同じですが、効果の強さは副作用の出やすさに違いがあります。

どちらも良い点悪い点がありますので自分が効果を重視するのか、それとも安全性を重視するのかを考えて選ぶといいでしょう。