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ザガーロにジェネリック医薬品はあるの?日本の特許問題と海外のジェネリックを解説

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このページではザガーロのジェネリック医薬品について解説します。

ザガーロそのものについて知りたい方は「 AGA治療薬ザガーロの発毛効果と副作用を徹底解説」を参考にしてください。

ザガーロのジェネリック医薬品は日本ではまだ作れない

日本では先発薬の特許が切れるまでジェネリック医薬品を作ることはできないと法律で決まっています。

そしてザガーロの特許はまだ切れていません。

ですから、日本ではまだザガーロのジェネリック医薬品を開発・販売することはできず、認可されたザガーロのジェネリック医薬品は存在しないのです。

ザガーロジェネリックの承認はいつ頃になる?

特許が切れるまでの期間は基本的に特許出願日から20年で、さらに薬品の場合は申請すれば最大5年間延長できます。つまり、特許が切れるまでには長くて25年かかるということです。

特許庁のホームページによれば、ザガーロの有効成分である『デュタステリド』のアメリカでの特許出願日は2004年7月です。
(※ザガーロそのものの特許出願日は見つかりませんでした)

日本でも同時期に出願されたと計算すると、日本でザガーロのジェネリック医薬品が開発可能になるのは早くて2024年、遅くて2029年ということになります。

さらに、ジェネリック医薬品として国に承認されるまでに約1年かかりますので、合計すると早くて2025年、遅くて2029年がザガーロジェネリックの承認日になると思われます。

承認済みのデュタステリド薬として「アボルブ」がある

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ザガーロのジェネリック医薬品はまだ未認可ですが、ザガーロと同じデュタステリドを有効成分とした薬に『アボルブ』があります。

アボルブは前立腺肥大症という病気の治療薬としてザガーロに先駆けて日本で承認された薬で、デュタステリドが0.5mg配合された薬だという点はザガーロと完全に同じです。

唯一違うのはザガーロが「AGA治療薬」として承認されたのに対して、アボルブが「前立腺肥大症治療薬」として承認されたという点だけ。

つまり、名前と属性が違うだけで、ザガーロとアボルブはまったく同じ薬なのです。

そしてアボルブはザガーロよりも7年近く先に発売されたためか、多くのクリニックでザガーロよりも値段が安いという特徴を持っています。

実質的にはザガーロのジェネリック医薬品のようなものですので、価格を安く抑えたい場合はアボルブを選択するのもいいでしょう。

ただし、あくまで前立腺肥大症の薬なので、普通の病院に行っても前立腺肥大症でない限りはアボルブを処方してもらうことはできません。

アボルブを処方してもらいたい場合は薄毛治療専門のクリニックに行かなければなりませんので、その点は注意してください。

ザガーロのジェネリック医薬品は日本未認可の海外製品だけ

上で説明したように、法律の関係で日本ではまだザガーロのジェネリックは作られていません。

しかし、海外では製薬会社が契約を結んでいたり、あるいは法律を無視して勝手に作っていたりでザガーロのジェネリックが開発・販売されています。

有名どころでは『デュタス』や『デュプロスト』、『アボダート』などが海外製のザガーロジェネリックにあたります。

ただ、海外で開発されたジェネリック医薬品は日本では認可されていません。

ですので日本では販売されておらず、海外から直接購入する必要があります。これを一般的に「個人輸入」と呼んでいます。

海外のジェネリックは完全自己責任の個人輸入でないと買えない

詳しくは以下の記事で解説していますが、海外のジェネリック医薬品を海外から通販するのが「個人輸入」です。

AGA治療薬のミノタブやプロペシアジェネリックを海外から通販!個人輸入代行を徹底解説!

個人輸入は「病院を通さず価格を安く抑える代わりに何が起こっても自己責任で医者にも相談できない」というハイリスクハイリターンな方法です。

自分が飲むべき薬とその濃度、起こりうる副作用や弊害をしっかりと理解しきっているのであればいいですが、薄毛治療に関する知識が十分でないのであれば選ぶべきではない方法だと私は考えています。

海外からの個人輸入は「治療のプロ」にならないとオススメできない!

厳しい言い方をすれば、この記事や他のサイトでザガーロについて調べている時点であなたの知識は個人輸入をするにはまだ不十分な可能性があります。。

調べ物をしなくてもいいくらいAGAと発毛剤について詳しくなって、ようやく使っても問題ないだろうと思えるのが個人輸入なのです。

個人輸入は決して安く薬が手に入るお得な方法というだけではありません。

少なくとも初回の治療からいきなり個人輸入に頼るのはやめておきましょう。

治療を始める前にはまず「あなたが本当にAGAなのか」、「治療するにはどの薬がどれくらいの濃度で必要なのか」といったことを知る必要があります。

これは医師に診断してもらわなければわかりません。素人判断になってしまいます。

ですから、安全かつ効果的に治療するためにもまずは簡単にでもクリニックを受診すべきなのです。

まとめ

ザガーロは比較的新しい薬なのでまだ特許で守られており、日本でジェネリック医薬品を作ることはできません。

少なくとも2020年以降にならなければ日本でザガーロジェネリックが承認されることはないと考えられます。

海外ではすでにザガーロのジェネリックが違法合法問わず製造・販売されていますが、それらの薬は日本では未認可なので何が起ころうと完全に自己責任という問題を抱えています。

自分が使うべき薬や濃度がはっきりとわかるまではAGA治療専門のクリニックで治療を受けるべきです。

日本でザガーロを安く手に入れたい場合は、アボルブというデュタステリド薬を選ぶことで幾分か安くなりますので、医師に「ザガーロではなくアボルブが欲しい」と伝えるといいでしょう。